iza
別名:イザ!
izaとは、株式会社産経デジタルが運営している、ユーザー参加型であることを特色とするニュースサイトの名称である。2006年6月にサービスを開始した。
izaでは、産経新聞グループが提供している「産経新聞」や「サンケイスポーツ」など複数の情報源から提供されたニュース記事をオンラインで配信している。ニュースの配信に加えて、各記事についてユーザーがコメントしたブログのトラックバックが、記事のすぐ下に反映されるといった、ソーシャルメディアとしての性格が多分に付加されている。
izaの一部として公開されている、新聞記者によるブログでは、コメント機能を通じて記者当人と意見を交わすことができる。また、ユーザーが編集して作成するオンライン辞書「イザ語辞典」ではリアルタイムに辞書の内容に世相を反映させることができる。izaは、新聞社がニュース記事に関するWeb独自のあり方を模索する「新聞2.0」サイトとして注目されている。
参照リンク
iza:イザ!
IZA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 02:38 UTC 版)
IZA(アイゼットエー)とは国立環境研究所・東京電力・東京R&D等が共同で開発した電気自動車のこと。
IZAは1991年に発表され、同年の東京モーターショーに出展された。また、開発の中心人物である国立環境研究所(当時)の清水浩(元SIM-Drive代表取締役)が開発していた電気自動車(A-Car、B-Car、NAV〔C-Car〕)の名称から、「D-Car」と呼ばれることもある。
概要
IZA | |
---|---|
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 2ドアクーペ |
駆動方式 | インホイール4WD |
パワートレイン | |
モーター | DCブラシレスモーター×4個 |
最高出力 | 104 kW (26 kW×4) |
最大トルク | 170 kgm (42.5 kgm×4) |
車両寸法 | |
全長 | 4850 mm |
全幅 | 1770 mm |
全高 | 1260 mm |
車両重量 | 1573 kg |
その他 | |
最高速度 | 176 km/h |
バッテリー | ニッケル・カドミウム蓄電池 |
従来の電気自動車よりも実用性にすぐれ、ガソリン車と比べて劣らない性能を備えた電気自動車として開発された。スタイリングは4人乗りの2ドアクーペで、設計段階においては実用性を考慮して、1.8 - 2.0 Lクラスの小型車程度のサイズで4人乗りという想定だった。
軽量化を目的としてボディにはCFRP、フレームにはアルミを採用する[1]。空力性能を重視した設計となっており、Cd値は0.198である[1]。空力性能を高めるために後輪の一部はスパッツに覆われている。
動力として出力26 kW、最大トルク42.5 kgmのDCブラシレスモーターを4個搭載する[1]。モーターの永久磁石にはサマリウムコバルト磁石が用いられる[1]。動力の伝達ロスが少ないインホイールモーターを採用しており、車両全体の最高出力は104 kW(139馬力)[1]、最大トルクは170 kgm[1]である。インバーターのスイッチング素子にはIGBTを使用し、バッテリーにはニッケル・カドミウム蓄電池を使用する[1]。
性能は一回充電走行距離が約270 km(100 km/h定速走行時)[1]、最高速度176 km/h[2]、0 - 400 m加速が18秒[2]と、一回充電走行距離と最高速度で当時の世界記録を更新し[2]、従来の電気自動車を遥かにしのぎガソリン車に引けを取らない性能を発揮した。
一方でカーステレオ、エアコン、パワーステアリング、パワーウインドウなどの機能も搭載し、大人4人がゆったり座れるスペースを確保するなど、実用性でも市販車に劣らない仕上がりになっている[1]。
IZAは結局1台しか作られなかったが、最終的にナンバーを取得することに成功した。IZAの開発を通じて得られた技術は、後に清水が中心となって開発された「ルシオール」や「KAZ」「エリーカ」などに活かされている。
IZAは川崎市にある電気の史料館に展示されていた。2019年7月現在も、IZAは東京電力経営技術開発研究所の玄関ホールに展示されている。
脚注
参考文献
- 清水, 浩「電気自動車の現状と将来」『繊維学会誌』第48巻第1号、1992年、doi:10.2115/fiber.48.P9。
関連項目
産経デジタル
![]() | |
本社が入居する東京サンケイビル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒100-8077 東京都千代田区大手町一丁目7番2号 (東京サンケイビル) 北緯35度41分13.1秒 東経139度45分55.9秒 / 北緯35.686972度 東経139.765528度座標: 北緯35度41分13.1秒 東経139度45分55.9秒 / 北緯35.686972度 東経139.765528度 |
設立 | 2005年(平成17年)11月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001096197 |
事業内容 | ニュースサイトの運営 |
代表者 | 土井達士(代表取締役社長) |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 100人(2024年12月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
関係する人物 |
近藤哲司(取締役、産経新聞社代表取締役社長) 鳥居洋介(元代表取締役社長) |
外部リンク | https://www.sankei-digital.co.jp/ |
株式会社産経デジタル(さんけいデジタル、英: Sankei Digital Inc.)は、日本のインターネットメディア企業。コンピュータエンターテインメント協会正会員。
産経新聞社東京本社デジタルメディア局を前身とし[1]、産経新聞グループに属する[2]。産経新聞社、日本工業新聞社、チームラボビジネスディベロップメントが出資し[3]、2005年に準備会社として設立[1]。
産経ニュース、zakⅡ(=旧夕刊フジ・zakzak)、サンスポ(旧SANSPO.COM)(=サンケイスポーツ)、SankeiBiz、iza(イザ!)、Cyclist(2012年開始・2021年終了[4])、IGN JapanなどWebサイトの他、産経新聞・サンスポの有料電子版を運営する[5][6]。
所在地は東京都千代田区大手町一丁目7番2号(東京サンケイビル)[7]。
人物
- 阿部雅美(初代社長)
- 近藤哲司(社長:2009年-2015年6月、会長:2015年6月-在職中 ) - 現・産経新聞社代表取締役社長
- 鳥居洋介(社長、2015年6月[8]-2018年6月[9]) - 現・産経新聞社監査役
- 植野伸治(社長、2018年6月[9]-2019年6月[10])
- 宇田川尊志(社長、2019年6月 -[10][11]2022年6月)
- 土井達士(社長、2022年6月 - 現職[12])
事業
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
産経電子版
産経新聞、サンケイスポーツの有料電子版を国内のみならず全世界向けに販売する。紙版とのセット売りが行われている地域もある。
iza
URL | www.iza.ne.jp |
---|---|
言語 | 日本語 |
タイプ |
ニュースサイト [2006-] ブログサービス [2006-2014] |
運営者 | 産経デジタル |
スローガン | 新聞2.0 |
開始 | 2006年6月2日 |
iza(イザ!)はニュース記事とブログ記事を連動させる「新聞2.0」を目指したウェブサイトとして、2006年6月2日にベータ版を開始した[13]。
2014年3月末にブログサービスを終了した[14]。
産経ニュース
産経ニュースは日本マイクロソフトと産経新聞グループが共同で運営した「MSN産経ニュース」を前身とする。 2014年10月1日、マイクロソフト社が「MSN産経ニュース」を終了し、複数紙の記事を配信するようになった[15]。これに伴い、独立サイトとして「産経ニュース」が 同日にオープンした[16][17]。なお、MSN産経ニュースの前身には、産経新聞が直接運営したウェブサイト「Sankei Web」がある。
Sankei Web時代(2007年まで)のドメイン名はsankei.co.jp[18]、MSN産経ニュース(2007年から)はsankei.jp.msn.com[19]、産経ニュース(2014年から)はsankei.com[20]。
産経netshop
産経新聞紙版を宅配購読している世帯を主な対象とする総合通販。紙面広告とダイレクトメール、Webサイトにより営業する。フジサンケイグループ内では、DINOS CORPORATION(旧:ディノス・セシール)のディノスと競合する。
zakⅡ
1996年8月に夕刊フジ公式サイトZAKZAKとして開設され[21]、2025年3月3日にzakⅡ(ザクツー)としてリニューアルオープンしたエンタメニュースサイト[22]。
IGN Japan
北米発、世界最大級のゲーム・ エンタメ情報サイトIGN(アイジーエヌ)の日本語版ウェブサイト。
2016年4月8日にプレオープン[23]し、同年9月1日に正式オープン。
編集部独自の視点で記事や動画、音声配信など、様々な方法でユーザーへ最新情報を届け、海外情報のみならず、日本オリジナルのコンテンツも制作・発信。公式YouTubeでは定期的にレギュラーコンテンツも配信[24]している。
また、IGN Japanの編集部は、個々にイベントや番組、セミナーに出演[25]したり、著書や雑誌の監修[26]、寄稿[27]も手掛けたりしており、さまざまなシーンで活躍している。
HYPER REAL(ハイパーリアル)
「日本・アジア産の個性的なインディー作品を中心に、ゲームを通して現実を盛り上げる作品を世界へ」をテーマに、2023年7月に設立したゲームレーベル[28]。ゲームを音楽、映画のようなアートやカルチャーとして再解釈する新たなブランドを目指すとし、同年7月14日~16日に開催されたインディゲームフェスBitSummitにブース出展[29]。
取り扱いタイトルは、2023年9月時点で『34EVERLAST』、『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』 、『Dome-King Cabbage』、『SAEKO: Giantess Dating Sim』の4タイトル。同年9月開催の東京ゲームショウ2023にブース出展[30]。
出典
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2019年11月8日). “沿革 産経デジタルの歩み | 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “産経新聞グループ”. 産経新聞社. 2022年7月14日閲覧。
- ^ 「マイクロソフトと産経新聞など、10月に「MSN産経ニュース」を共同開設」2007/09/25 12:45 日経速報ニュースアーカイブ
- ^ “Cyclist”. Cyclist. 産経デジタル (2021年). 2021年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月20日閲覧。
- ^ 「産経ジャーナリズム」と「エンタメ」の2本柱で本格化する産経新聞社のデジタルトランスフォーメーション | Media Innovation
- ^ “運営メディア”. 産経デジタル. 2022年8月30日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年11月8日). “地図・アクセス | 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “鳥居 洋介”. NewsPicks. 2022年7月14日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2018年6月25日). “役員人事決定のお知らせ 代表取締役社長に植野伸治が就任 | 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2019年5月29日). “【人事】産経デジタル役員”. 産経ニュース. 2022年7月14日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年6月21日). “役員人事決定のお知らせ 代表取締役社長に宇田川尊志が就任 | 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “【役員人事決定のお知らせ】代表取締役社長に土井達士が就任 - 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp (2022年6月24日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ 産経グループが「iza!」で目指すもの 日経BP 2006年7月5日
- ^ 会員様向けブログサービス終了のお知らせ 産経デジタル
- ^ “「MSN」リニューアル、マルチデバイス対応強化、ニュースは複数社からの提供に -INTERNET Watch”. 株式会社インプレス (2014年9月8日). 2023年1月30日閲覧。
- ^ “MSNが「20年で最大」のリニューアル 全世界でデザイン統一、マルチデバイス対応 パーソナライズ機能も強化”. ITmedia NEWS (2014年9月8日). 2023年1月29日閲覧。
- ^ 「MSN産経」終了へ、日本MS、ポータル一本化」2014/09/09 日経産業新聞
- ^ “ブロードバンド(BB)による訪問比率が高いサイトは「フジテレビ」「産経」「トヨタ」 | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社”. www.netratings.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “産経新聞の新ニュースサイト「MSN産経ニュース」、紙面とWebの体制を統合”. internet.watch.impress.co.jp. 2022年7月14日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2014年9月8日). “「MSN産経ニュース」終了へ、10月1日より「産経ニュース」として全面刷新 オピニオンサイトも開始、マイクロソフトはMSNをリニューアル”. INTERNET Watch. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “【編集局から】夕刊フジは来年創刊50年 これからも世の中の「喜怒哀楽」を報じ続けます”. zakzak (2018年12月3日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ “産経デジタルの新エンタメサイト「zakⅡ」、3月3日スタート!ユーザーの〝知りたい〟にバッチリ応えます。”. PR TIMES (2025年3月3日). 2025年3月4日閲覧。
- ^ Posted 2016年4月8日15:05, 小笠原光 Updated 2016年11月21日18:45 (2016年4月8日). “IGN JAPANプレオープン!”. IGN Japan. 2023年10月13日閲覧。
- ^ “IGN Japan - YouTube”. www.youtube.com. 2023年10月13日閲覧。
- ^ “IGN JAPAN編集部、テレビ東京のゲーム番組「ゲーム真面目さん」に出演 - 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp (2023年8月14日). 2023年10月13日閲覧。
- ^ “IGN JAPAN、Gakken社書籍「ゲーミング英語フレーズ 」の制作に協力 - 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp (2023年4月7日). 2023年10月13日閲覧。
- ^ “IGN JAPAN編集部、雑誌「anan」のゲーム特集に協力 - 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp (2023年5月10日). 2023年10月13日閲覧。
- ^ “新たなゲームレーベル「HYPER REAL」をローンチ、BitSummit 2023でラインナップを一挙公開 - 産経デジタル”. www.sankei-digital.co.jp (2023年7月4日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ HYPER REAL | BitSummit
- ^ HYPER REALが東京ゲームショウ2023に出展
外部リンク
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