主な将軍など
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「アルスラーン戦記の登場人物」の記事における「主な将軍など」の解説
マヘーンドラ 声 - 金尾哲夫 シンドゥラの世襲宰相(ペーシュワー)で、ジャスワントの主君。国政では安定した業績を挙げている。娘サリーマをガーデーヴィに嫁がせており、ガーデーヴィ派の重鎮である。神前決闘の結果に異議を唱え、錯乱したガーデーヴィの投槍により命を落とす。彼が主君ガーデーヴィに殺されたという事実は、ガーデーヴィ派に激しい動揺を与え、ガーデーヴィの反乱が失敗する大きな一因となった。 アニメにおいては、投槍ではなく長剣による斬殺に変更されている。また荒川版においては、ガーデーヴィを宥め主君の助命を乞うたが当のガーデーヴィに裏切りと見做され殺された。 名前の由来は、インド神話に登場するインドラ神の尊称「マヘーンドラ」(意味は「偉大なインドラ」)。 プラダーラタ 声 - 武内駿輔 シンドゥラのガーデーヴィ派の将軍。偃月刀を操る屈強の戦士。カーヴァリー河を越えたアルスラーン・ラジェンドラ連合軍を迎え撃つが、ダリューンによって討ち取られる。 ゴーヴィン 声 - 間宮康弘 シンドゥラのガーデーヴィ派の将軍。グジャラート城の城司。ラジェンドラ派と連合を組んだパルス軍に夜襲をしかけるが、ナルサスの奇計に嵌り失敗する。ダリューンの投槍によって討ち取られる。 ターラ 声 - 樫井笙人 シンドゥラのガーデーヴィ派の将軍。グジャラート城の副城司。ラジェンドラ派と連合を組んだパルス軍に夜襲をしかけるが、ナルサスの奇計に嵌り失敗する。ファランギースに討ち取られる。 プラケーシン シンドゥラのガーデーヴィ派の将軍。グジャラート城の副城司。巨体を持ち大刀をふるう。ダリューンによって倒される。 ダラバーダ シンドゥラのガーデーヴィ派の将軍。カーヴェリー河を越えてパルスに侵入するが、キシュワードによって一刀の元に敗死する。 クンタヴァー シンドゥラのラジェンドラ派の将軍。神前決闘の判決に異を唱え、逃亡したガーデーヴィの隠れた先の密告を受け、彼を捕える。シンドゥラ王位継承戦役終了後、シンドゥラのパルス軍への援軍の指揮官となる。ラジェンドラの計略によってパルス軍に混乱をもたらすはずが、ナルサスに見抜かれ討たれる。 プラージヤ シンドゥラの将軍で、王宮警備隊長を務める。ミスルの使者として来訪し、ラジェンドラ二世の説得に失敗すると彼を害そうとした「右頬に傷のある男(シャガード)」を取り逃がす。国王殺害未遂犯を取り逃すという重大な過失にもかかわらず、ラジェンドラ二世は彼に罰金を課したのみで、王者の寛大さ(と同時に、未遂犯に殺された兵の遺族に見舞金を支払っており、その損失補填を行う抜け目なさ)を示した。 アラヴァリ シンドゥラの将軍。国内を掠奪する正体不明の仮面兵団討伐の軍を率いるが、ほぼ一撃で粉砕され敗走する。 パルー チャンパの城司を務める文官の老人。侵入した賊によって城壁より突き落とされ死亡。 パルバーニ シンドゥラの将軍。コートカプラ城の城司。侵入してきたチュルクとの戦いで戦死。 ナワダ シンドゥラの将軍。コートカプラ城の副城司。チュルクの将軍シングと壮絶な一騎討ちの末に戦死する。 ナタプール シンドゥラの大臣で重臣。 アサンガ シンドゥラの宮廷書記官。小肥りの若い男で、宮廷に仕えて間もなく、ラジェンドラの性格をあまり知悉していない。 バリパダ 主としてシンドゥラの東方国境を守ってきた将軍。35歳。「カリムガングの戦い」でシャン族を打ち破り武名をとどろかす。東部国境が安定したため、国都ウライユールに呼び寄せられた。将来のシンドゥラ国軍総司令官候補とされる。
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マシニッサ ミスルの将軍。28歳。髪も瞳も口髭も黒々としており、肌は赤銅色に焼けた長身の人物。ミスル随一の勇名を馳せるほど、戦場では有能で、駱駝と馬との高低差で若干有利ではあったものの、大陸公路最強の誉れ高いパルスのダリューンと30合にわたって戦い続けた。ただし大局的な視点に欠けるため、ホサイン三世からの信頼を得るに至っていない。性格は強欲で猜疑心と嫉妬心が強く人望が無い。ミスルの陰謀を知ったザンデを騙し討ち同然に殺害したため、それを知ったヒルメスの憎悪を受ける。そのため、後に宮廷で起きた事件に乗じたヒルメスによって「国王殺害の共犯者」に仕立て上げられ殺される。 カラマンデス ミスルの先王以来から数々の武勲を挙げている宿将。髪も鬚も灰色がかった老将。ミスル軍を率いてディジレ河を越えてパルスへと侵攻する。ダリューンとの一騎討ちで討ち取られる。 グーリイ ミスルの宮廷書記官長。痩せた男で水気がない容貌から、陰では「歩くミイラ」とも呼ばれている。宮廷の歴史や諸事に通じており、クシャーフルの称号である「客将軍(アミーン)」は彼が故事に基づいて提案したものである。ホサイン三世の急死後は、摂政として国政を取り仕切ることとなる。 ギランのシャガード 声 - 櫻井孝宏 パルス人でギランの豪商の一人。ナルサスの旧友で、アルスラーンに従うことを決めたナルサスはエラムを彼に預けようと考えていた。かつては共に奴隷解放の理想を語り合った仲であったが、奴隷を労働力として使っていることなどから、いつしか偏向して奴隷制度を肯定するようになっていた。さらに海賊と謀ってギランを劫略、アルスラーンも捕らえようとする。しかしナルサスの計略にはまり失敗、逃亡を図るが、告死天使(アズライール)の爪にえぐられて右頬を負傷し捕らえられる。アルスラーンが彼に下した判決は、1年間、奴隷(ゴラーム)として実際に惨めな生活を体験させることであった。 その後、ナルサスへの復讐に燃え、素性を隠した上でミスルに逃れてホサイン三世を唆し、パルス侵攻を企てるが撃退される。次いでシンドゥラへ赴き、ラジェンドラ二世に反パルス同盟を呼びかけるが拒絶される。その後、ホサイン三世の企みに荷担し、ヒルメスの偽者「黄金仮面」となってパルス侵略の旗印となるが、その際に顔を焼かれたことでホサイン三世を恨んでいる。食事の際に出された羊の骨を武器に、ある日気まぐれでシャガードの元を訪れたホサイン三世を人質にとり、これがミスル及びヒルメスにとっては大きな運命の変転ともなった。 クシャーフル 「客将軍(アミーン)」の称号を持つパルス人で、ミスル国内の亡命パルス人部隊を率いる。正体はパルスの王子ヒルメス。クシャーフルの名は、英雄王カイ・ホスローの子でありながら王位につけなかった王子に由来する。ミスルの客将として、アシュリアル地方の盗賊退治などの任務をこなし、ホサイン三世からの信頼を得る。引退を申し出ていた南方軍都督カラベクの後釜として就任する予定であったが、ホサイン三世の急死後は事実上ミスル軍の最高責任者となる。だがパルス人ゆえにミスルに足場がなく、失脚につながる。 クオレイン アクミームに住むパルス人。パルスのフゼスターン地方の貴族出身だが、アルスラーンによるパルスの奴隷解放によって財産を失いミスルに渡った。ミスル国内の反アルスラーン派パルス人の3人の有力者の一人。元貴族という身分にこだわるだけの尊大な男で、「客将軍(アミーン)」クシャーフル(本物のヒルメス)の指揮下に入ることを拒否したため、彼に一刀のもとに斬殺される。パルス国内にいる反アルスラーン派とも連絡を取っていたとされる。 カラベク ホサイン三世の時代の南方軍都督(キャランタル)。老齢のため引退を願い出る。息子が3人いる。 ビプロス ホサイン三世の時代の南方軍都督カラベクの次男。アカシャにナバタイ軍の奇襲があった際に、カラベクの命により脱出し、王都への救援を求める使者となる。 テュニプ ホサイン三世の時代の南方軍都督カラベクの長男。40歳。肩幅がひろくずんぐりとした体型の男。王都アクミームで起きた混乱に乗じミスル国の乗っ取りを実行する。ミスル宮廷内に密偵を送り込んでおり、またラヴァンを取り込み、ナバタイの侵攻の偽情報をでっちあげるなど、尋常ではない謀略の才の持ち主であり、ヒルメスは「曲者」と評した。 ザイード クシャーフル(ヒルメス)隷下のパルス人部隊の大隊長。ミスル南方軍との第一峡谷での戦いで戦死する。 フラマンタス クシャーフル(ヒルメス)隷下のパルス人部隊の大隊長。大きな声を持ち、パルス人には珍しくミスル語に長ける。客将軍府でのミスル南方軍との戦いで戦死する。 アドリス クシャーフル(ヒルメス)隷下のパルス人部隊の大隊長。王宮で発生した反乱の最中に、反乱首謀者であるにシャガードに顎の下を斬られ戦死する。 ラッザーク、セビュック クシャーフル(ヒルメス)隷下のパルス人部隊の大隊長。客将軍府でのミスル南方軍との戦いで戦死する。 ウニタ 客将軍クシャーフル配下のミスル人部隊の部将で、ミスル南方軍との第一峡谷での戦いで額に矢を受け戦死する。 シャカパ、エサルハド 客将軍クシャーフル配下のミスル人部隊の部将。
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ゴラーブ パルス・チュルク・シンドゥラの3か国の国境にある鉄門(カラ・テギン)から、パルスに侵攻して来たチュルク軍を率いる高名な将軍。パルス軍の捕虜となった。ギーヴらによってチュルクへと送還される。 シング チュルクの将軍。ザラフリク峠に布陣したチュルク軍の主将。パルス軍に敗れシンドゥラ領内へと落ち延びる。コートカプラ城を一時占拠するが、パルス軍によって再び敗北する。助命されチュルクへの帰途へついた。チュルク帰国後に汚名返上の機会としてパルス国境付近の偵察の命を与えられ、妹婿のザッハルらとともにパルス領内へ侵入する。偵察を目撃したエステル一行を抹殺しようとするが、ドン・リカルドによって返り討ちにあう。 デオ チュルクの将軍。ザラフリク峠の戦いに参加する。パルス軍に敗れシンドゥラ領内へと落ち延びる。 ドラーニー チュルクの将軍。ザラフリク峠の戦いで、パルス軍を罵倒した結果、ファランギースの弓の神技によって射殺される。 シカンダル チュルクの将軍。ザラフリク峠の戦いに参加する。ダリューンによって討たれる。 プラヤーグ チュルクの将軍。チュルク屈指の勇将。ザラフリク峠の戦いに参加する。 イパム チュルクの将軍。軍監(ターリキー)の一員として仮面兵団と行動を共にする。シングの妹婿。上には卑屈で下には尊大な小人物。パルス軍に敗れシンドゥラに落ち延びたチュルク軍との合流を主張する。激昂したブルハーンによって斬殺される。 ザッハル チュルクの騎士。シングの妹婿で、シングらと共にパルス国境付近の偵察の任務を受け、パルス領内へと潜入する。目撃者抹殺のためにエステル一行を襲撃するが、ドン・リカルドによって討ち取られる。 ジャライル シング将軍の息子で国王カドフィセスより、パルス国王アルスラーンの暗殺を命じられる。エクバターナへの道中に迷い込んだデマヴァント山で、魔将軍イルテリシュに拾われ命を救われる。蛇王の眷属および使徒では触れることのできない封印用の鎖をやすりで削り、蛇王の封印を解く役目を負う。蛇王の再臨後に気絶したレイラを運び出す。魔軍によるヘラート襲撃時に家族を地下牢から解放した際に母を失うが、残りの家族とともに山奥にある父祖の地へと帰ることとなる。 バイスーン ザッハルの息子で、国王カドフィセスよりパルス国王アルスラーンの暗殺を命じられる。パルスへの道中でジャライルとの小競り合いの末、ジャライルによって斬られ崖から転落死する。 ビサリスク ヘラートの階段宮殿の警護担当の将軍。魔軍襲来時に魔将軍イルテリシュと斬り結ぶも、力及ばず敗死する。 チャマンド 重臣などではなく宮廷書記官の一人であったが、奇妙な成り行きによって魔将軍イルテリシュによって文官の代表として扱われることになる。魔軍によるヘラート襲撃後に、魔将軍イルテリシュからチュルクの国庫開放の命を受ける。
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カルルック トゥラーンの有力な将軍。他国に使者として赴くなど、外交の事情に詳しく、トゥラーンにあって貴重な知略の将。槍の名手。ペシャワールの戦いでクバードが「ときには武勲を立ててでかい面をする為の犠牲」として討ち取られる。 タルハーン 声 - 斉藤次郎 トゥラーン随一の猛将として知られる。35歳。筋骨たくましい巨漢で、顔の下半分が赤黒い髭に覆われている。ペシャワール攻城戦におけるパルス軍との戦いに際し、国王トクトミシュを戦場から逃がすために、ダリューンとの壮絶な一騎討ちを演じ、戦死する。 ボイラ 声 - 飯島肇 トゥラーンの将軍。勇将として知られる。キシュワードとの対決は一度は互角に渡り合い引き分けるが、再戦し戦死する。 ディザブロス 声 - 山口太郎 トゥラーンの将軍。ペシャワールの戦いでイスファーンに馬上から斬って落とされる。 バシュミル 声 - 山本兼平 トゥラーンの有力な将軍。 ペシャワールの戦いで負傷し、トゥラーンに戻ることなく各地を放浪していたが、チュルクの王都ヘラートで魔将軍イルテリシュと偶然にも再会する。再会後にイルテリシュの配下に加わり、上将軍(アンダルム)を名乗ることを許される。蛇王の血をのみ変貌したイルテリシュを案じたまま、パルス軍との戦いで白鬼に斬られた。 ブルハーン トゥラーンの将軍であったジムサの弟で、忠勇優れた少年のように若い(おそらく20未満)青年。仮面兵団に参加し、メルレインの一撃からヒルメスを救ったことによって幹部に抜擢され、兄が仇敵パルスに投降したことによって故郷で白眼視されたことを庇われたことからヒルメスに絶対の忠誠を誓った。ザーブル城でアルフリードを射殺し、ヒルメスの殿をつとめてパルス軍の捕虜となり、メルレインとの決闘処刑で右足の腱を切られた状態で30合打ち合うも力尽きて首をはねられた。 兄に苦しめられながらも思慕することを止められなかった青年が、妹思いの兄の友人に憎悪すべき仇として斬られるという、皮肉な結末だった。 ドルグ 仮面兵団の一員で、中級指揮官の一人であったが、コートカプラ城で戦死する。 クトルミシュ 仮面兵団の一員で、初老の戦士。コートカプラ城の戦いでヒルメスがダリューンの一騎討ちで危機に瀕した際に割って入り、ヒルメスを救おうとしたが、これに逆上したヒルメスによって討たれる。ヒルメスは自らの行為に衝撃を受け、「敵に背を見せて逃亡する」という予想外の行動に出る。 バラク 仮面兵団の一員であったが、仮面兵団壊滅後もヒルメスに従い、ミスルへと同行する。客将軍府でのミスル南方軍との戦闘によって戦死する。 アトゥカ 仮面兵団の一員であったが、仮面兵団壊滅後もヒルメスに従い、ミスルへと同行する。ヒルメスとともに水路でアカシャへ向かう途中の第一峡谷で、ミスル南方軍による奇襲を受けて戦死する。
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