2013年バスケットボール男子アジア選手権とは？わかりやすく解説

2013年FIBA男子アジア選手権
	第27回バスケットボール男子アジア選手権
概要
開催国	フィリピン
期間	2013年8月1-11日
参加チーム	16
会場	2会場 (2都市)
優勝	イラン (3回目)
MVP	ハメッド・ハッダディ
	< 2011 2015 >

2013年FIBAアジア男子バスケットボール選手権（The 27th FIBA Asia Championship for Men）は、2013年8月に開催された第27回バスケットボール男子アジア選手権大会。1日から11日までフィリピン・マニラなどで開催される。当初レバノン・ベイルートが開催地となる予定であったが、シリア内戦の影響もあり、変更された^[1]。

イランが2大会ぶりに優勝し、準優勝の地元フィリピン、3位の韓国とともに2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップ出場権を獲得。中国は準々決勝で台湾に敗れてワールドカップ出場権を逃し、2000年シドニーオリンピックから続いていた世界大会（オリンピック、ワールドカップ）連続出場が途切れた。

出場国

2012年FIBAアジアカップで優勝したイランが出場権を獲得。東アジア、西アジア、東南アジア、湾岸各サブゾーンにそれぞれ2枠、中央アジア、南アジア各サブゾーンにそれぞれ1枠与えられた。さらにアジアカップにおいて優勝国イランと開催国フィリピンを除いた上位4チームに日本、カタール、中国、チャイニーズタイペイが入ったため、東アジアサブゾーンに3枠、湾岸サブゾーンに1枠が追加された。

予選	開催年月日	開催地	枠	Qualified
開催国			1	フィリピン (45)
2012年FIBAアジアカップ	2012年9月14日-22日	大田区	1	イラン (20)
中央アジア予選	2013年5月7日	アスタナ	1	カザフスタン (47)
東アジア選手権	2013年5月16日–21日	仁川広域市	5	韓国 (33) 中国 (11) 日本 (35) 香港 (71) チャイニーズタイペイ (42)
ガルフ選手権	2012年9月30日-10月6日	マナーマ	3	カタール (36) バーレーン (75) サウジアラビア (69)
南アジア選手権	2013年6月2日-4日	ニューデリー	1	インド (58)
東南アジア選手権	2013年6月20日-23日	メダン	2	タイ (85) マレーシア (69)
西アジア選手権	2013年2月7日-9日	テヘラン	2	~~レバノン~~ (25) ヨルダン (30)

カッコ内はFIBAランク

レバノンは大会直前に国内協会の資格停止処分を受け出場停止。

会場

パサイ	マニラ
モール・オブ・アジア・アリーナ	ニノイ・アキノ・スタジアム
キャパシティ: 20,000	キャパシティ: 6,000

1次ラウンド

グループA

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点
チャイニーズタイペイ	3	3	0	265	233	1.14	6
フィリピン	3	2	1	234	221	1.06	5
ヨルダン	3	1	2	221	212	1.03	4
サウジアラビア	3	0	3	180	231	0.78	3

グループB

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点
カタール	2	2	0	162	138	1.17	4
日本	2	1	1	150	134	1.12	3
香港	2	0	2	123	163	0.75	2

グループC

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点
イラン	3	3	0	261	141	1.85	6
韓国	3	2	1	208	193	1.08	5
中国	3	1	2	223	155	1.44	4
マレーシア	3	0	3	105	308	0.34	3

グループD

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点
カザフスタン	3	3	0	240	210	1.14	6
バーレーン	3	2	1	244	221	1.10	5
インド	3	1	2	236	227	1.04	4
タイ	3	0	3	194	256	0.76	3

2次ラウンド

1次ラウンドの対戦も含めて順位に反映される。

グループE

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点	tie break;
フィリピン	5	4	1	393	351	1.12	9	1-1;159/154=1.03
チャイニーズタイペイ	5	4	1	416	368	1.13	9	1-1;152/150=1.01
カタール	5	4	1	378	347	1.09	9	1-1;141/148=0.95
ヨルダン	5	2	3	364	353	1.03	7
日本	5	1	4	353	368	0.96	6
香港	5	0	5	287	404	0.71	5

グループF

チーム	試合	勝	敗	得点	失点	得失差	勝点
イラン	5	5	0	408	283	1.44	10
韓国	5	4	1	390	287	1.36	9
中国	5	3	2	350	311	1.13	8
カザフスタン	5	2	3	326	372	0.88	7
バーレーン	5	1	4	331	418	0.79	6
インド	5	0	5	304	438	0.69	5

13–15位決定トーナメント

13-15位決定予備戦		13位決定戦

8月6日(No.28)
マレーシア	56
タイ	71
		8月7日(No.35)
		タイ	80
		サウジアラビア	93

サウジアラビア

9–12位決定トーナメント

9－11位決定予備戦		9位決定戦

8月9日(No.42)
バーレーン	79
香港	87
		8月10日(No.49)
		香港	50
		日本	79

		3位決定戦
8月9日(No.43)		8月10日(No.48)
日本	73	インド	75
インド	64	バーレーン	65

決勝トーナメント

準々決勝		準決勝		決勝

8月9日(No.46)

フィリピン	88
		8月10日(No.52)
カザフスタン	58
		フィリピン	86
8月9日(No.47)
		韓国	79
韓国	79
				8月11日(No.57)
カタール	52
				フィリピン	71
8月9日(No.44)
				イラン	85
イラン	95
		8月10日(No.51)
ヨルダン	54
		イラン	79
8月9日(No.45)
		チャイニーズタイペイ	60	3位決定戦
チャイニーズタイペイ	96
				8月11日(No.56)
中国	78
				韓国	75

				チャイニーズタイペイ	57

5-8位決定予備戦		5位決定戦

8月10日(No.53)
カザフスタン	67
カタール	72
		8月11日(No.55)
		カタール	85
		中国	96

		3位決定戦
8月10日(No.50)		8月11日(No.54)
中国	79	ヨルダン	88
ヨルダン	76	カザフスタン	59

最終順位

順位	チーム
	イラン
	フィリピン
	韓国
4	チャイニーズタイペイ
5	中国
6	カタール
7	ヨルダン
8	カザフスタン
9	日本
10	香港
11	インド
12	バーレーン
13	サウジアラビア
14	タイ
15	マレーシア

各賞

2013年アジア選手権優勝
イラン 3回目

MVP: ハメッド・ハッダディ

オールスターチーム:^[2]

PG – ジェイソン・カストロ（英語版）
SG – キム・ミング（英語版）
SF – 林志傑
PF – オシン・サハキアン（英語版）
C – ハメッド・ハッダディ

脚注

^ http://www.fiba.com/pages/eng/fc/news/lateNews/arti.asp?newsid=54670
^ “IRI - Hamed Haddadi named MVP as Iran win title”. FIBAアジア (2013年8月11日). 2014年7月17日閲覧。

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