松田優作 関連人物

松田優作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 20:22 UTC 版)

関連人物

  • 萩原健一 - 「ええ、ぼくは……愛してるっていうか、尊敬してるっていうかね、あの人のことは……」「もちろん、生きているから神じゃないけど、どっちかっていうと人間と神のあいだみたいなとこまで (ショーケンの) レベルは上がっちゃってるんじゃないかと思うね。この国であれくらいのレベルの人は、あの年齢でいないんじゃないすか?」[36]。松田が常に意識し、憧れた同時代唯一の俳優、歌手だった。
  • 原田芳雄 - 松田が公私ともに兄貴と慕う俳優。その慕いっぷりは半端ではなく、自宅も原田の隣に構えるほどであった。優作が70年代後半にサングラスをかけていたのは、原田を模倣したものである。クリスマスや正月等は原田・松田両家で友人を呼んでの盛大なパーティーを開いていたが参加者がかなり重なっていて彼らの行き来が大変だったため、松田が「いっその事、家の間の垣根を取っ払いましょうか」と提案したという逸話がある。それに対する原田の答えは「幾ら俺たちの間でも、それはけじめがなさ過ぎるだろう」というものだった。
  • 勝新太郎 - 「原田芳雄は、サングラスを取るタイミングを間違えた。優作はショーケンのマネをしすぎた」と発言。
  • 岸田森 - 松田が尊敬する俳優。松田は、岸田らが主宰する六月劇場の研修生だった。『探偵物語』などで共演もしている。岸田の葬儀に列席した際には号泣しながら「あの人のことを愛してましたからね、僕は。俳優としても人間としても」とのコメントを発している。
  • 安岡力也 - 松田の盟友。松田の生前に、撮影関係者でただ一人病気のことを告白されていた。
  • 村川透 - 遊戯シリーズの他、遺作である「華麗なる追跡 THE CHASER」を監督。よく知った仲。松田は村川のことを「監督」ではなくおどけて「トンカク」と呼んでいたらしい。
  • 森田芳光 - 「家族ゲーム」「それから」を監督。
  • 長谷川和彦- 長谷川が「太陽を盗んだ男」を撮影している時、同じ撮影所で「蘇える金狼」を撮影していた松田が見学に訪れている。危険なストーリーに魅せられた松田に、「長谷川さん、俺にもこんな作品作ってくださいよ」と頼まれたが、その依頼が実現する前に松田は亡くなってしまった。
  • 丸山昇一 - 松田と出会って才能を開花させた脚本家。映画製作においてコンビを組むことが多く、松田のアイデアを的確に脚本化できる重要な存在だった。丸山にとって松田は畏怖と尊敬の念が入り混じる存在で、脚本をアップする度に松田からどの様なチェックが入るか戦々恐々としていたそうである。
  • 石原裕次郎 - 『太陽にほえろ!』でジーパン刑事役として出演していた松田の役者性に早くから注目。松田の暴力事件では警視庁に情状酌量を願い出て、干された状態だった松田を『大都会 PARTII』の徳吉刑事役にブッキングするなどお気に入りだった。当時松田は刑事役はもうしないと決めており、当初は出演を断ったが、石原裕次郎が自ら出向き出演を依頼して実現した[37]
  • 渡哲也 - 『大都会パートII』などで共演。松田が非常に尊敬していた俳優の一人。松田の行きつけのスナックに呼び出され、「もっと映画に出るべきだ!」と説教をされ、それを「楽しい記憶」と語っている。
  • 沢田研二 - 沢田研二20周年パーティに訪れたが、沢田とは仕事をしたことがなかった。不思議に思ったリポーターにつながりを聞かれ、「こちらが一方的にファンですから。同じ世代っていうか同じ時代に生きられるのは本当に幸せですよ。それぐらい好きです」と答えている。また沢田が内田裕也に提供した曲「きめてやる今夜」を松田はカバーしている。
  • 桃井かおり - 文学座の一期先輩。「優作ちゃんの演技はオーバーなのよー」と茶化した折、優作が悔し涙を流したというエピソードがある。『竜馬暗殺』『太陽にほえろ!(桃井がゲスト出演)』『熱帯夜』『春が来た』で共演。
  • 中村雅俊 - 文学座の一期後輩。『われら青春!』の主役に中村を推薦したのが松田だと言われている。1975年(昭和50年)には『俺たちの勲章』でダブル主演を果たした。
  • 水谷豊 - 売れない時代から付き合いのある仲間であり、「優作ちゃん」と呼ぶほどの大の親友。
  • 片桐竜次 - 東映作品などの悪役で有名。同郷で『探偵物語』や『大都会 PARTII』、映画でもよく共演しており、松田優作との共演作「新宿25時」という刑事モノの企画もあったが流れてしまった。
  • 又野誠治 - 同郷で風貌がよく似ていたこともあり、松田を意識した役づくりをしていた後輩俳優。『太陽にほえろ!』のブルース刑事は、ジーパン刑事を意識した役柄だった。松田は弟分としてかわいがっており、自身が原田芳雄と比較されて苦労した事を又野に話し、「時間はかかるかもしれないが、役者を続けていけ」と激励していた。
  • 古尾谷雅人 - 松田を「兄貴」と呼ぶ俳優。『噂の探偵QAZ』など、松田をイメージしたキャラクターの作品を演じた。この作品には、『探偵物語』のレギュラーキャラである松本刑事役の山西道広が、「松本警部」として登場している。
  • 山西道広 - 『探偵物語』の松本刑事役。文学座付属演技研究所研究生時代から、松田と同じ時間を共有した俳優のひとり。奥さんが嫉妬するほどの仲が良かったという。また、デビューアルバムに楽曲を提供している。
  • 小林旭 - 松田がファンだったという日活アクション映画のスター。ドラマ『探偵物語』は小林のアクション・コメディに影響されているという[38][39]
  • 高倉健 - 松田の遺作である『ブラック・レイン』で共演。松田が非常に尊敬していた俳優の一人であり、松田が一緒に写真を撮って下さいとお願いした唯一の俳優でもある。撮影後、松田が世界をまたにかけて活躍する事を期待し、2カ国仕様のロレックスを松田へ渡すべく準備していたが、本人の手に渡ることはなかった。
  • 伊藤洋三郎 - 元々は役者になるつもりではなかったが、学生時代に松田と出会い、現場の付き人を経験した。
  • 金子正次 - 松田の盟友。金子主演による自主制作映画「竜二」の出資金を募るため、各所に根回しをしたとされる。奇しくも命日が松田と同じ11月6日である。

注釈

  1. ^ 美由紀との長女(#家族参照)。
  2. ^ 戸籍上では1950年昭和25年)9月21日生まれになっており、本来の学年より1年遅れで義務教育を終了している。その為、萩原健一中村雅俊は本来は1学年下だが、戸籍上では同じ年に義務教育を終了している同学年である。
  3. ^ 第53回から登場。青木英美も登場している。
  4. ^ 事件の真相は、鹿児島市内の飲食店でスタッフが地元のOLを交えて打ち上げをしていた時、解散近くになってスタッフとOLとの一組のカップルができあがった。打ち上げ終了後、このカップルがタクシーを拾おうとしているのをOLの友人が見つけ、カップルについて行こうとした。そこで松田とEが「野暮なことをするなよ」と引き止めようとしたところ、彼女と押し問答になり、それを目撃した予備校生が木刀を持って駆けつけ、松田に木刀を振り上げた。そこで松田とEが予備校生に反撃した、ということだったという (出典は脚注4)。[疑問点]
  5. ^ 鈴木清順が監督。
  6. ^ 併映は澤井信一郎監督作品『めぞん一刻』。
  7. ^ この作品は石橋凌寺島進の映画デビュー作品でもある。ここで役者に開眼した石橋は松田を師と仰ぐ事となり、音楽活動と平行して俳優業にも力を入れていくことになる。
  8. ^ ただし前述のとおり戸籍上は1950年9月21日生まれとなっていたため、多くのメディアは松田の没年齢を「39歳」と報じている。
  9. ^ 2019年3月現在、本人のTwitterアカウントのプロフィールでは「Yuki Matsuda」および「ゆう姫」と表記されている[35]
  10. ^ 映画「ヨコハマBJブルース」主題歌。
  11. ^ 松田優作 with EX。

出典

  1. ^ 史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 松田美智子「越境者松田優作」『スタア』、新潮社、2008年。 
  3. ^ a b c d e f 「ZIG・ZAG ガンと知りながら闘病…… 松田優作の惜しまれる死!」『週刊宝石』1989年11月23日号、光文社、206頁。 
  4. ^ a b 山本, 俊輔、佐藤, 洋笑、映画秘宝編集部編 編『セントラルアーツ読本』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2017年、345頁。ISBN 978-4-8003-1382-9 
  5. ^ 「元妻・美智子氏が初めて語る・松田優作 日本国籍への想い」『週刊文春』2007年5月17日号、文藝春秋。
  6. ^ 織川隆「松田優作とふたりの女」『新潮45』新潮社、2006年1月号。
  7. ^ a b c 松田美智子『越境者 松田優作』2008年、新潮社、65、96、108-110、121-130頁。
  8. ^ a b c d e 「ブラウン管の気になる男たち 松田優作」『スタア』1975年9月号、平凡出版、8–9頁。 
  9. ^ 「特撮専門誌宇宙船」VOL.36 (1987年6月号) の夏夕介のインタビューより。
  10. ^ 岡田 2003, pp. 68–69.
  11. ^ 岡田 2003, p. 70.
  12. ^ 岡田 2003, p. 71-72.
  13. ^ http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-13852
  14. ^ a b c d e J.COM,2019年11月号、松田優作特集記事、p.15
  15. ^ あばよダチ公”. Movie Walker. 2019年3月19日閲覧。
  16. ^ 樋口尚文『ロマンポルノと実録やくざ映画 禁じられた70年代日本映画』平凡社、2009年7月、306頁。ISBN 9784582854763 
  17. ^ 鶴田浩司「松田優作の死」『ニッポン映画戦後50年』1995年、朝日ソノラマ。
  18. ^ ジーパン刑事起訴 ロケ先で乱暴の松田優作『朝日新聞』1976年2月6日朝刊、13版、23面
  19. ^ https://www.allcinema.net/cinema/145543
  20. ^ a b 山口猛『松田優作 炎 静かに』社会思想社現代教養文庫1505〉、1994年、43-45頁。ISBN 4-390-11505-7 
  21. ^ オールタイム・ベスト10 日本映画男優・女優”. KINENOTE. キネマ旬報社 (2014年12月). 2016年9月23日閲覧。
  22. ^ 〜胸躍るあの映画、感動のシーンが切手に!〜 特殊切手「日本映画」発行”. 日本郵便. 2014年7月21日閲覧。
  23. ^ 伝説の「ジーパン刑事」は、西岡徳馬がモチーフだった!? 誕生から50年後に明かされた秘話”. スポーツニッポン (2023年7月10日). 2023年7月11日閲覧。
  24. ^ 舛田利雄、佐藤利明、高護『映画監督舛田利雄 : アクション映画の巨星舛田利雄のすべて』Hotwax責任編集、ウルトラ・ヴァイヴ、シンコーミュージック・エンタテイメント、2007年11月、287-288頁。ISBN 9784401751174 
  25. ^ 「日経エンタテインメント!・松田美智子インタビュー」2008年4月号。
  26. ^ 知ってるつもり?!』「松田優作」。
  27. ^ 2010年12月22日、NHK放送、ドキュメンタリー番組「ラストデイズ-“お前は、オレになれる” 松田優作×香川照之」
  28. ^ 『松田優作DVDマガジン』#13(2015年11月24日発売、講談社)の特典映像「岩城滉一スペシャルインタビュー(前編)」より。
  29. ^ 松田美由紀、夫・優作の「ベスパ」公開 『探偵物語』で愛用“伝説の白バイク”は現存していた「我が家に何十年も地下室にあった」”. オリコン (2023年11月13日). 2023年11月14日閲覧。
  30. ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P124、222
  31. ^ “徹子の部屋.27日、放送1万回 自然体トークで40年”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年5月22日). オリジナルの2016年4月3日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20160403215658/http://mainichi.jp/articles/20150522/dde/018/200/029000c 2015年5月22日閲覧。 
  32. ^ a b c d e f g h i j “連載 芸能生活40年 宇崎竜童 『運がよければ』(42) 原田芳雄さん、松田優作と俺にCM共演の依頼”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社): p. 18. (2011年12月20日) “連載 芸能生活40年 宇崎竜童 『運がよければ』(43) 深夜2時に優作が電話で『おい!殺すぞ!!』”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社): p. 18. (2011年12月21日) “連載 芸能生活40年 宇崎竜童 『運がよければ』(44) 殺人予告した優作の誤解が解けて以前の仲に”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社): p. 16. (2011年12月22日) “連載 芸能生活40年 宇崎竜童 『運がよければ』(45) 優作がCM撮影現場でスタッフに連続平手打ち”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社): p. 16. (2011年12月23日) 
  33. ^ 2015年11月20日発行東京新聞夕刊1面
  34. ^ 優作さん娘ベール脱ぐ 6月CDデビュー、12年から素性隠し活動”. Sponichi Annex (2015年5月12日). 2015年5月12日閲覧。
  35. ^ YJY(@YJYmusic)さん | Twitter”. 2019年3月19日閲覧。
  36. ^ 『週刊明星』1981年4月23日号
  37. ^ 岡田晋吉『青春ドラマ夢伝説 あるプロデューサーのテレビ青春日誌』日本テレビ放送網、2003年。
  38. ^ 小林信彦「<正義>をめぐる木村拓哉の喜劇 (HERO)」『コラムの逆襲 エンタテインメント時評 1999〜2002』新潮社、2002年。
  39. ^ 帰ってきた渡り鳥 渡り鳥・流れ者シリーズ・他研究サイト(2002年12月23日時点のアーカイブ
  40. ^ 創刊号に付属のシリーズガイドより。






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