ソーシャル‐エンジニアリング【social engineering】
ソーシャルエンジニアリング【Social Engineering】
ソーシャルエンジニアリング
ソーシャルエンジニアリングとは、不正アクセスを行う手法のうち、IT関連の技術を駆使する方法によらず、言葉巧みに本人から聞き出したり廃棄済み書類を漁ったりパスワード入力時のキーボードの入力内容を後ろからのぞき見たりしてIDやパスワード等の情報を窃取する方法のことである。
ソーシャルエンジニアリングに含まれる方法のうち、ログイン時の入力を窃視してパスワード等を盗む方法は特に「ショルダーハッキング」と呼ばれる。ゴミ箱に廃棄された資料や記憶媒体などからログイン情報の手がかりを探す方法は「トラッシング」と呼ばれている。
「ソーシャル」の語は「社会的な」という意味があり、ソーシャルエンジニアリングも現実社会の各場面における油断やミスを利用した情報窃取のリスクといえる。コンピュータ上でのデータの扱いだけでなく、現実世界においてもログイン情報などの扱いには十分な注意が求められる。
参照リンク
ソーシャルエンジニアリングの対策 - 国民のための情報セキュリティサイト
ソーシャル・エンジニアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/13 09:00 UTC 版)
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ソーシャル・エンジニアリング(英: social engineering)とは、人間の心理的な隙や、行動のミスにつけ込んで個人が持つ秘密情報を入手する犯罪を指す[1]。社会工学(英: social engineering)の分野では、プライベートな集団や政府といった大規模な集団における、大衆の姿勢や社会的なふるまいの影響への働きかけを研究することを言う。フィッシングやスキミングは、行為自体はコンピュータ内で閉じているが、人間心理的な隙をついている点では同様である。
概要
元来は、コンピュータ用語で、コンピュータウイルスやスパイウェアなどを用いない(つまりコンピュータ本体に被害を加えない方法)で、パスワードを入手し不正に侵入(クラッキング)するのが目的。この意味で使用される場合はソーシャルハッキング(ソーシャルハック)、ソーシャルクラッキングとも言う。
分類
ソーシャル・エンジニアリングには以下のような方法が、よく用いられる。
フィッシング
実在する企業やサービスを装った偽メールを送り、偽のサイトに誘導してパスワードやクレジットカード情報を入力させる。
ビッシング
重役や上司、重要顧客、システム管理者などと身分を詐称して電話をかけ、パスワードや重要情報を聞きだす。
スミッシング
SMS(ショートメッセージ)を利用したフィッシング詐欺。「荷物の不在届」や「アカウントの異常」を装った文面がよく使われる。
ショルダーハッキング
現金自動預け払い機 (ATM) やスマートフォンなどの端末本体を操作する人の後ろに立ち、パスワード入力の際のキーボード(もしくは画面)を短時間だけ凝視し、暗記する手法[2]。ATMの操作時に後方や隣に不審者がいないかを確認するため凸面鏡、覗かれないようパーティションを設置したり、静脈による生体認証を取り入れるなど対策が強化されている。スマートフォンを利用するときには、スクリーンにのぞき見防止フィルムを貼るのも有効である。
スカベンジング
テイルゲーティング
セキュリティゲートを通過する正規の従業員の後ろに、さも関係者のような顔をして密着し、そのまま建物内に侵入する手法。ピギーバックとも言われる[3]。
プリテキスティング
口実を作り、嘘のシナリオを演じて情報を引き出す手法。IT担当者を装って「システムのメンテナンスのためにパスワードの確認が必要です」と電話するなどの例がある[3]。
ベイティング
エサを撒く手法。ウイルスを仕込んだUSBメモリやSDカードを、オフィスの駐車場や共有スペースにわざと落としておき、拾った人が好奇心で自分のPCに指すのを待つ。ロード・バイ・ソーシングとも言われる。日本において、特定のパスワードに変更することで特典が受けられるなどの偽の情報を流し、パスワードを不正入手した人物が2007年3月に書類送検された例がある。
クィド・プロ・クオ
「ITサポートですが、PCの不具合を直してあげます」と持ちかけ、その見返りに一時的なパスワードを聞き出すなど、「サービスを提供するフリ」をして情報を奪う[3]。クィド・プロ・クオは、ラテン語で「代償」を意味する[3]。
手口の一例
個人情報を聞き出す為にも用いられる。電話で連絡を取り、
脚注
- ↑ “ソーシャルエンジニアリングとは?人間の心理を突くサイバー攻撃の手口と対策”. IP 確認さん. 2026年3月28日閲覧。
- ↑ ショルダーハック
- 1 2 3 4 “11種類のソーシャルエンジニアリング攻撃 - チェック・ポイント Software”. Check Point Software. 2026年5月13日閲覧。
関連項目
- コンピュータセキュリティ
- 不正のトライアングル - 米国の犯罪学者が導き出した、不正行為をする人物の3つの要素
- パスワード
- フィッシング (Phishing fraud)
- ビッシング
- スミッシング
- ショルダーハッキング
- スカベンジング
- 特殊詐欺
- ケビン・ミトニック
ソーシャル・エンジニアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「ソーシャル・エンジニアリング」の解説
ソーシャル・エンジニアリングとは人間の心理的な隙や行動のミスなど「人」をターゲットにして機密情報を窃取する攻撃全般を指す。手法としては例えば下記のものがある: システム管理者や警察などになりすましてメールないし電話する事で個人情報等を聞き出す ショルダーハッキング(Shoulder surfing):PCを操作しているユーザの肩越しにパスワード等を盗み見る トラッシング:ゴミ箱に捨てられた紙媒体や記憶媒体から機密情報を得る。スカベンジング、スカビンジングとも
※この「ソーシャル・エンジニアリング」の解説は、「サイバーセキュリティ」の解説の一部です。
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ソーシャルエンジニアリング
出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 05:47 UTC 版)
名詞
語源
関連語
ソーシャル・エンジニアリング
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