ブルハーン
ブルハーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:14 UTC 版)
「アルスラーン戦記の登場人物」の記事における「ブルハーン」の解説
トゥラーンの将軍であったジムサの弟で、忠勇優れた少年のように若い(おそらく20未満)青年。仮面兵団に参加し、メルレインの一撃からヒルメスを救ったことによって幹部に抜擢され、兄が仇敵パルスに投降したことによって故郷で白眼視されたことを庇われたことからヒルメスに絶対の忠誠を誓った。ザーブル城でアルフリードを射殺し、ヒルメスの殿をつとめてパルス軍の捕虜となり、メルレインとの決闘処刑で右足の腱を切られた状態で30合打ち合うも力尽きて首をはねられた。 兄に苦しめられながらも思慕することを止められなかった青年が、妹思いの兄の友人に憎悪すべき仇として斬られるという、皮肉な結末だった。
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