FIBA男子アジアカップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/19 09:03 UTC 版)
| 開始年 | 1960 |
|---|---|
| 主催 | FIBAアジア |
| チーム数 | 16チーム |
| 前回優勝 | |
| 最多優勝 | |
| 公式サイト | |
| www.fiba.basketball | |
FIBA男子アジアカップ(FIBA Asia Cup)は、FIBAアジアが主催するバスケットボールのナショナルチームによる大陸選手権である。FIBAアジアおよびFIBAオセアニア加盟国すべてに参加資格が与えられる。以前の大会名は Asian Basketball Confederation Championship、略称ABC。FIBA Asia Championship、FIBAアジア選手権だった。女子の大会についてはFIBA女子アジアカップを参照。
概要
1960年にマニラで第1回を開催。1963年の第2回以降、2015年大会までは隔年で開催され、オリンピックもしくはワールドカップのアジア予選を兼ねていた。2017年大会からは開催頻度が4年ごととなり、FIBAオセアニアのチームも参加している。本大会出場枠は16ヶ国。
予選
2017年大会までは開催国、開催前年のFIBAアジアチャレンジ(旧スタンコビッチカップ→FIBAアジアカップ)優勝国およびFIBAアジア内の6つのサブゾーン(東アジア・東南アジア・中央アジア・南アジア・湾岸・西アジア)予選の上位国が出場していた。各サブゾーンの出場枠数はFIBAアジアチャレンジの結果により変動していた。これに加えて2017年大会はオセアニアからオーストラリアとニュージーランドが参戦した。
2022年大会から予選方式が変更された。前回ワールドカップ予選に進出できなかったチームと参加しなかったチームによるサブゾーンごとの事前予選を行い最終予選進出チームを決定する。最終予選参加チームをFIBAランキングを基に8つのポッド(東地区4、西地区4)に分け、抽選により4チームごとのグループ分けを行い、グループ内でホームアウェイの予選を行い、上位チームがアジアカップ本大会出場権を獲得する。
大会方式
大会方式はこれまで何度か変更されている。ほとんどの大会で一次リーグと二次リーグを行ったのち、上位チームによる決勝トーナメントを行っていた。
2017年に開始した現在の形式は、予選リーグでは16チームが4グループに分かれて総当たりの試合を行い、グループの1位チームは直接決勝トーナメントの準々決勝に進出する。グループの2位チームは別のグループの3位チームとの間でプレーオフを行い、勝利チームが準々決勝に進出する。
開催実績
国別メダル獲得数
2022年大会終了時点
| 順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 16 | 1 | 2 | 19 | |
| 2 | 5 | 4 | 1 | 10 | |
| 3 | 3 | 1 | 1 | 5 | |
| 4 | 2 | 11 | 12 | 25 | |
| 5 | 2 | 5 | 7 | 14 | |
| 6 | 2 | 0 | 0 | 2 | |
| 7 | 0 | 4 | 0 | 4 | |
| 8 | 0 | 2 | 2 | 4 | |
| 9 | 0 | 1 | 1 | 2 | |
| 10 | 0 | 1 | 0 | 1 | |
| 11 | 0 | 0 | 2 | 2 | |
| 12 | 0 | 0 | 1 | 1 | |
| 0 | 0 | 1 | 1 | ||
| Total | 30 | 30 | 30 | 90 | |
MVP
| 年 | MVP |
|---|---|
| 1960 | |
| 1973 | |
| 1983 | |
| 1985 | |
| 1987 | |
| 1995 | |
| 1997 | |
| 1999 | |
| 2001 | |
| 2003 | |
| 2005 | |
| 2007 | |
| 2009 | |
| 2011 | |
| 2013 | |
| 2015 | |
| 2017 | |
| 2022 | |
| 2025 |
日本での放送
- 1999年大会は男女とも日本テレビ・NHK-BS・スカイスポーツなどで中継された。
- 2007年・2009年はFIBA国際大会の国内放映権を持つJ SPORTSが中継。
- 2013年から2016年はフジテレビがFIBA主催国際大会の日本国内独占放映権を取得。2013年の男子大会はフジテレビのCS、フジテレビNEXTで中継。
- 2017年大会からは男女ともにDAZNにて独占生中継。
- 2025年大会予選はDAZNに加えて、BS日テレとテレビ朝日、TVerでも中継・配信された[2][3]。
脚注
関連項目
参考文献
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外部リンク
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