警視庁警備部警護課第四係機動警護班とは? わかりやすく解説

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警視庁警備部警護課第四係機動警護班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:18 UTC 版)

SP 警視庁警備部警護課第四係」の記事における「警視庁警備部警護課第四係機動警護班」の解説

機動警護班は特定の担当要人持たない遊軍であり、第1 - 4係の増援要請欠員補充のための応援警護につく。新人はまずここに配属され仕事覚え場合が多い。外国からのVIP警護短期勤務のため、この機動警護班から組織される井上 薫いのうえ かおる) 演 - 岡田准一20年前:中島凱斗警護課第四機動警護隊員巡査部長1982年12月20日生まれ旧姓は「北村」。 国家公務員試験II合格準キャリア警察官6歳の頃テロ巻き込まれ両親亡くし叔父である警視庁組織犯罪対策第一課長・井修司養子となる。事件標的となった総理麻田浮かべた笑みを目にして以来井上悪夢苛まれるうになる幼少期両親目の前で亡くした衝撃から、脳内物質バランス構築影響を受け、脳内が常に活性化していると言われる五感記憶機能が異常発達しており、この体質によって「シンクロ」、「フォトグラフィック・メモリー」等の能力を持つ。訓練生時は通常の警護訓練では訓練にならず、より難易度高くした訓練実施されていた。 仕事中必ず手錠忘れ逮捕の際には毎回同僚から借りるようになる通常逮捕するとがないSPには不要とも言えるものだが、異例テロ直面する井上は度々犯人対峙して逮捕してしまう。大規模任務では、尾形意思により全体見通すことの出来外回り配置定位置となっている。任務中は落ち着きがなく、4係でも最も新人体格不利な井上SPとして警護対象者側から苦情を受けることも少なくない山本には“一日中ボーっとしているだけ”と揶揄される。考え露骨に顔に出る等、非常時とのギャップ大きい。 合コンに熱心だが、悪意なく相手隠しごとを明らかにするデリカシーのないところが災いしてまったり理想の女性像が非現実的だったりと一向に実を結ぶ気配がない。本人は「合コン上手くいっていた」と思っているが、完全に空回りしている事に気づいておらず、尾形に「お前の連れ合いはそう簡単につからない」と断言されている。 特殊体質の他、高い資格技能要するSPとして射撃護身術様々な格闘術にも精通しており、跳び三角絞め腕ひしぎ十字固めから裸絞め連携させるシーン見られるエスクリマサンボの技も使用する読書趣味があり、特別編では論語用いて公安対する皮肉を言ってみせたりEpisode IIでは幅広い科学知識披露している。自宅には犯罪心理学軍事関連書籍大量にある。シンクロ 原因神経成長因子NGF)の異常な分泌であり、高まり過ぎた脳内活性によって感覚神経過剰反応し、音や空気にも同調シンクロナイズ)して、その場異物違和感察知する。特に緊張下では 、アドレナリンやドーパミンなどにより一層NGF合成促進されるため、その能力高まっている。感覚的な物であるため井自身自由に制御することは出来ていない。また神経の異常発達は脳に負荷与えいずれは脳や精神予測できない異常をきたす恐れがあると、専門医示唆している。その症状Episode IVにおける麻田首相警護皮切りに悪化進み普段街中行き交う人にさえ「シンクロ」起こしてしまうほどの能力エスカレートに伴い過度負担表れている。 トラッキング 残され足跡から、その人物の年齢性別身体的特徴、状態などの情報読み取るネイティブアメリカンインディアン)が駆使する技術であり、誰でも習得が可能。井上場合大学生時アメリカ留学中独自に学んだもの。 フォトグラフィック・メモリー 写真を撮るように一瞬物事映像として記憶する能力幼児期の子供の一部見られる能力だが、通常成長によって失われるのである。高い脳の活性により記憶力優れ井上は、過去記憶さえも鮮明に“見る”事が出来る。 予知、妄想 テロについて研究積み重ねた上に、シンクロフォトグラフィック・メモリーなどの能力による情報知識から、井上リアルな妄想”のように現実起こりうるテロ状況的確に鮮明にシミュレートする。そのビジョン井上中に井上自身によって再現されるものであり、“予知”したかのようにテロリスト思考読み取るそれは、彼の中に根ざす深い闇表れでもある。 これらの能力駆使して井上テロリスト何度も対峙逮捕する事になるが、それは“動く壁と言われる警護課員の存在超えており、SP歴史かつてない前例作っている。 経歴 神奈川県立大学法学部法学科卒業警視庁荒川生活安全課配属警視庁警備部第5機動隊配属警護適任者として推薦を受け警察学校訓練警視庁警備部警護課第4係 尾形 総一郎(おがた そういちろう) 演 - 堤真一20年前:中井澤亮) 警護課第四機動警護係長警部1972年7月7日生まれ岡山県岡山市出身(漫画版では、高知県高知市出身)。 東大法学部出身キャリアとしての能力持ちながら、あえて一般採用入庁し、昇任試験受けずにいる現場主義者。警察組織改革論者であり、井上機動警護班は尾形集められチームである。新たな人材探していた際に井上紹介され異例抜擢引き入れる少年時代前述テロ目撃しており、井上同様麻田疑問視している。その事件の真相を探るため、密かにテロ犯人山西追及する組織隠蔽体質脅威軽視する現状良しとせず、上司にも度々意見する衝突少なくないもののその能力上層部にも認められており、課内での信頼は厚い。そのため仕事多忙を極めるが、ときには部下達せがまれ飲みに連れて行くことも。 井上過去を知る者であり、常に距離を置いて見守っている。警護現場で問題視されがちな井上後ろ盾となり、常に自由に動かせる。しかしそうた行動の真意語らない、影を帯びた人物軍隊格闘術系の素養があり、高い射撃能力近接格闘能力を持つ。 笹本 絵里(ささもと えり) 演 - 真木よう子 警護課第四機動警護隊員巡査部長。(26歳本作ヒロインで第4係の紅一点容姿端麗クールな情熱家男勝り性格度胸持ち口が悪い射撃の元オリンピック候補選手であり、身体能力高くSPとしての資質男性隊員引けとらない両親からは常に危険と隣り合わせSPをやめるように懇願されている。 井上配属され当初懐疑的だったが、現場でその才能気づき早くから井上認めている。その特異性ゆえに時に誤解招いた不調に苛まれる井上さりげなく気遣うなど、後輩思い一面もある。井上同様に勘が良く行動力がある為、井上とは任務上のパートナーとして特に相性がいい。井上自分気がある思い込んでいる。 黄色ハンドグリップルービックキューブ愛用しいつも鍛えている。“関さばのように身が引き締まった男性”が好みタイプだが、曰くいい男警察官になるわけない」。 合気道の他にクラヴ・マガ使用山本 隆文(やまもと たかふみ) 演 - 松尾諭 警護課第四機動警護隊員巡査部長。(25歳総合格闘家目指しており、当初格闘家として経歴箔をつける為にSPになった井上より2か月早く配属されたため、先輩風吹かせる井上対抗意識抱き行き過ぎた行動反感を表すが、井上活躍無かった事にする上層部には不満を感じている。井上疫病神と言い張るものの、時折り彼を気遣う言動見せる。七三分け髪型今時頑なに守る珍しい男である。人一倍食欲旺盛で、警護対象者毒見求められ大食い一同呆れさせることもある。 多忙な任務のため、高校時代から付き合っている彼女とは破局危機にある。 タックルスラムなど、総合格闘技技術活かしたパワフルな戦いを得意とする石田 光男(いしだ みつお) 演 - 神尾佑 警護課第四機動警護隊員警部補尾形サポート務め笹本山本井上面倒を見るサブリーダー存在警護課誰からも慕われている。寡黙意志強く不言実行タイプバツイチ3歳の娘がいるものの、仕事忙しくか月会えないこともある。任務中は娘の写真胸ポケット入れてお守りにする。 以前SPとして井上疑問視していたが、次第にその資質知り受け入れるようになる後輩たちを常に見守り理解され難い井上を気にかけている。 柔道有段者投げ技多用する2007年1月放送された、踊る大捜査線スピンオフドラマ警護官 内田晋三』に警護課第4係の巡査部長作中2004年12月24日当時)として、本作先駆けて登場している。

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