大日平とは? わかりやすく解説

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大日平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 07:11 UTC 版)

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大日平(だいにちだいら)とは、富山県中新川郡立山町立山山麓にある高原である。

概要

中部山岳国立公園特別保護地区の一部にあたり[1]2012年平成24年)7月3日には、隣接する弥陀ヶ原とともに、国際的に重要な湿地としてラムサール条約(ラムサール条約第11回締約国会議(COP11))に登録された[2][3]。一帯へ行くには登山道しかなく、自動車などでは行けない。また、公共交通機関もなく、郵便局では交通困難地に指定されている[4]。南側に隣接する弥陀ヶ原とは称名川の峡谷によって二分されており、クライミングしない限りは直接行き来することはできない。ただし、かつては吊り橋で連絡していたことがある。当地にある山小屋としては唯一の大日平山荘(北緯36度34分50.9秒 東経137度32分27.6秒 / 北緯36.580806度 東経137.541000度 / 36.580806; 137.541000 (大日平山荘)座標: 北緯36度34分50.9秒 東経137度32分27.6秒 / 北緯36.580806度 東経137.541000度 / 36.580806; 137.541000 (大日平山荘))があり、からにかけて営業している。さらに、大日岳などの北アルプス山脈の登山道が通るため、山荘は登山客によく利用される。付近からは天狗山や、そこに流れる不動滝が見える[5]

脚注

  1. ^ 中部山岳国立公園区域図” (PDF). 環境省. 2012年12月15日閲覧。
  2. ^ ラムサール条約第11回締約国会議(COP11)の開催及び湿地の新規登録について(お知らせ)”. 環境省中部地方環境事務所. 2012年12月13日閲覧。
  3. ^ Tateyama Midagahara and Dainichidaira | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2012年7月3日). 2023年4月14日閲覧。
  4. ^ 別冊(内国郵便約款第79条及び第97条関係) 交通困難地・速達取扱地域外一覧”. 日本郵便 (2022年2月21日). 2022年5月1日閲覧。
  5. ^ 大日平山荘”. 大日平山荘. 2012年12月13日閲覧。

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