ヒバリシギとは? わかりやすく解説

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ヒバリシギ

ヒバリシギ
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雲雀鷸

読み方:ヒバリシギ(hibarishigi)

シギ科

学名 Calidris subminuta


ヒバリシギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/06 05:29 UTC 版)

ヒバリシギ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: オバシギ属 Calidris
: ヒバリシギC. subminuta
学名
Calidris subminuta
和名
ヒバリシギ
英名
Long-toed Stint

ヒバリシギ(雲雀鴫、学名:Calidris subminuta)は、チドリ目シギ科に分類されるの一種である。

名前の由来は、ヒバリほどの大きさであることから。

形態

全長約15cm[1]。雌雄同色[2]。成鳥夏羽は、頭から背、翼が赤褐色で、顔には白く太い眉斑がある。上面には黒い縦斑、胸から脇腹に黒褐色の縦斑がある[2]。喉から下の体の下面は白色。背中にV字の白線がある[1]。冬羽では、体の上面が灰褐色になり、頭部などに黒褐色の縦斑がはいる。嘴は黒色で、シギ類としては細く短い。足は黄緑色で第三趾が長い[2]

ウズラシギヨーロッパトウネンと似ているが、足の色の違いや初列風切羽が突出していないことで区別できる。

分布

シベリア中部からカムチャツカ半島で局地的に繁殖し、冬季は東南アジアオーストラリアに渡り越冬する。

日本では旅鳥としてに全国的に渡来する。南西諸島では多数が越冬する。

生態

淡水湿地水田、川岸、埋立地、池などに生息し[2]干潟に来ることは少ない。単独か数羽の群れをつくることはあるが、大群をつくることはない。

甲殻類や貝類、昆虫の幼虫などを食べる[1][2]。採食行動は足を折り曲げ、尻を上げるようにして歩き回るようにする[2]

「プルル」、「チュリリ」などと鳴く。

出典

  1. ^ a b c 「野生動物編」 『京都府レッドデータブック 2015』 1巻、京都府自然環境保全課、68頁。 
  2. ^ a b c d e f 『新版 日本の野鳥』 7巻、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2014年1月、280頁。ISBN 978-4-635-07033-1 

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