doxing
別名:doxxing
【英】dox
doxingとは、個人攻撃のためにその人の個人情報をWeb上で公開する、いわゆる「晒し」を意味する英語のインターネットスラングである。
doxingはdoc(documents)が動詞化した語と解釈されている。受け身形で「doxed」のように変化する用法も見られる。
doxingは主に、Facebookをはじめとするソーシャルメディアのプロフィールや投稿履歴から個人とその行いを特定できる情報を収集するといった方法で行われる。ソーシャルエンジニアリングによって当人のアカウントでログインして情報を窃取するという方法がとられる場合もある。
ハクティビスト集団「Anonymous」は、しばしば政府関係者や政界の著名人を対象するハクティビズムの一環として、情報システムをハッキングして個人情報を盗みdoxingを行っている。
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晒し
(doxing から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 14:46 UTC 版)
晒し(さらし)は、住所・電話番号・顔写真などの個人を特定する情報を本人に無断でインターネットに公開し、対象者を攻撃する行為[1]。本人と対峙することなく被害を与えようとする間接的なネットいじめの一形態に当たる[1]。悪事を犯したと目される人物を正義感をもって私刑しようとする衝動的な動機によって行われる場合もある(ネット自警団とも呼ばれる)[2]。英語では文書(documentsの略のdocs)ばらまきを意味するドクシング(doxing、doxxing)とも[3][4]。
- ^ a b 原清治、山内乾史、大多和直樹、浅田瞳「ネットいじめの実態とその抑止策に関する実証的研究」2012年度
- ^ 「「ネットで叩く」側の論理 誰が「私刑」を執行するのか」『AERA』2013年8月26日号、朝日新聞出版、2013年。
- ^ 町山智浩『アメリカは今日も「炎上」中』 / 週刊文春2015年6月25日号
- ^ 大学教授、白人至上主義者だと誤って名指しされ シャーロッツビル衝突 2017年8月16日
- ^ a b 佐藤佳弘『インターネットと人権侵害』41-48
- ^ 山本 太郎, 千葉 直子, 植田 広樹, 高橋 克巳, 平田 真一, 小笠原 盛浩, 関谷 直也, 中村 功, 橋元 良明 テキスト系CGM利用時の不安に関する自由記述を中心とした調査結果について 日本社会情報学会 第26回全国大会P 475-480
- ^ 鈴木謙介 第23回: ケータイが侵食するインターネット~異なる文化の邂逅によって生じるトラブルへの対処を~ 2007年1月
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