名蔵アンパル
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名蔵アンパル(なぐらアンパル、名蔵網張)は、日本の沖縄県石垣市西部に位置する干潟およびマングローブ林を含む地域である。地元では単にアンパルと呼ばれている。アンパルには網張という漢字があてられ、真栄里マニカという賊を捕らえるため、名蔵川周囲を村民総出で網を張るがごとく包囲したことに由来すると言われているが[1]、「網を張って漁をする」あるいは「人頭税からの逃亡者を捕える」との説もある[2]。
- ^ 平得公民館建設記念誌(1986)「環境省珊瑚礁研究・モニタリングセンタ『平成11年度名蔵川河口地域自然環境保全総合調査報告書』2頁」より再引用。
- ^ a b 林秀美ら著 『新・分県登山ガイド46 沖縄県の山』株式会社山と溪谷社、2006年、78-79頁、ISBN 4-635-02346-X。
- ^ “Nagura Amparu | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2016年7月13日). 2023年4月10日閲覧。
- ^ 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年、122頁。
- ^ 環境省珊瑚礁研究・モニタリングセンタ「平成11年度名蔵川河口地域自然環境保全総合調査報告書」、2000年、40-41頁
- ^ 当真武 「琉球列島の海草‐I. 種類と分布」 『沖縄生物学会誌』37号、1999年、75-92頁。
- ^ 横田昌嗣 「コアマモ」 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、沖縄県文化環境部自然保護課編 、2006年、185-186頁。
- ^ ただし、名蔵アンパルの個体群は人為移入ではないかと考えられている。キバウミニナ#分布を参照。
- ^ 環境省「国指定名蔵アンパル鳥獣保護区 名蔵アンパル特別保護地区 指定計画書(区域の拡張)(案)」、2004年。
- ^ 「沖縄県野鳥研究会編 『改訂 沖縄県の野鳥』、有限会社沖縄出版、1993年、ISBN 4-900668-32-X」による沖縄県での生息・渡りの区分。
- ^ 嵩原建二 『沖縄県の在来の生物に対して悪影響を及ぼす外来種 【鳥類】』 改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)、2005年、531頁。
- ^ 八重山毎日新聞2006年9月24日
- ^ 環境省珊瑚礁研究・モニタリングセンタ「平成11年度名蔵川河口地域自然環境保全総合調査報告書」2000年、20頁。
- ^ 環境省珊瑚礁研究・モニタリングセンタ「平成11年度名蔵川河口地域自然環境保全総合調査報告書」、2000年、77頁。
- ^ 環境省珊瑚礁研究・モニタリングセンタ「平成11年度名蔵川河口地域自然環境保全総合調査報告書」、2000年、112頁。
- ^ 諸喜田茂光 「マングローブと生き物たち」『沖縄の自然を知る』 池原貞夫・加藤祐三編著、築地書館、1997年、64頁、ISBN 4-8067-1149-7。
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