生徒会の関係者
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「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」の記事における「生徒会の関係者」の解説
慶彦が率いる旗本生徒会の面々。 徳川 千 柳生道場の関係者参照 服部 半蔵 美成 柳生道場の関係者参照 徳川 慶彦(とくがわ よしひこ) 声 - 櫻井孝宏 第25代将軍・慶康の子息で千姫の兄。17歳。ナルシストの傾向が強く、本人の人望は極めて乏しいが第26代将軍の地位を約束されており、武應学園塾生徒会長として塾内で絶大な権勢を振るう。 普段は飄々としているが自分が将軍となるべく父を殺すこともやむなしと考えていたり、御前試合においての豊臣方襲撃の際に傷ついた者に対して名誉なことだと豪語するなど冷徹、策士的な態度が垣間見える。見た目からではわからないが、なかなかに鍛えているようで脱ぐと引き締まった体をしている。腰の辺りに将(将軍?)の証である五芒星の徴が刻まれている。ニアに触った後彼女が去ってからハンカチで拭うなど「女」そのものを嫌っている節がある。 千姫や宗朗に会った時は昔のことで2人をからかったりしており、敵対していても特に嫌っているようではない。むしろ宗朗と契約を交わし傍に置いておきたいと言っているが、これは宗朗の能力を手に入れるためでもあった。しかし宗朗と決別した際には「昔の宗朗はもういないのか」と呟くなど意外と本心から望んでいた様子。 慶彦は宗朗と契の方法が異なり、恐怖(または畏怖)による服従である。 アニメ版第2期では、四郎の野望を打ち砕いた英雄として称えられている。 柳生 義仙(やぎゅう ぎせん) 声 - 水原薫 慶彦の命により列堂義乃という名で宗朗の前に現れた隻眼の少女で、裏柳生家の現当主にして慶彦の剣姫(アニメ版では、別の剣姫となっていて、十兵衛の妹)。スレンダーな体つきの割りに結構な巨乳である(ほぼ又兵衛と同じくらい)。柳生家本来の職である裏方家業(暗殺など)を幼いころから行ってきており性格は残忍なところが強いが愛情を向けられることに飢えている。また、SでもありMでもある。 剣姫としての能力かどうかは曖昧だが、右目の眼帯の下は慶彦との契約を示す五芒星の映った紅い魔眼を持ち、見つめた相手に強制力を働かせることが出来る。しかし、「魔眼の能力を使うにはある程度の時間互いの眼を見つめる必要がある」「一回の支配で一つの強制力しか働かない」「連続使用および長時間の戦闘での使用が不可」など欠点も多い。 正雪との戦闘の際、宗朗を庇い致命傷を負う。その後死亡したと思われていたが、四郎たちによって捕らえられ生かされていた。 その後、正式に宗朗の剣姫となる。 アニメ版では、十兵衛と同じように空から現れ、最初は記憶喪失のフリをして柳生道場に入り込んできた。最初は義彦の手の者と思われていたが、まったく違う勢力、四郎に属する剣姫として登場、宗朗を利用し十兵衛との契約を破棄させようとしていたが、失敗。その後、十兵衛との一騎討ちで共に消滅。十兵衛からは“ぎったん”と呼ばれていた。 アニメ第2期では何事もなかったかのように復活し、四郎が復活するまで宗朗達の所にいることにする。しかも徳川家や幸村ですら知らない剣妃の情報を教え、宗明の剣姫3名(千姫・幸村・兼続)で今知っている発動条件で実験しようとしていたが、どれも失敗で終っている。十兵衛には適当なことを教え、素振り1万回やれば力が戻ると嘘を教える。十兵衛が力を失っているように自分も魔眼の力を失っているが、時間が経つにつれてその力を取り戻していき、鎮護石を破壊する小次郎と又右衛門を止めるために、ニアと胤舜と共に鎮護石を護るため戦い、魔眼の力の本領を発揮する。しかも宗明の人柄にも惹かれている様子。サムライアフターにも登場している。 武器は一見すると長刀にも見える大鋏で二刀に解体することができ、二刀流として戦うことも可能。 松平 尊保(まつだいら たかもり) 武應学園塾生徒会書記長。徳川氏の外戚・松平氏の出であり従兄弟。イエスマンとして慶彦の命令を忠実に履行するが、その正体は正雪だった。 シャルル・ド・ダルタニアン 声 - 小清水亜美 フランス出身で、武應学園高等部に在籍する留学生。17世紀の軍人・ダルタニアンの名を受け継ぎ「ニア」の愛称で呼ばれている。 外交官の娘として生まれ、日本に滞在していた際に武應学園中等部へ編入。その際、慶彦の奸計に嵌められて「将」と「士」の関係に囚われてしまう。そのため、一旦は家族と共にフランスへ帰国したものの単身、武應学園へ戻り慶彦に隷属を強いられている。宗朗に恋心を抱いているような節もあり、柳生道場の面々が危機に陥った場合には力を貸すこともある。実は又兵衛や十兵衛すら凌駕するバストの持ち主。 武器は幅広のクレイモアで戦闘の際は2本のクレイモアを持ち、突く・薙ぐ・斬るとその戦術は多彩である。実は羽根突きの帽子や彼女の着ている服には鋼鉄が仕込まれており、それだけでも30kgを超えている。さらにクレイモア1本の重さがそれに相当し、2本使うとなると総重量はかなりの重さになるのだが目にも留まらぬ速さで戦闘を行っているため剣姫としての能力の高さが窺える。 アニメ版では慶彦に忠誠を誓っていて、宗朗に恋心を抱いている様子もない。一度、慶彦と心得違いをした時は宗朗側についたが、慶彦に対する忠誠心は消えていなく、あぶないところを助けた。それがきっかけで、慶彦の剣姫として契約を果たす。
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