火の国王立魔女学校の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:24 UTC 版)
「黒魔女さんが通る!!」の記事における「火の国王立魔女学校の関係者」の解説
暗御留燃阿(あんごるもあ) ギュービッドの元同級生で、かつての親友。王立魔女学校をトップの成績で卒業したエリート黒魔女。ロングの黒髪と切れ長の目元が特徴的な美女で、いつもグレーのスーツを着ている。 王立魔女学校卒業後、出世のためならば手段を選ばない「出世の鬼」となり、数々の悪事を重ねた。かつて大形京を弟子にしていたことがあったが、大形の魔力が自分の魔力を超しそうになったため、彼の魔力を封印したうえで見捨てている。 森川瑞姫(もりかわ みずき) ギュービッドの元同級生。三つ編みとそばかすが特徴的な、赤毛のアンに似た外見をしている。 魔界グッズを取り扱うお店「モリカワ」を経営している。 桜田桃香(さくらだ ももか) ギュービッドの元同級生。ぐりんぐりんの金髪縦ロールが特徴的な、派手な外見。 おしゃれや料理に詳しい。バービー人形のファン。 黒雷毬音(こくらい まりね) ギュービッドの元同級生。いつも日本髪を結い、真っ黒な着物を着ている。 「黒雷組」という暴走族のメンバーだが、魔界の小学校の先生でもある。 メリュジーヌ 火の国王立魔女学校校長。威厳があるが愛情深く、生徒1人1人を気にかけている。 週に一度姿が変わってしまう「魔妖精」の仲間で、毎週土曜日の夜に蛇の姿になってしまう。 チョコの祖母の黒鳥千香子(ティカ)や、ギュービッドの大伯母で涙の国女王のギューバッドとは学生時代の同級生。 黒鳥千香子(くろとり ちかこ)/ティカ チョコの祖母。茨城県に住んでいる。 かつてはティカという名前の黒魔女で、火の国王立魔女学校の生徒だった。人間界実習の授業の際、呪う相手として指定された人間・黒鳥伊蔵に恋をしてしまい、黒魔女をやめて人間として生きる道を選んだ。このエピソードから、魔界では「愛の黒魔女・ティカ」として尊敬されている。 メリュジーヌやギューバッドとは学生時代の同級生。 ギューバッド ギュービッドの大伯母で、涙の国の女王。ギュービッドとそっくりな外見をしている。 メリュジーヌやティカとは王立魔女学校時代の同級生。
※この「火の国王立魔女学校の関係者」の解説は、「黒魔女さんが通る!!」の解説の一部です。
「火の国王立魔女学校の関係者」を含む「黒魔女さんが通る!!」の記事については、「黒魔女さんが通る!!」の概要を参照ください。
火の国王立魔女学校の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:28 UTC 版)
「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の記事における「火の国王立魔女学校の関係者」の解説
暗御留燃阿(あんごるもあ) 誕生日 ジャンヌ・ダルクと同じ(1月6日) 星座 蛇遣い座 ギュービッドの元同級生で、かつての親友。大形京の元インストラクター。 王立魔女学校をトップの成績で卒業したエリート黒魔女で、いつもグレーのスーツを着ている。切れ長の目元にゆで卵のようなつるんとした肌、ゆるくウェーブのかかったロングヘアを持つ美女。 貴族の娘。子供時代に私立ブラックウィッチ学園の初等科を受験しているが、失敗している。王立魔女学校時代は問題児だったギュービッドとは対照的な優等生で、先生の信頼も厚く、後輩からも慕われていた。二年次には生活監督官、三年次には高等女司祭に任命された。しかし内心では黒魔法の実力はギュービッドに敵わないことに気が付いており、彼女の才能に嫉妬していた。 卒業後は出世のためならば手段を選ばない「出世の鬼」となり、数々の悪事を重ねた。卒業後、当時幼稚園児だった大形京に黒魔法使いとしての素質があることを見出し、弟子にした。しかし、大形の両親を人質に取るなど強引な修行をした上に、修業をするうちに大形の魔力が自分の魔力を超すことを恐れるようになり、結局は大形の魔力を封印したうえで彼を捨てた。そのため、大形からは非常に恨まれている。 3巻でチョコの黒魔女としての素質に目をつけ、ギュービッドから取り上げようとするも失敗した。6巻で自身の出世のために鈴風さやかの命を犠牲にしようとした上、7巻でそれを止めようとしたギュービッドを指名手配に陥れ、さらに母校である火の国王立魔女学校を裏切り、敵対する私立ブラックウィッチ学園の味方についたりした。しかし、7巻でこれらの悪事が明るみに出て、5段黒魔女だったが初段黒魔女にまで降格させられてしまった。 12巻で極悪黒魔女を食う魔物・ベルゼブルに喰い殺されそうになるが、チョコやギュービッドによって助けられる。その際にグラシュティグにより初段黒魔女から7級黒魔女に再び降格され、さらに元同級生の森川瑞姫の元で再修業することを命じられる。それ以降は心を入れ替え、森川の元で再修業しながらチョコやギュービッドに協力している。 人間界で活動するときは「安藤もえ」という偽名を使っている。 森川 瑞姫(もりかわ みずき) 誕生日 マーボン(9月21日) 星座 琴座 ギュービッドの元同級生。そばかすと三つ編みが特徴的な、赤毛のアンに似た容姿をしている。 王立魔女学校を卒業後、定職につかないギュービッドを心配し、しばらく面倒をみていた。また、カリスマ的な商才を持つ死霊「屍」のもとでアルバイトをしていたこともある。 4巻では魔界グッズを取り扱うログハウス「森川瑞姫の店」を営んでおり、ギュービッドたち魔女学校の卒業生のたまり場にもなっていた。7巻ではその店を魔界警察の手により燃やされてしまうが、11巻で第一小学校前に、人間向けの文房具や人間界にいる黒魔女向けの魔界グッズを取り扱う店「モリカワ」を出店した。 釜飯の容器を気に入る変わり者。 黒雷 毬音(こくらい まりね) 誕生日 ユール(12月22日) 星座 御者座 ギュービッドの元同級生。 魔界小学校の教師で、黒雷組という暴走族の一員でもある。いつも日本髪を結い、極妻も真っ青になりそうな真っ黒い着物(黒雷組の衣装)を着ている。 柄が悪く、言葉遣いも悪いが性格は優しい。ギュービッドとは金蘭(欗)の交わりという強い絆で結ばれている。12巻で森川、桜田とともに、暗御留燃阿の再教育係に任命される。その後は人間界で暮らしているようである。私立ブラックウィッチ学園出身の暴走族、ギュイヨンから目の敵にされている。 桜田 桃香(さくらだ ももか) 誕生日 バービーと同じ(3月9日) 星座 アンドロメダ座 ギュービッドの元同級生。 縦ロールの髪型が特徴。おしゃれ魔法(ルキウゲ・ルキウゲ・モモカッターレ)が得意なドハデ黒魔女で、女子力が高い。他人からは「ピーチ」と呼ばれたいらしい。趣味は料理とバービー人形集め。 王立魔女学校卒業後は、テレビショッピングに出演していた事もある。 その派手ないでたちにより、12巻でチョコから「王立魔女学校バージョンのメグ」に認定された。また、森川、黒雷とともに暗御留燃阿の再教育係に任命された。 ウィル・レイス ギュービッドの元同級生。人間界の様子を探る魔界のスパイ。 4巻にて大形が火の国を支配していた際、チョコや5年1組を魔界へ導く役を命じられ、バスガイドの「千野香」に成りすましていた。しかし彼らの姿を見て心変わりし、大形を裏切る。 7巻ではレオナール伯爵により、王立魔女学校の卒業生であることを理由にスパイの仕事をクビにされてしまっていた。 エレオノーラ ギュービッドの1学年下の後輩であり、桃花・ブロッサムの1学年上の先輩。 とても背が高く、男子のような外見をしている。生活監督官、高等女司祭を歴任した優秀な黒魔女。 貴族の娘。火の国のど田舎・ヘレス村 の出身。昔は実家はヘレスの領主で、今でも父親は村一番の大地主。父方の祖母は火の国王立魔女学校出身の元黒魔女で、火の国王立魔女学校で教師をしていたこともあるらしい。祖母からゆくゆくは校長になることを期待されており、勉強に専念するため、長期休暇中ですら帰省することを禁止されていた。 ティアー 桃花・ブロッサムの元同級生で、元ルームメイト。 「黒魔女しつけ協会」の会長であるグラシュディグの娘。おっとりとした性格で、「〜ですわ」「〜ですの」という話し方をする。歳の離れた兄がおり、とても慕っている。勉強は苦手だが手先は器用で、手芸が好き。主に桃花を主人公とした外伝「魔女学校物語」に登場する。 マガズキン 桃花・ブロッサムの元同級生で、元ルームメイト。マガスキー男爵の娘。学生時代は童話作家を目指していた。 「6年1組 黒魔女さんが通る!!」の4巻にて、王立魔女学校を卒業後に夢をかなえて童話作家になったことが桃花の口から語られた。主に桃花を主人公とした外伝「魔女学校物語」に登場する。 ミルフィーユ 火の国王立魔女学校3年生でメリュジーヌの孫。一路舞にそっくりな外見をしている。生活監督官。 桃花が在学中は、先輩に舐めた態度をとったり、私立ブラックウィッチ学園の生徒と喧嘩をしたりするなど問題児だった。また、問題を起こしてもメリュジーヌに大目に見てもらえることの多い後輩のニイカを妬ましいと思っていた。そのためニイカが冬期講習の課題を解くのを邪魔したりしていたが、12巻でメリュジーヌに「誤解させてしまい悪かったが、ニイカをひいきしているわけではない」と言われたことで目が覚め、仲直りした。 ニイカ 誕生日 リーザ 星座 子犬座 火の国王立魔女学校の生徒。ギュービッドの大ファンで、彼女のギャグなどを真似ている。 12巻にてダメ黒魔女として冬期講習に参加し、同じく冬期講習に参加していたチョコと出会う。14巻の後、冬期講習を通じて仲良くなったマリー・ラティンスカと文通をしていた。15巻で5年2組の学級委員、泡多田志井子に召喚されたと勘違いし、人間界へ行く。 濡鳥(ソーククロウ) 火の国王立魔女学校の生活指導の先生。1年生の授業では「黒魔法基礎」を担当している。 とても厳しいことで有名で、烏に化け闇に紛れて生徒を監視し、校則違反者を見つけた場合は、その者に対し校訓を千回書いて提出させるという罰を与える。提出が遅れた生徒を、黒魔女を食らうとされる悪魔ベルゼブルが住む「トフェトの谷送り」にすると噂されている。 大のムーミン好きという意外な一面を持っており、魔女学校時代のギュービッドと暗御留燃阿にそのことを知られてしまった。それ以降ギュービッドが問題を起こすたびに暗御留燃阿が濡烏へムーミングッズを贈るようになり、それによりギュービッドは罰を逃れていた。しかし、後にこの方法を他の生徒たちも真似たため、立腹したメリュジーヌにより校内へのムーミングッズ持ち込み禁止、およびこの事実を口外した者の追放、口外した者が卒業生の場合は魔女学校卒業資格の剥奪に処することが宣言された。 部谷野 純子(へやの すみこ) 火の国王立魔女学校の職員で、魔界図書館の司書を代々務めるカイム一族の子孫。本人は743代目の魔法図書館司書。 本について聞かれた事は何でも答えてしまう(カイム一族にはそのような黒魔法がかけられている)。部屋の隅にいるような名前だが、実はそうではない。 ※メリュジーヌ 火の国王立魔女学校の校長先生。 威厳があるが愛情深い性格。階級は黒魔女の最高位の7段。実家は王宮の裏門を警備している死霊の頭である魔神第三階級で、あまり高い身分ではない。 普段は黒魔女の姿だが、実は週に一度姿が変わる魔妖精の仲間で、毎週土曜日になるとヘビの姿になる。魔妖精は自分が妖精であるときの姿を見られたら、その人と別れなければいけないというしきたりがあり、一度、大切に思っていた人にヘビの姿を覗かれてしまい別れた過去を持つ。 ギュービッドの大伯母・ギューバッドとチョコの祖母・ティカとは王立魔女学校時代の同級生だった。当時は魔妖精であることや実家の身分が低い事などにコンプレックスを抱いており、おとなしく内気な性格で、いいとこのお嬢様にからかわれておもしろ半分に学級委員長に選ばれてしまっていた。ティカが魔界を追放された後、ギューバッドと悪霊の国の「ニーニョ・ネグロ探し」に巻きこまれ、悪霊の国国王のラムエルテと戦った。悪霊の国で子供たちに黒魔術を教えたことを通じて、教師の仕事にやりがいを感じるようになった。戦いの終結後、学校に帰るよりも広い世界で冒険したいというギューバッドの気持ちを察し、彼女の意思を尊重して一人で火の国王立魔女学校に帰った。その後、火の国王立魔女学校研究科へ進学し、先生になるための勉強を始めた。 チョコが赤ちゃんの頃、彼女に黒魔女の素質があることをすでに見抜いていていた。チョコの魔力が悪い黒魔女や黒魔法使いに利用されることを防ぐために、自分の信頼できる教え子であるギュービッドをチョコが召喚するように仕向けた。 生徒にはよく気を配っていて、ギュービッドが魔女学校時代に「ワイン蔵の抜け道」を使って学校を抜け出していたことも知っていた。 既婚者だが、夫に関する情報は謎に包まれている。息子は王宮配給室長のディエゴ。 名前と魔妖精の設定はフランスの架空の妖精メリュジーヌから。 黒鳥 千香子(くろとり ちかこ)/ティカ チョコの父方の祖母。茨城県で農家を営んでいる。ホシイモを大切にしている。 もともとは魔界生まれで、魔界での名はティカ。父は男爵で、元3級黒魔女である。若い頃はチョコに顔が瓜二つで、「友達付き合いは面倒。図書館で本を読む方が好き」という、チョコとそっくりな性格だった。 王立魔女学校時代は学年トップの優等生だったが、ギューバッド、メリュジーヌと3人で行った人間界実習の際、呪う相手として指定された人間・黒鳥伊蔵に恋をしてしまい、人間として生きる道を選んだため、魔界を追放された。このエピソードから「伝説の愛の黒魔女ティカ」と呼ばれるようになり、魔界の女子の憧れの的になった。 魔界を追放された後に「黒鳥神社」を造り、メリュジーヌたちとこっそり会っていた。 7巻では不思議な霊感でチョコを気遣った。 ※ギューバッド ギュービッドの大伯母で涙の国の女王。 学生時代はギュービッドにそっくりな外見で、銀髪のショートカットをツーサイドアップにしていた。問題児だったが、実技の才能は抜群だった。 ティカやメリュジーヌと3人で行った人間界実習の際に、ティカが黒鳥伊蔵に恋をしていることを見抜き、ティカの恋心を尊重して彼女を人間界に残し、メリュジーヌと二人で魔界に帰った。 ティカが魔界を追放された後、メリュジーヌとともに悪霊の国の「ニーニョ・ネグロ探し」に巻きこまれた。高いカリスマ性を発揮して悪霊の国の騎士たちを導き、悪霊の国国王のラムエルテと戦った。戦いを通して、自分には学校に残るよりも広い世界で冒険する方が性に合っていると感じるようになり、戦いの終結後は王立魔女学校に残って勉強を続ける選択をしたメリュジーヌと別れた。 その後は消息不明扱いになっていたらしく、元同級生のサティリコでさえ、10巻で再会するまで45年間消息を知らなかった。また、ギュービッドは母親から「大伯母さんは、王立魔女学校を卒業してすぐ、魔界を追放された」と聞いていたらしい。 松野 サチコ(まつの サチコ)/サティリコ 学校の裏の家に一人で住んでいて、下校する小学生や飛行機公園で遊んでいる子供たちにキャンディを配ってくれるおばあさん。ほつれた白髪頭で、よれよれのジャージを着ている。 正体は魔界の黒魔女で、名はサティリコ。かつては火の国王立魔女学校の生徒で、ティカやギューバッド、メリュジーヌとは同級生だった。期末テストで学年一位になったお祝いに、当時の校長であるデスカ先生から竹製のたて笛のような棒「千里眼」を贈られ、以後、それを用いてどんなことでも見抜いてしまう(ただし、自分のことしかわからない)。 大の宝塚歌劇団ファンで、若いころはよく劇場に足を運んでいたらしい。 ※デスカ メリュジーヌ、ギューバッド、ティカ、サティリコの王立魔女学校時代の担任の先生。語尾に「ですか」をつけることが特徴。
※この「火の国王立魔女学校の関係者」の解説は、「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「火の国王立魔女学校の関係者」を含む「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の記事については、「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 火の国王立魔女学校の関係者のページへのリンク