大学の略称 大学の略称に関するエピソード

大学の略称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/26 05:14 UTC 版)

大学の略称に関するエピソード

報道での公平さ

大学分野の報道、特に大学チーム対象の競技会の報道などに多い例だが、その大学が含まれる競技分野の歴史やそのなかにおける当該大学の活躍度などにより、略称名の使用において必ずしも公平な扱いにならない場合がある。本来は報道する側の姿勢として、類似の大学名を列挙する場合に、あえて安易に略称や愛称は使用しない配慮するなどの見識が望まれるが、実際にはそういうケースでも一部の大学にのみ略称や愛称を使用する場合が多く見受けられる。伝統校(その分野において古くから活躍して認知度が高い大学)とされる大学にはそれに応じた認知度が高い略称や愛称がある場合が多いため、当該大学にはその認知度の高い略称をそのまま用いる一方で、認知度が高くない大学や新興大学の場合は、略称を用いないでフル校名記載をするなどといったケースがある。

【例】全日本大学野球選手権大会の第42回大会(1993年)には、関西学院大学関東学院大学関東学園大学が揃って出場したが、同大会のトーナメント表を報じたスポーツ関連記事では、関西学院大学のみは、「関学」の略称が使用され、他の2校はフル校名記載となったケースが多かった。

この様な場合の報道する側の立場としては、特定大学への贔屓ではなく、解かり易さという観点や判断により善意で行なっているものであるが、略称に対する個人の思い入れの違いから、列挙している中で扱いに差があることに対して公平さに欠けるとの指摘や論争の要因にもなっている。通常は創設時期や社会的な認知度が上がった時期を考慮し、多角的な意味(単純に学校の創設順番のみを考慮しているわけではない)での後発校側が自発的に過去の類似名称校との区別を意図する目的で、既存の有名なものとは別な略称名を積極的に用いるのが通例であるが、特に社会的にその大学の印象の良好な大学の略称については、「我こそが相応しい」あるいは「こちらにもその使用する権利や道理がある」などの心情が複雑に絡み合い、感情的な論争や主張に発展する場合がしばしば見受けられる。

紛らわしい略称

  • 同大(どうだい)
新聞など紙面で大学の記事が書かれる場合、最初のみ「○○大」と固有名称が書かれ、2回目以降は「同大」と固有名称を省略して書かれることが多い。しかし、「同大」は主に関西同志社大学の略称として使われており、読者が「同大」を同志社大学と混同し、混乱してしまう危険性がある。このため「同大学」と書かれる場合もある。
  • 四大(よんだい)
四日市大学四国大学。地元では「四大」と略されることもある。しかし、一般には「四年制大学」の意味で使われるために混同し、混乱してしまう場合がある。四日市大学の場合、口頭での略称としては「よっかだい」が使われることが多い[3]

  1. ^ 環太平洋大学を運営する学校法人創志学園が商標登録している。同じくIPUを略称としてきた岩手県立大学では、学校法人創志学園からの通知を受け、2017年6月に使用を取りやめる方針を決めた。岩手日報 (2017年7月21日). “岩手県立大が「IPU」使用取りやめ 商標権侵害指摘受け” (日本語). 2017年7月22日閲覧。
  2. ^ 特に断りなく「帝大を用いる場合は東京帝国大学の事を指すケース」は、対象となっている大学の格や権威的なものが理由からではなく、多分に「帝国大学が後の東京帝国大学(現在の東大)だけであった時期が存在した」という歴史的な背景によるもの。但し、「大学の格や権威的なものに由来している」と誤った解釈で理解している人も一部には存在している。また、他の帝国大学(○×帝国大学)の近隣住民や学生同士の会話の中でそれらの帝国大学を単に「帝大(ていだい)」と呼ぶ場合は、現在における例(○×工業大学を工大と省略して呼ぶ例など)に漏れず当たり前に存在しており、決して間違った使用例には当たらない。
  3. ^ ETVよっかだい”. 2013年10月19日閲覧。







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