生徒会メンバーの家族
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吹花 キュニョー(すいか キュニョー) 眠花の妹。中学2年生。3月30日生まれ。テニス部に所属。金髪のサイドテールで、児童向けアニメ「クロネこバーン」の髪留めをしている。ツリ目。温厚な姉とは対照的に、強気でしっかりとした性格である。千夏と同じく、貧乳がコンプレックス。 アミダという名前の黒猫(マンチカン)を飼っていて、ジェスチャーでコミュニケーションをとれるほど仲がいい。 蓮寺のことを「蓮兄」と呼び、気にしている様子。千夏や眠花と比べるとまともであるため、蓮寺もバイトの緊急連絡先を吹花にだけ教えている。また思慮深いところもあり、姉である眠花のことを大切に思っている。 嘘をつくのが下手で相手の嘘も信じやすい。姉妹共々、フランスの在住経験はない。好物はプリン。モチーフはネコ。 千夏の母 千夏の母親。本名は不明。髪型は娘に似ていてセミロング。性格は千夏とは正反対の真面目でしっかり者。 蓮寺の母 蓮寺の母親。本名は不明。立ち振る舞いが若々しく明るい性格。 眠花の母 眠花の母親。本名は不明。黒髪ロングの日本人女性。
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生徒会メンバーの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 22:30 UTC 版)
スズの家族については# 同作者の他作品からのゲスト、みそララ#登場人物も参照。 倉橋 蓮太郎(くらはし れんたろう) 声 - 寺崎裕香 通称「レン」。リコの弟で小学6年生。フラレっぱなしのリコとは対照的に小学生ながらモテるが、後述する理由から異性、特に同世代に対しては基本的に冷淡。 生意気盛りで、男勝りな姉を間近で見てきており女性というものに全く幻想を抱いていなかったが、ある時家に遊びに来たマキに一目惚れし、以降は彼女へのアプローチに余念がない。藤女が主催する「星見会」に「小学生以下の兄弟も参加可能」となったことで無理矢理参加(本当の目的はマキに会いたいため)するが、姉に「スターダスト・レン」と命名されてしまい、マキにもこう呼ばれてショックを受けてしまう。その後もマキに対する興味は失っていないが、クリスマスの時に家に来たマキのとんでもない髪型にダメージを受けるなど「現実」に向き合わされることも度々ある。またやはりクリスマスの時に「唐突に現れた天使に唐突にフラれた」ことでもダメージを受けている。 スズに対しては普段から「チビ」「チビ助」呼ばわりで、顔を合わせる度に何かしら言ってしまいショックを与えてしまう。だがその一方で、星見会の時に「普段のスズの様子を知りたい」とスズ兄から頼まれて彼女を盗撮していたナナから身を挺して守ろうとする、新聞同好会が撮影した写真をスズが預かってスズ兄へ届ける時に一緒に同行するなど、徐々に接近しつつある。本人にとってはあくまでマキが本命であり、スズのことは友人(時には幼児)扱いで異性としては意識していないが、逆にそのためか異性間として考えると過剰なコミュニケーションをとってしまうことがあり、無自覚にスズ側の意識を強化しつづけている。また(やはり何とも思ってないためか)スズのことは長所・短所とも客観的に見ているため、評価を聞いていたリコは「スズのことはよく理解してるんだなあ」と感じている。 倉橋 由美子(くらはし ゆみこ) 声 - 亀井芳子 リコの母で、初登場は単行本2巻。名前が初めて明かされたのは9巻。 男勝りのリコにいつも手を焼かされており、お嬢様学校である藤女に入学したことで変わってくれることを期待している。リコが男にモテないこともお見通し。レンが母に見せたリコのテストの結果を見て「いりきみ塾」にもう一度通うように命じる。ナギの親とは家族ぐるみで付き合いがあり、リコが知らないナギのメアドも知っている。 リコの父 声 - 樫井笙人 名は不詳。顔出し程度でほとんど出てこないが、レンに「うちの家系は毛根が弱いのか」と問われた時に動揺していた。 真木 正信(まき まさのぶ) 声 - 楠大典 マキの父。有名下着メーカー「トゥルーツリー社(アニメでは「True Tree」)」を一代で築き上げた社長。ランジェリーには思い入れがあり、エノの叔父がプロデューサーとして製作に関わったドキュメント番組の中で、とある女優の言葉である「私の体はワインでできてる」を準えて「私の体はランジェリーでできている」と言った上、ランジェリーがテーマの自作の歌「寝ても覚めてもランジェリー」を歌う。マキはこの件を「真木家の黒歴史」として嫌がり、さらに追い討ちをかけるように、マキが年頃になった際に開発した自社製品で、リコも愛用していたファーストブラの商品名を、娘の名前「夏緒」の直訳である「サマーリボン」と命名する。そんなこともあってマキはランジェリーの話を禁句としており、しばらくの間、エノとサヨはこのネタでマキをからかっていた。 マキの家庭教師が結婚で辞めるのを機に塾に通わせようとする。もともと「男子がいるから」という理由で彼女を塾に行かせることは反対だったが、後述する夏帆の言葉が原因で態度を一変させる。ただしその後も子離れはできていないらしく、花火大会の時には終了時刻より早い門限を設定し迎えに来た(花火の余韻で男子と「いい雰囲気」になるのを避けるためでもある)。 なお妻(=マキの母)は作中にほとんど登場していないが、これは東京にある本家にいることが多いため。 真木 夏帆(まき なつほ) 声 - 福原綾香 マキの姉で、藤女高校2年生。 やや中性的な容姿の美人である上に「ワイルドの君」の要素も持ち合わせており、小学生のころから「カッコいい」と人気が高かった(エノ曰く「凜々しくて優しくて有能」「私の憧れ」)。高校内での非公式ミスコンである「藤姫」にも選出されており、これは妹のあだ名の由来にもなっている。 マキの勉強部屋にあった「恋愛研究ノート」を見てしまい、父親に「妹の『恋愛への憧れ』が突飛な方向に肥大化している。このままでは口のうまい男に騙される…」との危惧を示した。その後、妹から「恋愛研究」についての話を全て聞き出し、リコのこれまでのアドバイスについては「至極まとも」と指摘している。 どこもかしこも全力なマキとは正反対に、オフの時にはかなり気を抜いている。また恋愛に対する認識も正反対で、マキと同様に幼稚園のころから藤女一本で過ごしてきたにも関わらずまともな認識をしているので父親から疑問を持たれている。 妹同様に、トゥルーツリー社には彼女の名前を直訳した「サマーカイト」というジュニア向け水着ブランドが存在する。なお、顔は長らく不明のままだったが、第11巻にて明らかになった。アニメでは初登場時から顔が描かれている。 エノの兄 声 - 杉田智和 「エノ兄」とも称される。名前は不明で、年齢はエノより10歳年上。本編よりも、単行本収録の「おまけ」に登場する機会が多い。 定職に就かずにネットゲームにハマっており、面識のあるサヨには「無職のスネかじり」と罵られ、兄もサヨが苦手である。ネットゲームにハマっていることからネット上の友人は比較的多いらしく、2巻のおまけで恋愛相談に関連するアンケートに協力したことが語られている。なおこのとき欲しいものとして答えたのは「高スペックPC」。 とにかくだらしのない兄であるが、妹のエノとの関係は良好で、兄を「兄様」と呼んで慕っており、兄もエノと話す際は自身を「兄様」と言い、兄が無職である理由もエノは「自分探しの途中」と良い意味にとっている。だが、兄の「好きな女の子の椅子のにおいを嗅いだことがある」「パンチラに遭遇すると神を信じるようになり、女の子が天使に見える」「スパッツの空気読めなさにはガッカリする」などと言い放った際にはさすがに目を背けられたり、失望させてしまっている。また、兄はエノが幼少時に何かといじめていた過去があり、その弁明で「自分は俺様ドS系がカッコイイと思っていた。でも俺は本来はMなんだよな、優しくするっていうか下僕になる勢いで」などと熱く語った時は、エノがサヨに「兄様、もうダメかもしれない」と打ち明けると、サヨは「何をいまさら」と返す。マキを通じてエノがハルから借りた学生服を着てしまい拒絶された時は、その学生服をコスプレ目的で購入したものと勘違いして「兄様もセーラー服が買いたいくらい大好きだ」と宣言し、再び拒絶された。これら彼のフェティズムや発言等の大部分は、兄の発言を問題と感じることが少ないエノを通じて生徒会メンバーに伝わっており、それを聞いたメンバー、主にリコからダメ兄の烙印を押されてしまっている。 その一方で妹思いの面もあり、エノの幼少期に車酔いでグズるエノに、兄が自分の家の車だけ、車酔いにならない魔法をかけてあげたり、誕生日プレゼントをすぐに見つけて楽しみを半減させてしまうために「宝探し」の要領でそれを見つけさせようとさせていた。エノの15歳の誕生日に、サヨからの依頼で生徒会が用意したバースデーDVDにハルが登場して動揺する彼女を見て「自分以外に惚れている男がいる」ことを知った彼は、その成長を微笑ましく思う一方で自分の成長のなさを自覚して「そろそろハロワ行こうかな…」と考えるようになる。 基本的に目は描かれてない(アニメでも目は描かれなかった)。初めて目が描かれたのは第10巻の特別編。また5巻収録の「特別編」では中2当時の顔が描かれている。妹同様、眉毛が濃い。 リコの祖父 リコの父方の祖父。故人。9巻に登場。 小学校時代のリコがレンと共によく家に遊びに行っており、近くにある藤女へ通学する女子生徒を見ては「眼福眼福」とうなるなど、リコにとっては「愛すべきエロじじい」な存在。リコが興味を持った言葉や物事に関する知識をユーモアを交えつつ与えてきたため、彼女の語彙は「ストックホルム症候群」「塞翁が馬」など同世代の子供よりも豊かになった。 病に倒れ、余命が長くないことを悟ってもなお頑張って生きようとする姿勢はリコに「自分も頑張って藤女を目指す」という決意を与えるが、受験の前日に容態が急変。リコの藤女合格の報せを待たず息を引き取ったが、彼の残した言葉は現在のリコに多大な影響を与えた。 スズの母 10巻のおまけに登場。スズが焼いたクッキーは上手にできたのだが、その代わりにぶっ壊れてしまったオーブンを見てげんなりする表情は、レンをして「(リコが焼いた時の)俺と同じ顔」と云わしめている。
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