最初の7人
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「山田くんと7人の魔女」の記事における「最初の7人」の解説
白石 うらら 元入れ替わりの魔女。詳細は#白石うららを参照。 小田切 寧々(おだぎり ねね) 声 - 喜多村英梨 / 演 - 大野いと 誕生日:漫画 - 1995年9月4日、テレビドラマ - 1996年9月4日 / 星座:乙女座 / 血液型:B型 / 身長:160cm 2年A組→3年H組。元虜の魔女。旧生徒会副会長。紫色の髪のショートボブヘア。弟が2人いる。休日には趣味のお菓子作りやショッピングに出かける。普段から睡眠をしっかり取ることで美容には気を遣っている。得意教科は自称全教科。BWHはそれぞれ88・58・86。山田には何かと突っかかっている。 「キスによって相手の心を虜にする能力」の持ち主だった。この能力を潮に使ったのがきっかけで山田は学校中から白い目で見られるようになった。山田とキスしたことで自分の能力に堕ちたのをきっかけに、山田のことを好きである自覚を持った。 当初は宮村と次期生徒会長の座を争っており、潮や幾人かの生徒を能力で従えてあくどい手段を使い宮村の評価を貶めようとしていたが、最終的に敗れる。儀式後は虜の能力を失うものの宮村から新生徒会書記に任命される。山田とうららが付き合い始めてからもまだ諦めてはおらず、合宿所にてうららに恋のライバル宣言をする。 選挙では玉木の応援演説者を務めたが、悠理の操作の能力をかけられて一条を応援する内容を話し形勢を逆転させてしまった。その後は7人目の魔女の能力を使おうとする直前の山田へナンシー・姫川と共に告白するも3人まとめてフラれた。 ナンシーに記憶を消され忘れていたが、過去には山田・姫川・潮とも親密な関係にあった。 10年後の後日談では、潮と結ばれ長女の.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}萌寧(もね)と次男の真潮(ましお)を持ち、子育てと両立しながら公認会計士系の事務所にて働いている。 【ドラマ版の設定】親衛隊は潮を中心とした男子生徒7人となっている。 大塚 芽子(おおつか めいこ) 声 - 牧野由依 / 演 - 美山加恋 誕生日:漫画 - 1996年2月20日、テレビドラマ - 1997年2月20日 / 星座:魚座 / 血液型:O型 / 身長:164cm 2年C組→3年。元思念(テレパシー)の魔女。顔の左に寄せた緑色の縦ロールヘアが特徴の眼鏡っ子。漫画研究部所属。若干腐女子の気がある。 うららと入れ替わった山田(体が山田で中身はうらら)に恋をし、思い切ってキスをした。「キスをした相手とテレパシー(思念)ができる能力」の持ち主だった。一度大塚とキスした者同士の間なら大塚なしでもテレパシーが成立する。人と話すのは苦手な性格だが、テレパシーの使用時は気が強くなる。 成績は山田並に悪く2年連続でクラブハウスでの補習合宿を受けており、同じく補習組だった亀田・鶴川と組んでテレパシーを介したカンニングを行っていた。 リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時にはこれまで以上に他の生徒とのコミュニケーションを取らなくなった。しかし山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、思念の能力を失った。その頃には他の魔女と同じく能力に頼らずとも楽しい学園生活を送れるようになっていた。 悠理の能力をかけられて生徒会のリコール活動に参加。その影響で今までリコールに興味を示していなかった文化部系生徒の票が一気に増加し、瞬く間にリコールを成立させてしまった。 進路は漫画学科のある大学を選び、10年後の後日談では晴れて漫画家となり山田とうららの結婚式の際にも締め切りに追われていた。 【ドラマ版の設定】父親は医者。兄が父の跡を継ぐ予定だったが、家出をしてしまい、妹の芽子が兄に変わって病院を継ぐことになっていた。親の意向で医学部を志望しているものの、本人の意思ではなく、漫画を描くことが好きで本心では漫画家になりたいと思っている。ドラマでは二重人格ではない。 猿島 マリア(さるしま マリア) 声 - タカオユキ / 演 - 小島藤子 誕生日:漫画 - 1995年10月26日、テレビドラマ - 1996年10月26日 / 星座:蠍座 / 血液型:B型 / 身長:171cm 2年F組→3年。元未来視の魔女。ウェーブのかかった桃色の髪のポニーテールが特徴の、アメリカからの帰国子女。そのためか日常生活において無意識に英語を使用する。服のセンスが独特な弟がいる。 「キスをした相手の視点で未来が予知できる能力」の持ち主だった。自分と山田が「旧校舎火事」の犯人にされてしまう未来を見てしまった為に、火事を防ぐべく登校拒否をしていた。キスは元々挨拶代わりで、色々な人とキスをしている内に能力が備わった。キスの際に舌を入れる癖がある。 恋をする為に能力の消失を望み、山田に相談した。これをきっかけに山田は玉木と接触することとなる。 リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、未来視の能力を失った。後にモデルコンテストへ出場し優勝したことを山田に報告している。 山田とは事件を機にかなり好意的に接していて、よく抱きついている。 猿島の家がアレックスのホームステイ先だった為、アレックスに魔女の存在とその能力についてを教えていた。 進路は雑誌の専属モデルに決め、10年後の後日談ではモデルとアパレルデザイナーを兼業している。 【ドラマ版の設定】彼氏が怪我をする未来を見てしまい、その結果別れてしまった経験がある。 滝川 ノア(たきがわ ノア) 声 - 悠木碧 / 演 - 松井愛莉(少女期:清水詩音) 誕生日:漫画 - 1996年11月29日、テレビドラマ - 1997年11月29日 / 星座:射手座 / 血液型:O型 / 身長:148cm 1年C組→2年。元ポエム部所属。山田たちの卒業後は超常現象研究部・部長になっている。元過去視の魔女。右目の隠れた水色のツインテールにリボンが特徴。一人称は「ノア」。数々の問題を起こしている。 「キスをした相手のトラウマになった過去を夢で見る能力」の持ち主だった。後述する仲間たちに濡れ衣を着せた相手に復讐し、失われた人気を取り戻そうとうららたち魔女を退学に追い込んで魔女の力を手に入れようとするも、山田たちの策によって阻止される。その後は心を許した山田に事情を話して和解、山田に恋心を抱くようになってからは周囲からうんざりされるほどベタベタしだすようになった。 ノートの下巻を見たことがある数少ない人物の1人で、ノートを飛鳥たちに盗まれるまでは所持していた。山田に玉木の存在を教えた。 リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、過去視の能力を失った。これによって悪夢を見なくなり、山田に「先輩のおかげ」と感謝しきりだった。 山田とうららが付き合い始めてからも寧々同様に山田のことは諦めておらず、自分を山田の嫁と言い張っている。 山田が7人目の能力を手にしたと聞き、キスをして山田の観測手になった。山田が能力を使用してもノアが山田を忘れることはなく、また魔女の現在地を把握できるようになった。 その後、超研は部員が3人以上いないと廃部になってしまうため、ノアが部長となり廃部を阻止した。 10年後の後日談では山田とうららの結婚式に出席し、鈴原兄弟と共に寧々・潮、その子供たちを迎え入れた。 【ドラマ版の設定】元人気子役で、「ノアリン」と呼ばれていた。テレビドラマ『踊るノアちゃん一家』での決め台詞の「どんどんまいまい」が流行語大賞を取り、「ノアリンヘアー」と呼ばれるツインテールが大流行した。アニーも3年連続で演じていたが、成長すると共に仕事や人気も減少する。中学の頃に舞台を使った嫌がらせにあったことがトラウマになっていた。 飛鳥 美琴(あすか みこと) 声 - 花澤香菜 / 演 - 小林涼子 誕生日:漫画 - 1995年1月23日、テレビドラマ - 1996年1月23日 / 星座:水瓶座 / 血液型:AB型 / 身長:165cm 3年C組→卒業。元透明の魔女。ロングヘアにカチューシャが特徴のミステリアスな雰囲気漂う美女。宮村や寧々と同じ生徒会元副会長で、山崎の元秘書。至って冷静な性格で、何を考えているか分からない。サディストの気がある。体術を身につけており、山田でも恐れるほど。有名企業の社長令嬢であり、成績優秀で運動神経も抜群。 「キスした相手に自分を確認できなくさせる能力」の持ち主だったが、玉木の「魔女の能力を吸い取る能力」により一時的に能力をキャプチャーされていた。儀式直前に玉木から能力をリターンされ、儀式を経て能力を失った。 山田たちが全員の記憶を戻そうとするのを様々な手を使って妨害していたが、寧々たちに拘束される。隙をついて逃げ出そうとするものの山崎の命令にやむなく従い、儀式に協力した。 儀式後は潮と共に将棋部を創設し、その裏でノートの上下巻を盗んだ。 山田が1年の時にも生徒会に所属していた描写があるが、詳細は不明。 本人曰く入学当時から周りの生徒による羨望の眼差しが苦痛でしかなく、「普通の生徒」であることを望んでいたが2年生の11月に自分より目立つ存在である生徒会長に山崎が務まり、山崎の側にいることで「普通の生徒」でいられ誰かの役に立てるのを幸せに思っていたが、生徒会の任期を終えると共にまた1人になり、同じような状況にいた潮へ山崎の代わりになると思い声をかけて将棋部を創設した。しかし潮は山崎とは違った様子。宮村から「権力者が大好物な女狐」と評された。 山崎にまだ未練があったが、レオナに告白してあえなく断られ錯乱する山崎を殴りつけ、再び世話を焼くことになった。 最初の7人の中で唯一、10年後の後日談に登場していない。 【ドラマ版の設定】卑猥な言葉を投げかけてくる男性や異常な変質者から自分の身を守るために武道を習っていた。 西園寺 リカ(さいおんじ リカ) 声 - 田澤茉純 / 演 - 川村ゆきえ 誕生日:漫画 - 1994年5月1日、テレビドラマ - 1995年5月1日 / 星座:牡牛座 / 血液型:B型 / 身長:157cm 3年F組→卒業。元7人目の魔女。毛先のカールしたオレンジ色のセミロングヘアに、そばかすが特徴。一人称は「リカ」。日傘を常に持ち歩いており、スリルが楽しいからと学校でもノーパンで過ごしていた。 「7人すべての魔女を知った相手の魔女にまつわる記憶を消す能力」と「すべての魔女を探知する能力」の持ち主だった。他の魔女とは違いキスをしなくても能力が効くが、魔女に対しては一度しか能力が効かない。宮村から「別格」と言われている。山崎のことが好き。 山田と玉木が7人の魔女全員の名前を知ったため本来なら山田と玉木の記憶を消すことになるが、魔女殺しには効かないため山田と玉木の周りの人たちから山田や玉木と魔女に関する記憶を消した。 初めは生徒会側で山田たちと対立していたものの、山田による説得の末に味方することを決意。儀式を行い、記憶操作と魔女探知の能力を失った。 生徒会の引き継ぎ作業時に山崎の頼みで夜食を届けに行った際、有栖川が魔女かどうかを確かめるために覗きを働いた。魔女になる前の黒崎も覗きの被害に遭ったが、本人曰く個人的な趣味らしい。 山崎がレオナに告白するもフラれ本性を露わにした所を見て幻滅し、卒業式の後こっそり山田に記憶を取り戻す方法を教えてあげた。 10年後の後日談では山崎から山田が結婚することを聞きつけ、お祝いしたいが為に山田とうららの結婚式に出席した。若作りに励んでいる様子。 【ドラマ版の設定】レオナと友達であった。また、超常現象部に所属していた。他の魔女同様キスで能力をかけていて、山田にも能力が有効である。
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