立憲革命以降とは? わかりやすく解説

立憲革命以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 08:46 UTC 版)

タイにおける政変一覧」の記事における「立憲革命以降」の解説

年首謀者名称(ある場合主張・要求結果1932年6月24日 人民党 立憲革命 絶対君主制への不満 立憲君主制移行1933年4月1日 ラーマ7世プラチャーティポック)、プラヤー・マノーパコーン 急進派追放政変 国会混乱 プリーディーの発表した政策経済計画大綱』が共産主義的であるとして、国会混乱国会閉鎖憲法停止共産主義非合法化1933年6月20日 革命団(プラヤー・パホンピブーン王政復古阻止クーデター 政府無能。 マノーパコーン政権崩壊。初の軍事政権1933年10月11日 ボーウォーラデート親王 ボーウォーラデート親王反乱 政府民主的でない。 内乱発展する反乱側は鎮圧された。首謀者国外逃亡した。 1935年8月3日 歩兵連隊下士官下士官反乱未遂関係者15名ら逮捕1939年1月29日 ピブーン プラヤー・ソンスラデート弾圧事件 王族、政治家51名に、1938年起こったピブーン暗殺未遂事件容疑をかけ処刑お座成りな裁判により18名が死刑25名が終身刑。プラヤー・ソンスラデートは海外逃亡したピブーンによる粛清1947年11月8日 将校団ピン中将カート中将、サリット中将ら) 将校団クーデター 政府経済政策への不満。 タワン政権崩壊クワン政権樹立仏歴2490年暫定憲法制定1948年4月6日 将校団ピブーンカート中将、サリット中将ら) 第二次将校団クーデター クワン内閣総辞職クワン政権崩壊ピブーン返り咲き1951年6月29日 アーノン海軍大佐 マンハッタン反乱 声明無し海軍ラジオ新政権樹立発表ピブーン暗殺しようとして失敗した関係者逮捕され海軍規模縮小され以降クーデター主体となることはなくなる。 1951年11月29日 変革団(軍部) ラジオ・クーデター 共産主義一掃 仏歴2475年憲法仏歴2494年憲法として復活仏歴2490年憲法廃止1957年9月17日 変革団(サリット元帥ピブーン追放クーデター 汚職共産主義国家との密通ピブーン失脚ポット内閣成立1958年10月20日 革命団(サリット元帥) サリット革命 内政乱れ共産主義台頭脅威憲法停止。サリット政権成立仏歴2502年統治憲章成立翌年)。 1971年11月17日 革命団(タノーム元帥) タノームの自己クーデター 共産主義脅威憲法停止仏歴2515年タイ王国統治憲章成立翌年)。 1973年10月14日 学生 学生決起学生革命学生クーデター血の日曜日事件大いなる悲しみの日) 軍事独裁政権への抗議早期民主憲法制定経済状態悪化ベトナム戦争特需景気衰退して低迷する国内経済の不満は軍事政権集中同時に輸入品不買運動展開していたタンマサート大学学生らは加えて民主化求めてデモを展開、徐々に他の大学学校バンコク市民引込み運動大勢指示得て政権から民主化選挙確約取り成功裡のうち解散した。しかし勢いのなか残留した少数過激集団があり、そのタンマサート大学生でセークサーン(セクサン)率い武装職業訓練校生らの集団に「政府鎮圧に来る」というデマ激高ら行った10月14日午前抗議活動チットラダー宮殿行進中のラーチャダムヌーン通り政府警官隊衝突、さらに暴動発展し兵隊まで導入され死者を出す惨事になった前日には国王学生民主化運動勢力支持報道され武力弾圧のなか陸軍最高司令官鎮圧への不参加表明などからタノーム軍事政権崩壊しタノーム首相幹部国外逃亡したその後任に国王任命タンマサート大学学長のサンヤーによる内閣成立翌年仏歴2517年憲法制定しその後総選挙によって民主的な文民内閣登場した1976年10月6日 国家統治改革団(サガット・チャローユー海軍大将学生鎮圧者はナワポン、ルークスア・チャーオバーン、国境警備隊など) 反動クーデター血の水曜日事件経済状態悪化共産主義席巻ラオス王室終焉労組学生抗議運動鎮圧亡命のタノーム帰国タンマサート大学中心とする学生らによる断罪要求抗議集会開かれる。ナワポン、ルークスア・チャーオバーンら右翼組織国境警備隊による学生側への銃撃発展した次いでサガットクーデター宣言し労働運動学生活動家は共産主義者レッテルを貼られ取り締まり受けた多く学生タイ国共産党加わった1977年3月26日 プラスート大将、チャラート大将 チャラート大将反乱 経済状態悪化失敗。チャラートは処刑された。 1977年6月3日 青年将校団(マヌーン大佐ら、陸士7期生青年将校クーデター未遂声明無し 実行しなかった。 1977年10月20日 革命団(サガット) 反タニン政権クーデタ 官僚混乱経済悪化仏歴2520年統治憲章制定。クリエンサック内閣成立1981年4月1日 青年将校団サン大佐ワシン中将、マヌーン大佐ら、陸士7期生青年将校団反乱 社会・経済不合理政府無能議員官僚汚職失敗青年将校団一部逮捕一部逃亡その後恩赦が下る。 1985年9月9日 マヌーン大佐、クリエンサック大将、スーム大将ヨット大将ら マヌーン大佐反乱 政府無能力失敗メンバー一部海外逃亡一部逮捕刑事告訴される。取材当たっていたオーストラリアのカメラマンニール・デービスが兵士銃撃され死亡その際に彼が撮影していた映像世界配信された。 1991年2月3日 国家治安維持団(スントーン大将) 反チャートチャイ政権クーデタ 官僚汚職仏歴2534年憲法の成立アナン内閣成立1992年5月17日 民主連盟市民団体暗黒の5月事件 スチンダー大将退陣大規模なデモ発生し陸軍攻撃により死傷者が出る流血事件発展野次馬多くいたことが指摘され携帯電話持っているほどの中流上の集団であったため「携帯電話族」とあだ名された。この後国王ラーマ9世プーミポン)の調停により、スチンダー内閣解散した2006年9月19日民主改革評議会」または「国王元首とする民主主義制度統治改革団」(ソンティ大将、サプラン大将、ルアンロート大将、コーウィット警察大将2006年クーデター 社会の混乱仏歴2549年暫定憲法の成立。スラユット内閣成立2010年4月10日 反独裁民主同盟 暗黒の土曜日 アピシット首相辞職国会解散大規模なデモ発生し陸軍攻撃による多数死傷者が出る流血事件発展死者24名(うち1名はロイター通信所属日本人カメラマン)、負傷者858名。 2014年5月22日 陸軍(プラユット大将、キティポン元法務次官) 2014年クーデター 国会解散憲法総選挙停止陸軍総司令官プラユット・チャンオチャ首班とする暫定政権発足

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