曽根干潟とは? わかりやすく解説

曽根干潟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:39 UTC 版)

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曽根干潟(苅田町側より)

曽根干潟(そねひがた)は、福岡県北九州市小倉南区大字曽根から曽根新田地区の瀬戸内海周防灘)に面する干潟である。

沖合いは約5km、面積は約517ha[1]、瀬戸内海では最大規模である。シギチドリ類などの渡り鳥の飛来地として有名で、ズグロカモメツクシガモ(以上、環境省鳥類レッドリスト指定)、シマヘナタリ、ダイシャクシギなどの越冬地となっている[2]。環境省のレッドデータブックに指定されているカブトガニの生息地にもなっており[3]、2001年、環境省が指定する重要湿地に選定された[3]。これらのことから、ラムサール条約に曽根干潟が登録されることを目指す動きがある。

なお、曽根干潟の沖合い9kmには北九州空港人工島がある[1]

日本国内有数のカブトガニの生息地であるが、2005年には約350匹、2016年には約500匹におよぶ原因不明の大量死が発生している[4]

出典

  1. ^ a b 曽根干潟とは” (日本語). 北九州市. 2021年11月11日閲覧。
  2. ^ いのちのゆりかご「曽根干潟」をフィールドとした海洋教育 | 海洋政策研究所-OceanNewsletter”. 笹川平和財団 - THE SASAKAWA PEACE FOUNDATION. 2021年11月11日閲覧。
  3. ^ a b 「曽根干潟の生きもの」パンフレット”. 北九州市. 2021年11月閲覧。
  4. ^ “カブトガニ謎の大量死 北九州・曽根干潟に500匹 2005年にも…「異常事態」”. 西日本新聞. (2016年8月29日). http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/270551 2016年8月30日閲覧。 

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