たま【霊/▽魂/×魄】
こん【魂】
こん【魂】
たましい〔たましひ〕【魂/×魄】
読み方:たましい
1 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。「—が抜けたようになる」「仏作って—入れず」
3 それなしではそのものがありえないくらい大事なもの。「刀は武士の—、鏡は女の—」
4 (多く「…だましい」の形で)そのもののもつ固有の精神。また、気構え。「大和(やまと)—」「負けじ—」
だましい〔だましひ〕【魂/×魄】
魂
魂
魂(まぶい)
霊魂
(魂 から転送)
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霊魂(れいこん、羅: anima、ギリシア語: Ψυχή)は、肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの[1]。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられ[2]、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在[3]。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在[3]、個人の肉体や精神をつかさどる人格的・非物質的な存在[4]、感覚による認識を超えた永遠の存在[5]と考えられている。
注釈
出典
- ^ 広辞苑 第六版 霊魂
- ^ “魂(こん)とは? 意味や使い方 - コトバンク”. コトバンク. 2023年11月26日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉 「霊魂」
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- ^ a b c d e f 小口 偉一、堀 一郎、1973、『宗教学辞典』、東京大学出版会 ISBN 4-13-010027-0 p. 757
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- ^ 岩波書店『哲学・思想事典』、「懐疑主義」の項
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- ^ なぜ「葬式仏教」は生まれたか?〈死者〉との関わりから日本仏教を読み解く5冊 | 彼岸寺
- ^ 大辞泉
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魂(たましい)
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「リヴィングストン (漫画)」の記事における「魂(たましい)」の解説
本来は5千年の寿命があり、人から人へと引き継がれていくものだが、予定外の事故で予定を全うできなかったら砕け散る。
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魂(たましい)
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「世界でいちばん大嫌い」の記事における「魂(たましい)」の解説
本来は扇子の口から出てくるものだったが、後に他の登場人物からも出てくるようになる(例えば万葉の口や真紀の口から出てきたり、麻子のツインテールが魂になったり…)。しかもなぜか大量にあふれている。扇子はロープに使ったり、魂の緒を結んでブランコにしてしまう。
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魂(たましい)
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人間の下腹部の辺りに翼を持った鳥の形をして存在している。人が死んだ時、神無ノ鳥によって魂は回収され、神無山に連れて行かれる。通常、翼の色は白であるが、死期が近づいた者の翼は赤く変色している。死ぬ直前になると、赤色が濃くなり、血の色よりも濃い色となる。神無ノ鳥にも魂がお腹にいる時には見る事は出来ない。たとえ、神無ノ鳥が魂を回収せず、死亡予定日を過ぎたとしても、死を招く魂のケガレである赤い羽根のままでは、死からは逃れられない。また、生への執着が強ければ強い程、魂を肉体から引き剥がす事は困難で、生への執着が薄い者は容易に引き離す事が出来る。そして、魂は、常闇の間に連れて行かれ、生きている間の記憶が全て洗い流されるまで、漏斗を逆さにしたような形の天上の奥にある場所で過ごす。天上には彼岸へと続く穴があり、そこから彼岸に旅立つ。神無ノ鳥には魂はないが、イカルには魂がある。また、転生して姿は変わっても魂の姿は変わらない。魂を回収しないだけでは、死を回避する事は出来ず、赤くなっている魂を、元の白い状態に戻さなければならない。そのため、いったん魂を体外に取り出し、真っ赤な色をした魂の嘴に当たる箇所に口づけ、魂を浄化し肉体に戻す必要がある。昔、魂を回収せず、浄化してやった神無ノ鳥がおり、罰を受けたというが…?
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魂(たましい)
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「太鼓の達人の登場人物一覧」の記事における「魂(たましい)」の解説
和太鼓の魂。これが作り上げられた和太鼓に乗り移り、どんとかつが誕生した。たましいが全て抜けると、ただの和太鼓になってしまう。
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魂
魂
「魂」の例文・使い方・用例・文例
- 子どもは大人の父;三つ子の魂百まで
- 彼の魂は地獄に落ちるだろう
- 彼らは霊魂は不滅だと信じている
- 私は霊魂の存在を信じない
- 私はその魂のこめられた絵に感動した
- 虫でさえも向き直ってくる;一寸の虫にも五分の魂
- 彼の魂は強固に鍛えられている。
- 悪魔に取りつかれた魂
- 彼は魂の非物質性に疑問を呈した。
- 彼女の魂を揺さぶる声は世界中の人々に届きつつある。
- 死後の魂の浄化を信じる
- 彼は商魂たくましく、自分の商品を積極的に売ろうとしている。
- すべての人の心と魂とともに
- その魂が安らかに休めるように祈ります。
- この音楽は私の魂を揺さぶります。
- 私たちは彼の魂を受け継ぐ。
- それは魂を売るような行為だ。
- 三つ子の魂百までとは本当によく言ったものだ。
- 人だけではなくて、建物や壁が微かに持っている魂魄も感じられます。
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