活版印刷とは? わかりやすく解説

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かっぱん‐いんさつ〔クワツパン‐〕【活版印刷】

読み方:かっぱんいんさつ

活版印刷すること。また、その印刷物鉛版線画凸版樹脂版などの印刷含めていう。1445年ごろ、ドイツグーテンベルク発明活版刷り

「活版印刷」に似た言葉

かっぱん いんさつ 【活版印刷】


活版印刷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 07:23 UTC 版)

活版印刷(かっぱんいんさつ)は、活字を組み込み並べた組版を用意し(活版[1]と呼ばれる)、それに塗料を塗り紙へ転写し印刷すること。凸版印刷の一種。また、その印刷物。版、線画凸版、樹脂版などの印刷も含めていう。活版刷りということもある。


注釈

  1. ^ 嘉永2年(1849年)にオランダ江戸幕府に献上した
  2. ^ バタビアのオランダ総督府の機関誌『Javasche Courant』の中の外国記事の翻訳

出典

  1. ^ 活版コトバンクより
  2. ^  沈括 (中国語), 『夢渓筆談』巻十八 技藝, ウィキソースより閲覧。 :「慶暦中,有布衣畢昇,又為活版。其法用膠泥刻字,薄如錢唇,毎字為一印,火燒令堅。先設一鐵版,其上以松脂臘和紙灰之類冒之。欲印則以一鐵範置鐵板上,乃密布字印。滿鐵範為一板,持就火煬之,藥稍鎔,則以一平板按其面,則字平如砥。若止印三、二本,未為簡易;若印數十百千本,則極為神速。常作二鐵板,一板印刷,一板已自布字。此印者才畢,則第二板已具。更互用之,瞬息可就。」
  3. ^ 漆侠編『遼宋西夏金代通史 四』第四章四
  4. ^ 古賀謹一郎 万民の為、有益の芸事御開、184頁
  5. ^ 【特集】紙の力「効率悪くても気持ちいいコミュニケーション デジタルも融合した「21世紀の活版印刷」桜ノ宮 活版倉庫『ビッグイシュー359号掲載(2019年6月17日閲覧)。
  6. ^ 『サンケイグラフ』1955年3月27日号、産業経済新聞社。


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活版印刷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 14:37 UTC 版)

輪転印刷機」の記事における「活版印刷」の解説

英国ウィリアム・ニコルソン1790年特許申請した活字組んだ版を往復させて印刷する印刷機輪転印刷機の源とされる。のちドイツのフリードリヒ・ケーニッヒが英国1810年蒸気動力用いた高速印刷機考案し特許申請し、1812年完成。英タイムズ紙印刷工場導入された。 英国のリチャード・マーチ・ホーは1843年、版を往復させる従来高速印刷機工程見直し湾曲した版を鋳造して回転する円筒固定する最初活版輪転印刷機考案し1844年特許取得。さらに改良加えた実用に耐える輪転印刷機1846年完成させ、1847年特許取得したタイムズ紙1853年輪転機導入し1868年には現在の新聞輪転機方式である巻取紙方式輪転機初め採用した日本では1890年大阪朝日新聞採用したのが最初である。

※この「活版印刷」の解説は、「輪転印刷機」の解説の一部です。
「活版印刷」を含む「輪転印刷機」の記事については、「輪転印刷機」の概要を参照ください。

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