運用・車種とは? わかりやすく解説

運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 18:12 UTC 版)

LVS-97」の記事における「運用・車種」の解説

LVS-971997年から2004年にかけて50両が製造されサンクトペテルブルクサンクトペテルブルク市電)を始めとするロシア連邦の各都市導入された。製造過程座席や窓の配置始めとした設計変更が行われ、特に2000年以降製造された車両前面デザイン変わりグラスファイバー用いられるようになった他、2001年からは乗降扉の形状先頭車体の扉配置変更された。これらの車両電気機器車体形状の違いにより、以下の形式分類される。 LVS-97K(ЛВС-97К、71-147) - LVS-97における基本形式1997年から2002年まで41両が製造された。主電動機には直流電動機制御装置には抵抗制御方式導入された。 LVS-97M(ЛВС-97М、71-147)、 - 1998年に2両が製造され試作形式で、電機子チョッパ制御方式IGBT素子)が用いられた。うちヴィテプスクヴィテプスク市電)に導入された1両は試験終了後消費電力抑えたVVVFインバータ制御の「LVS-97A」に改造され一方サンクトペテルブルク市電導入された1両についてはペテルブルク電気車博物館(Ретро-трамвай — петербургская классика)に保存されている。 LVS-97A(ЛВС-97А、71-147А) - 主電動機誘導電動機用いVVVFインバータ制御装置搭載した形式。LVS-97Mから改造された1両に加え1998年から2003年の間に6両が新造された。 LVS-97A-01(ЛВС-97А-01、71-151А) - 2004年に1両が試作された形式電気機器はLVS-97Aと同様だが、後方車体大部分低床構造となっている。 LVS-97導入され都市以下の通りである。 形式国都市導入車両数LVS-97 ロシア連邦 サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク市電) 37コロムナ(コロムナ市電) 11クラスノヤルスク(クラスノヤルスク市電) 2両 LVS-97M ロシア連邦 サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク市電) 1両 ベラルーシ ヴィーツェプスク(ヴィーツェプスク市電) 1両 LVS-97A ロシア連邦 サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク市電) 6両 LVS-97A-01 ロシア連邦 サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク市電) 1両

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運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 07:52 UTC 版)

LVS-86」の記事における「運用・車種」の解説

1987年から製造始まった最初車両には、LM-68LM-68M同様に制御装置抵抗制御方式(RKSU、РКСУ)が用いられており、LVS-86K(ЛВС-86К)とも呼ばれていた。だが、抵抗制御方式用いた制御装置多湿なレニングラードサンクトペテルブルク)の環境下では故障を防ぐため頻繁なメンテナンスが必要となり、低速運転時を筆頭エネルギー損失量も多い事が課題となっていた。そのため、1990年以降製造された車両一部制御装置電機子チョッパ制御方式サイリスタ位相制御、TiSU、ТиСУ)に対応した機器変更され電力回収可能な回生ブレーキ搭載した事で従来車両比べて消費電力25 - 28 %削減された。これらの車両機器違いによってLVS-86T(ЛВС-86Т)およびLVS-86M(ЛВС-86М)という形式名が付けられた。 また、同時期に技術の発展によって回転数変更スムーズに行われメンテナンス消費電力削減の面で更に有利な三相誘導電動機鉄道車両でも多く採用されるようになった。これを受け、三相誘導電動機IGBT素子用いたトランジスタ制御方式制御装置組み合わせたVVVFインバータ制御ロシア連邦初め採用した路面電車であるLVS-86A(ЛВС-86А)が1996年に1両試作された。試験においては電機子チョッパ制御LVS-86との比較が行われ、前述した利点実証された。 これらの形式含めLVS-861986年から1997年まで計485両が製造され、ほとんどの車両レニングラード市電(現:サンクトペテルブルク市電)に導入されたが、LVS-86Tのうち6両はアルハンゲリスク市電導入された。 サンクトペテルブルク市電では連結運転も実施されている(2008年撮影塗装異なLVS-86サンクトペテルブルク市電2008年撮影広告塗装サンクトペテルブルク市電2008年撮影放置されているLVS-86A(2007年撮影

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運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 07:47 UTC 版)

LM-68M」の記事における「運用・車種」の解説

1973年から1974年試作車製造された後、翌1975年量産に関する認可を受け、レニングラード市電(現:サンクトペテルブルク市電)を始めとしたソ連各地路面電車向けて大量生産開始された。量産中にも一部設計変更が行われ、1980年には窓配置見直しによる後部乗降扉幅の拡大、主要機器配置改良実施され1986年以降製造された車両メンテナンス簡素化理由に主要機器一部車内後部配置された。その後更なる需要増加対応するため同様の機器用いた連接車LVS-86(ЛВС-86、71-86)に量産体制移行した事でLM-68製造1988年をもって終了し、総生産数は2,108両にも達した登場当初塗装レニングラード市電1982年撮影上半白色下半赤色塗装変更されレニングラード市電LM-68M(右、1982年撮影広告塗装サンクトペテルブルク市電2008年撮影) このLM-68を基に製造され発展形式として、以下の2形式存在する。 LP-83(ЛП-83) - LM-68Mを基に製造された、運転台主電動機設置されていない付随車1983年に1両が試作され、レニングラード市電試運転が行われたが、ドラムブレーキ信頼性低さ牽引する動力車LM-68M)の負担増加などの欠点指摘され量産される事はなかった。 71-88G(71-88Г) - 1988年から1992年にかけて製造された、LM-68Mを基にした両運転台車両車体両端運転台があり、電気機器一部一方運転室内部設置された。乗降扉は両側面の右側中央左寄り存在し集電装置菱形パンタグラフ)も2基設置された。レニングラード市電に7両、チェリョームシキ市電ロシア語版)に6両が導入された。 チェリョームシキ市電ロシア語版)の71-88G サンクトペテルブルク市電の71-88Gは更新工事が行われている

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運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 08:02 UTC 版)

ロシア鉄道RA2形気動車」の記事における「運用・車種」の解説

上記通り2005年試作車登場し試験後の2006年から量産始まったロシア鉄道のみならずウクライナ鉄道リトアニア鉄道モンゴルウランバートル鉄道ウランバートル・レールバス)にも導入が行われた。試作車含めRA2形は設計用途製造年月の差異により以下の車種分類される

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運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 20:37 UTC 版)

シュコダ9Tr」の記事における「運用・車種」の解説

最初車両となった試作車1957年製造されその後3年プラハ始め各地デモンストレーション走行実施したのち、1960年11月30日からチェコスロバキア(現:チェコ)のプルゼニプルゼニ・トロリーバス)で営業運転開始した。この試作車先代車種であるシュコダ8Tr類似した外見有していたが、同年車体設計変更した2両目試作車落成し、これを基に1961年以降量産車製造始まった。そして、計29次の量産経て1982年生産終了までチェコスロバキアソ連ブルガリアアフガニスタンインドノルウェーなど世界各地都市への導入実施された。その両数は7,372両、もしくは7,439両とされており、ソ連製造されZiU-9ロシア語版)、ZiU-5(ロシア語版)に次ぎ世界で3番目に多く製造されトロリーバス車両となった1970年代以降機器技術進歩合わせてこのシュコダ9Trについても電気機器ステアリング機構改良した下記車種生産実施され、各都市導入された。ただし、製造数大半占めたソ連向けに関して信頼性の高さや頑丈さ、修繕容易さ求められた事から旧来の機器備えたシュコダ9Tr生産続けられた。 シュコダ9TrT、シュコダ9TrBKR - 消費電力削減図られる電機子チョッパ制御装置搭載した試作車1970年1972年にかけて製造されチェコスロバキア都市試運転が行われた。 シュコダ9TrH - 油圧パワーステアリング採用し、運転性を向上させた形式1977年以降製造が行われた。 シュコダ9TrHT - 油圧パワーステアリング加え電機子チョッパ制御装置採用した形式1979年以降1981年までチェコスロバキアブルガリア都市向けて製造された。 また、これら以外に旧ソ連導入され車両のうち一部は2両を連結した総括制御運転に対応可能な車両として製造され後方連結される車両について前照灯など一部機器省略が行われていた。これらの車両について製造元シュコダではシュコダ12Trと呼ばれ区別が行われていた。 世界各国導入されシュコダ9Trであったが、生産終了した1980年代以降は各都市後継車両への置き換え進み、旧:チェコスロバキア都市ではイフラヴァイフラヴァ・トロリーバス)での1997年引退最後に全車両が定期運用から退いた一方で旧:ソ連ウクライナの都市では21世紀に入って多数シュコダ9Tr営業運転使用され最後都市となったリウネ(リウネ・トロリーバス(ウクライナ語版))では2020年10月一度引退しながらも、歴史的な価値評価され11月から再度営業運転復帰している。他にもチェコスロバキア始め世界各国保存車両があり、動態保存が行われている事例も多い。

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運用・車種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:05 UTC 版)

LVS-2009」の記事における「運用・車種」の解説

LVS-2009の展開にあたり形態異な2種類車両設計された。 71-154 - ループ線存在しない路線・系統でも走行可能な前後車体運転台有する両運転台車両2011年路線の延伸が行われたヴォルゴグラード・メトロトラム向けて2008年から2012年にかけて10両が製造された。契約段階16両が作られる予定だったが、ペテルブルク路面電車機械工場自体2013年倒産したため全車製造実現する事はなかった。 71-154M - ループ線存在する路線・系統適した片運転台車両2011年に1両(71-154M-K)が試作され、ウクライナキエフ市電導入されたが、故障相次いだため2017年運用離脱した地下駅停車する71-154(2011年撮影延伸開業記念する式典と71-154(2011年撮影

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