2代目 HE22S型とは? わかりやすく解説

2代目 HE22S型(2008年 - 2015年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 16:41 UTC 版)

スズキ・アルトラパン」の記事における「2代目 HE22S型(2008年 - 2015年)」の解説

エンジン初代同様にK6A型が採用されVVT自然吸気仕様インタークーラー付きターボ仕様2014年10月仕様変更に伴い廃止)の2種類エンジン用意された。また、初代ではトランスミッションごとに異なっていたシフトレバーの配置インパネシフト変更の上統一されトランスミッション自体新たにスリップ制御ロックアップ機構備えた4速ATに加え新たにCVTジヤトコ製)が設定されグレードにより選択可能とした。2010年5月仕様変更CVTのみの設定となり、同年8月改良日産自動車ジヤトコ共同開発した副変速機構付CVTとなったが、2012年12月に「G」のみながら4AT車の設定復活当初2WD仕様のみだったが、2013年6月一部改良4WD仕様復活)した。 2008年11月26日 フルモデルチェンジパレット4代目ワゴンRプラットフォーム採用ホイールベース拡大されたことで、居住性開放感高めたデザイン初代キープコンセプトだが、初代よりレトロっぽさを弱めたモダン指向デザインとなったまた、フロントグリルリアドアヘッドライト、リアランプハウス、オプションカーペットなど車内各所にうさぎをモチーフとしたキャラクター描いているほか、うさぎキャラクターアニメーションメッセージ表示するメーター内のマルチインフォメーションディスプレイ、インナードアハンドル部分写真画像を飾れるフォトフレーム設け、さらにオプションラパンロゴ入りキーケースや洗車セットタンブラーポロシャツ、傘、紫外線除け手袋なども販売するなど、従来クルマにはないエンターテイメント性を付加した商品訴求行なっている。なお、チーフデザイナーは、同社結城康和2008-2009グッドデザイン賞受賞している。 また、エンジン改良CVTの新搭載により、自然吸気エンジン搭載する「G」と「X」は「平成17年排出ガス基準75%低減レベル☆☆☆☆)」認定取得すると共にCVT車(2WD車・4WD車共)は「平成22年度燃費基準+25%」を、2WD・4AT車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成しており、4WD・4AT車を除き平成27年度燃費基準」も達成したまた、ターボエンジン搭載する「T」についても、「平成17年排出ガス基準50%低減レベル☆☆☆)」認定と「平成22年度燃費基準+20%4WD車は+15%)」を達成している。 グレード体系は「G」・「X」・「T」・「T Lパッケージ」の4グレードとなり、スポーツモデルの「SS」が廃止された。ボディカラーも「アロマティックアクアメタリック」と「チェリーピンクパールメタリック」の新色加えた10色、インテリアカラーはボディカラーグレードにより3種類が用意されている。また「X」には初代モデルにもラインナップされていた「ホワイト2トーンルーフ仕様」が設定された。さらに、キーレスプッシュスタートシステムとイモビライザーを全グレード標準装備。なお、この2代目モデルマツダへのOEM供給はされず、「スピアーノ」は初代モデル廃止となった2009年1月9日 東京オートサロンにて「ラパン・コンバーチブル・コンセプト」を発表カラーリングなどから、オートサロンのために作られ打ち上げ花火企画にも見えるが、2代目特徴であるロングキャビンと立ったAピラー生かし、軽サイズの中で4人乗れオープンカーという難しパッケージ成立と、幌を開けたときの前方上方開放感両立させた、リアリティ考慮したデザインとなっている(近年オープンカーでは、Aピラー寝ているため、幌を開けて運転席からは空が見えず開放感欠けるものが多いが、このラパン場合フロントガラス立っていて遠くにあるため、開放感往年のそれらよりも高いと予測される)。ただし、市販予定は無い参考出品車としている。 2009年10月 仕様変更ボディカラー整理し、「シルキーシルバーメタリック」、「クラッシーレッドパール」、「ノクターンブルーパール」の3色を廃止。「G」の2WD・4AT車は従来メーカーオプションとなっていたEBD4輪ABS及びブレーキアシスト標準装備化。「ノクターンブルーパール」に関して後述する、3代目特別仕様車「Fリミテッド限定7年ぶりに復活している。 2010年1月21日 スズキ四輪車国内累計販売台数2,000台の達成記念した特別仕様車「Xリミテッド」を発売。「X」をベースに、ディスチャージヘッドランプロービーム、オートレベリング機構付)、オートライトシステム、マルチリフレクターフロントフォグランプ、フルオートエアコン(抗アレルゲン+カテキン・エアフィルター付)、本革ステアリングホイール装備ブラック内装ボディカラー専用色の「パールメタリックカシミールブルー」を含む5色設定2010年5月1日 仕様変更。「G」と「X」に設定されていた4AT車が廃止となり、全車CVT仕様となる。 2010年8月20日 一部改良2型)。 パレット7代目アルト採用されている副変速機構付CVT搭載したことで、燃費発進加速を向上。新たにエコドライブインジゲーターを追加し、リアコンビネーションランプをLED化。ターボエンジン車の「T」は排出ガスクリーン化により「平成17年排出ガス基準75%低減レベル☆☆☆☆)」認定取得した内装色は「G」・「X」と共通化され、ボディカラーによりアイボリー又はブラウン設定されるようになった2010年11月25日 「G」をベースに、白色のアンダースポイラーと「Lapinロゴ入りホイールキャップ、インパネガーニッシュ、銀色フロントグリルとセンターガーニッシュを採用するとともに照明付バニティミラー(運転席助手席)、運転席シートヒーター2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)、リアスピーカーツイーター等を装備した特別仕様車リミテッド」を発売2011年11月21日 発売10周年記念した特別仕様車10thアニバーサリーリミテッド」を発売。「X」をベースに、ラパンマークをあしらったフロントメッキグリル、専用エンブレムバックドア貼付)、メッキドアハンドル、プレミアムUVカットガラスフロントドア)、記念ロゴ入り専用盤面発光メーター輝度調整式)、本革ステアリングホイール(ブラウンオーナメント付)、フルオートエアコン、運転席シートヒーター2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)を装備しシックエレガントなデザイン女性配慮した機能取り入れた記念モデルである。車両同梱品として誕生10周年記念ロゴ入り専用フロアマット専用携帯リモコンカバーを用意するとともにボディカラーは特別設定色の「メロウブロンズパールメタリック」・「カシスピンクパールメタリック(3代目MRワゴン採用色)」を含む8色を設定した2012年5月17日 一部改良3型)。「G」・「X」・「10thアニバーサリーリミテッド」の2WD車において、エンジン制御見直しにより燃料カット時間長くしたほか、CVTオイルを低粘度化してCVT内の摩擦抵抗フリクション)を低減したことで燃費を向上。これにより、「平成27年度燃費基準+10%」を達成したまた、2012年7月からのシートおよびシートベルトに関する保安基準の改正対応してフロントシートヘッドレスト大型化するなどの対応が行われた。併せて全車においては後席にISOFIX対応のチャイルドシート固定アンカー採用した2012年10月10日 「G」と「X」の2WD車を一部改良新たに停車時アイドリングストップシステムを搭載し転がり抵抗低減したタイヤ採用したことで燃費向上し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成。さらに、坂道車両後退抑制するヒルホールドコントロールも装備した同時に、「X」をベースに、プレミアムUVカットガラスフロントドア)、ラパンマークをあしらったフロントグリル、メッキドアハンドル、Bピラーブラックアウト(ブルーイッシュブラックパール3を除く)、運転席シートヒーター2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)、フルオートエアコン、本革ステアリングホイール(ブラウンオーナメント付)を装備するとともに、インサイドドアハンドルガーニッシュやオーディオガーニッシュの一部にピアノブラック調加飾を、インサイドドアハンドルとエアコンルーバーリングにメッキ加飾それぞれ採用し、ファブリックシート表皮とドアトリムクロスに黒を採用したことでエレガントな印象とした特別仕様車「Xセレクション」を発売ボディカラーは特別設定色の「ミステリアスバイオレッドパール(オプションカラー)」と「アーバンブラウンパールメタリック」を含む7色を設定した2012年12月19日 「G」に、2010年5月廃止されていた2WD・4AT車が復活。同グレード2WDCVT車からヒルホールドコントロールとアイドリングストップシステムを非装備とし、タイヤ仕様を「T」や4WD車と同一仕様としており、初期型1型同様に平成27年度燃費基準達成している。 2013年5月1日 仕様変更ボディカラー整理により、「チェリーピンクパールメタリック(「X」に設定ホワイト2トーンルーフ仕様を含む)」を廃止2013年6月19日 一部改良4型)。 従来NAエンジン2WDCVT車のみに搭載されていた停車時アイドリングストップシステムを、同エンジン4WDCVT車にも搭載し燃費を向上。これにより、NAエンジン4WDCVT車も「平成27年度燃費基準+20%」を達成した併せて、「G」には一旦廃止となっていた4WD・4AT車を再設定したほか、「X」は「XL」に、「T」は「T Lパッケージ」を統合してTL」にそれぞれ改名した装備面ではメーター内に搭載されているマルチインフォメーションディスプレイにエコスコア機能エコドライブ度を採点する機能)とアイドリングストップ作動状況機能追加。「XL」と「TL」にはフロントドアガラスに紫外線99%カットし、さらに、赤外線カットするプレミアムUV&IRカットガラスを軽自動車で初採用すると共にIRカット機能フロントガラス採用特別仕様車10thアニバーサリーリミテッド」や「Xセレクション」で採用したラパンマークをあしらったフロントメッキグリルや運転席シートヒーター標準装備したほか、スペーシア採用したタッチパネルディスプレイバックモニターワンセグ/FM/AMチューナー搭載しBluetooth対応したスマートフォン連携ナビゲーション新たにメーカーオプション設定した設定した場合ハンズフリーマイク外部端子追加装備される)。「G」はCVT車にリヤワイパー&ウォッシャー2WD車のみ、4WD車は標準装備)、フルオートエアコン(抗アレルゲン+カテキン・エアフィルター、外気温計付)、電動格納式リモコンドアミラー、シルバーセンターガーニッシュ、運転席助手席バニティーミラー(チケットホルダー付)をひとまとめにしたセットオプションを新たに設定した一部改良同時に派生モデルである「アルト ラパン ショコラALTO Lapin Chocolat、以下、ラパンショコラ)」を追加型式自体ラパンと同じ)。専用デザイン与えられており、フロントデザインはヘッドランプ形状丸目型に変更してディスチャージヘッドランプ内蔵フロントグリルリア装着されている「Lapin」ロゴエンブレムを装着するなどデザイン変更してグリル下部シルバー塗装追加した。リアデザインはコンビランプを丸目ヘッドランプイメージ統一しクリアレンズ化。バンパーはフロント・リア共にメッキ加飾追加全車標準装備14インチアルミホイールは白塗装にシルバーのハーフホイールキャップを追加したインテリアブラウンベースアイボリーや赤を加えた3色でコーディネートされスイーツ連想させる色調とし、縫製シートアイボリー基調ブラウンキルティング合わせアクセントとして赤のパイピング配したレザー調採用した。その他、ラパン同様にエコスコア機能付のマルチインフォメーションディスプレイ採用しスマートフォン連携ナビゲーションメーカーオプション設定。さらに、「X」にはプレミアムUV&IRカットガラス(フロントドアガラス)とIRカット機能フロントガラス装備したグレード体系は「G」と「X」の2グレードNAエンジン車のみの設定ラパンNAエンジン同様に全車停車アイドリングストップ搭載するため、「平成27年度燃費基準+20%」を達成するボディカラー2013年5月廃止された「チェリーピンクパールメタリック」の代替として、ラパン・ラパンショコラ共通で設定できる新色「シャンパンピンクパールメタリック」を追加したほか、系色は「マルーンブラウンパールメタリック」を「10thアニバーサリーリミテッド」や「Xセレクション」に設定されていた「アーバンブラウンパールメタリック」に差し替えそのほかラパンは「XL」・「TL」に2012年10月発売の「Xセレクション専用色だった「ミステリアスバイオレッドパール(オプションカラー)」を追加、ラパンショコラには2011年11月発売の「10thアニバーサリーリミテッド」専用色だった「カシスピンクパールメタリック」を設定した2013年10月1日 ラパンショコラが2013年度グッドデザイン賞受賞したスズキ四輪車ではスペーシアシリーズとの同時受賞)。 2013年12月17日 ラパンショコラのシャンパンピンクパールメタリック(ボディカラー)とマルーン×アイボリー+レッド(インテリアカラー)の組み合わせ日本流行色協会主催するオートカラーアウォード2014」において、自動車メーカーデザイナー自社以外のカラー表現が最も優れているカラーデザインを互選する賞である「オートカラーデザイナーズセレクション」の「インテリア部門賞」と「企画部門賞」を同時受賞したことを発表した2014年10月1日 仕様変更ラパンターボ車の「TL」を廃止しNA車のみのラインナップとなる。また、ボディカラー入れ替え行われ、「エアブルーメタリック」を「フィズブルーパールメタリック(ワゴンRスペーシア設定色)」に、「アロマティックアクアメタリック」を「フォレストアクアメタリック(スペーシア設定色)」にそれぞれ差し替え、「ミルクティーベージュメタリック」と「ミステリアスバイオレットパール(「XL専用色、オプションカラー)」を廃止する替わりに、スペーシア設定色の「キャンドルオレンジメタリック」を新色として追加また、「ブルーイッシュブラックパール3」をラパン専用色に移行し、ラパンショコラには専用色として「フェニックスレッドパール」を追加した(なお、「XL」とラパンショコラ「X」に設定ホワイト2トーンルーフは、「シャンパンピンクパールメタリック」以外で入れ替え行い、「フィズブルーパールメタリック」・「アロマティックメタリック」・「キャンドルオレンジメタリック」を追加した)。 2014年11月5日 ラパンショコラ「X」にブラウン内装追加。 "キャラメルブラウン"をテーマに、レザー調シートブラウン基調ベージュキルティング合わせアクセントとしてキャラメル色のパイピング配しレザー調のドアトリムクロスにベージュ採用。インパネガーニッシュはアイボリー基調キャラメル色で縁取り、「Lapinロゴ入りのステアリングセンターエンブレムもキャラメル色とした。なお、ブラウン内装は、ボディカラーで「フェニックスレッドパール」・「シャンパンピンクパールメタリック(ホワイト2トーンルーフを含む)」・「アーバンブラウンパールメタリック」・「カシスピンクパールメタリック」を選択した時に設定できるまた、ブラウン内装設定した場合ボディカラー識別番号が"X**"に変更となる(例:フェニックスレッドパールの場合ZLB→XLB)。 2015年4月1日 仕様変更新たに設けられた「平成32年燃費基準」をラパン「G」のCVT車と「XL」、及びラパンショコラ全車達成した2015年5月 生産終了在庫応分のみの販売となる。 2015年6月2日 3代目入れ替わる形で販売終了。 X リア ショコラG リア 車内

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