ムネアカタヒバリとは? わかりやすく解説

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ムネアカタヒバリ

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胸赤田鷚

読み方:ムネアカタヒバリ(muneakatahibari)

セキレイ科渡り鳥

学名 Anthus cervinus


胸赤田雲雀

読み方:ムネアカタヒバリ(muneakatahibari)

セキレイ科渡り鳥

学名 Anthus cervinus


ムネアカタヒバリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 18:05 UTC 版)

ムネアカタヒバリ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: セキレイ科 Motacillidae
: タヒバリ属 Anthus
: ムネアカタヒバリ
A. cervinus
学名
Anthus cervinus
(Pallas, 1811)
和名
ムネアカタヒバリ
英名
Red-throated Pipit
Anthus cervinus

ムネアカタヒバリ(胸赤田雲雀、学名:Anthus cervinus)は、スズメ目セキレイ科に分類される鳥類の一種である。

和名の由来は、胸が赤みを帯びていることより。

分布

ユーラシア大陸北極圏カムチャツカ半島アラスカ北西端で繁殖し、冬季はアフリカ中部、インド、中国南部、東南アジアに渡りをおこない越冬する。

日本では主に旅鳥として渡来するが、東日本での記録は少ない。九州以南では少数が越冬する。

形態

全長約16cm。スズメと同じくらいの大きさで、雌雄同色である。成鳥夏羽は頭部と胸部が赤橙色か橙褐色であることで、他のタヒバリ類と区別できる。背は灰褐色で黒褐色の縦斑がある。冬羽は頬がやや赤みを帯びた褐色になる他、頭部と胸が淡い褐色になる。

生態

農耕地、草原、川原や海岸に生息する。一般的な習性はタヒバリと似ている。タヒバリ地鳴きが「ピピッ、ピピッ」もしくは「チチッ、チチッ」と聞こえるのに対し、本種の地鳴きはメジロに似て「チィー」と聞こえるので、その声で存在に気づくことが多い。

食性は雑食で、主に地上で、草の実や昆虫類を採食する。

繁殖形態は卵生。湿った草原の地上に枯草用いて椀形の巣を作り、5-6個の卵を産む。

参考文献

関連項目




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