盛岡車両センター青森派出所〈盛アオ〉とは? わかりやすく解説

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盛岡車両センター青森派出所〈盛アオ〉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 11:57 UTC 版)

国鉄485系電車」の記事における「盛岡車両センター青森派出所〈盛アオ〉」の解説

583系と並ぶ青森所属1994年 青森 「白鳥」青森所属1983年 山崎駅付近 EF81 139 + A3編成郡山総合車両センターからの配給回送2003年 黒磯 1972年6月増発する東北特急対し仙台運転所運用補完する形で12編成×3本と予備車8両を新製し計44両 で配置開始され当初は「ひばり」3往復ならびに臨時「やまびこ」担当白新線羽越本線電化開業に伴う同年10月2日ダイヤ改正による「エル特急設定に伴い運用大幅に増加最盛期1978年から1980年にかけてには12編成×22本と予備車5両の計269両で「はつかり「やまびこ」「ひばり」「やまばと」「いなほ」「白鳥」などの東北特急同所583系174と共に広域運用担当したが、東北新幹線開業により運用縮小分割民営化時点では、6両モノクラス編成×11本・「たざわ」用5両編成×4本・3両編成×5本・増結MM'ユニット5組10両とサハ481形2両・保留車サシ481形2両の計115両が配置されていた。 全般検査当初盛岡工場が担当していたが、1985年閉鎖廃止となったことから郡山工場(現・郡山総合車両センター)へ移管された。また入出場は原則自走による回送行われていたが、2002年12月2日東北新幹線八戸延伸開業後は、同センター所属双頭型両用連結器装備したEF81 134136139141いずれかに牽引され青森 - (奥羽本線)- 秋田 - (羽越本線) - 新津 - (信越本線) - 宮内 - (上越線) - 高崎 - (高崎線) - 大宮 - (東北本線) - 田端信号場 - (田端貨物線) - 三河島 - (常磐線) - 馬橋 - (武蔵野貨物支線) - 南流山 - (武蔵野線) - 武蔵浦和 - (武蔵野貨物支線) - 与野 - (東北本線) - 郡山ルート配給列車による無動回送変更された。 これは青森 - 盛岡間を第三セクター化した青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道経由とすると自社線内のみの運転が必須となる配給列車設定できず、仮に設定できた場合でも線路使用料発生するほか、貨物列車による甲種車両輸送ではJR貨物輸送費を支払必要があることに起因するこのため倍以上の迂回となって費用削減が可能であり、さらにはセンター所属本系列は波動対応のA10 - A12編成を除くと首都圏内走行する際に必要なATS-Pを搭載しておらず、田端信号場経由するのは方転・機回しの手間を省略する目的よるものである。 2018年10月1日時点ではA1・A5・A66両編成3本MM'ユニット2組4両の3000番台22配置となったが、2019年1月22日付で最後まで在籍したA6編成6両が廃車となり配置終了した。 以下は前身青森運転所青森車両センター時代を含む1982年以降主な運用推移である。 1982年11月15日上越新幹線大宮暫定開業による変更 「白鳥」鳥海」(新設) 「はつかり」 「いなほ」(秋田運転区共管大阪発着「白鳥」鳥海」のみサロ481形サシ481形組込12編成×6本を充当するほか、福井発着「白鳥」はつかり」「いなほ」は9両編成×11本を充当。他車両基地転出入を行ったもののMM'ユニット9組18両とサシ481形16両が余剰となり保留車となった1985年3月14日東北新幹線上野開業による変更はつかり」 「いなほ」 「つばさ」 「むつ」 全編成からサロ481形サシ481形外し6両モノクラス化するとともにMM'ユニット全車1000番台化された。「白鳥」向日町運転所へ、「鳥海」は秋田運転区移管車両配置6両編成×15本と保留車サロ481形3両・サシ481形17両の計110両配置となった1986年11月1日分割民営化直前国鉄最後ダイヤ改正による変更はつかり」 「いなほ」 「つばさ」(山形発着1往復) 「たざわ」(秋田運転区から移管) 「むつ」は廃止秋田運転区から転入クロハ481形組込3・5編成により「たざわ」「つばさ」に充当1988年3月13日青函トンネル開業に伴うダイヤ改正による変更はつかり」 「いなほ」 津軽線普通列車蟹田 - 青森 「たざわ」「つばさ」運用秋田運転区へ再移管充当3・5編成ならびに増結用車は転出編成クロハ481形組込6両編成×12本へ変更し、うち6本は海峡線乗入対策施工し函館発着の「はつかり」へ充当。このほか、1990年勝田電車区からの転入車により訓練車4両編成配置急行「津軽」1992年 弘前 1992年7月1日山形新幹線開業に伴うダイヤ改正による変更はつかり」 「いなほ」 津軽線普通列車蟹田 - 青森 急行「津軽」津軽」への充当はこれ以前運用されていた583系電車リニューアル工事に伴うもので工事完了する1993年9月30日までの期間限定とされ、南秋田運転所との間で以下の車両転配が行われた。 南秋田への転出 「いなほ」充当7往復中5往復運用移管含んだ車両交換の形で青函非対応となるA10 -A126両編成×3本が秋田運転区転出1992年7月 青森→南秋田転出編成表新潟 青森編成番号クハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クロハ481A10 334 1041 1064 1010 A11 352 1039 1060 1011 A12 1506 1036 1033 1018 備考 全編秋田転出後にクハ・クロハの方向転換実施秋田からの転入改正廃止され上野発着「つばさ」ならびに通運用の「あいづ」に充当されていたATS-P搭載の9両編成×3本。転入同時にA10 -A12編成番号付番し、「津軽運用充当したが、終了後MM'ユニット1組サロ481形カットした上でクハ481形1000番台クロハ481形への改造ならびに一部車両交換の上で他の6両編成共通化編成番号継続させ「はつかり」4往復増と波動輸送転用サロ481-1001・1005・1008保留車となったが、MM'ユニットその後増結用や他編成数度の組換を実施しモハ485・484-1021・1035・1057の3組6両が1996年3月12日付で南秋田運転所再転出した1992年7月秋田青森転入車編成表上野 青森編成番号クハ481モハ484モハ485サロ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481A10 346 1035 1005 1081 1074 1035 A11 347 1057 1008 1021 1042 1041 A12 1508 1056 1001 1088 1082 1019 備考 全編成ATS-P搭載 太字車番6両編成化時に編成より外れた車両 6両編成化時に組成変更されたMM'ユニット 1074:A10→A12 1081:A10→A9 1021:A11A7 1088:A12→A10 1996年3月30日秋田新幹線工事開業準備に伴うダイヤ改正による変更 3000番台 「いなほ」運用新潟車両センター移管以後は「はつかり運用のみ担当配置車両は6両のA1 - A12編成12本・4両の訓練車A13編成サロ481形保留車3両の計79となった。 また本改正前後して3000番台改造工事開始され同年3月29日第一陣のA6編成竣工同年4月21日の「はつかり14号」から運用開始。また2度の転配が行われ、3000番台増結MM'ユニット捻出補完としてモハ485・484-1021・1035・1057 が1997年3月27日付で南秋田運転所から再転入。6月には上沼垂運転区クハ481-1005と本運転所所属クハ481-342を車両交換する形の転出が行われた。 1999年12月4日海峡線運用3000番台車のみへ変更に伴うダイヤ改正 2000年3月11日E751系「スーパーはつかり運転開始に伴うダイヤ改正 3000番台改造工事1999年10月までに海峡線乗入6両編成×5本・海峡線非対応6両編成×2本・増結MM'ユニット3組6両の計48両へ施工工事完了後の同年12月4日ダイヤ改正では定期運用海峡線充当3000番台車で4本、盛岡 - 青森専従在来車と3000番台で4本とする運用変更実施した。 さらに2000年3月11日には盛岡 - 青森間の一部列車E751系による「スーパーはつかり」へ置換えたことから、盛岡 - 青森限定運用海峡線非対応3000番台×2本での充当となった2000年3月 青森車両センター編成表盛岡蟹田函館 青森編成番号クハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クロハ481仕様A13006306230313016海峡線対応 A23010306730093019A43020303630143015A53022304730223017A63030304630593012A83005303530563021海峡線非対応 A93350306830813020A3 1016 1077 1032 1013 海峡線対応予備 A7 334 1055 1058 1014 海峡線非対応予備 A10 346 1057 1088 1028 ATS-P車内減光装置搭載波動輸送対応編成 A11 347 1021 1040 1030 A12 1508 1082 1074 1029 A13 クハ481モヤ484モヤ485クハ481 訓練車 16 1 60 24 増結モハ484モハ485モハ484モハ485モハ484モハ485海峡線対応 304930513067保留車 サロ481 2001年廃車 1001 1005 1008 備考 太字編成3000番台改造施工海峡線対応:クロハ・クハ481形はATC-L搭載 モハ484形は第1パンタグラフがPS26B形 定期運用失った在来編成5本は、予備ならびに臨時列車など波動輸送担当となったが、以下の2編成転出したA12編成2000年7月上沼垂運転区転出(共通予備T18編成A7編成2002年11月仙台運転所転出(「あいづ」充当転用保留車サロ481形は1001が2001年7月13日付で、1005・1008同年8月23日付で廃車された。 2002年12月2日東北新幹線八戸延伸開業に伴うダイヤ改正よる変更 以下の変更実施盛岡発着の「はつかり」を全廃運転区間八戸青森 - 函館間とし愛称「白鳥」変更青森県内発着の「つがる」を新設上述列車には3000番台6両編成×7本と増結MM'ユニット3組6両の計48両を充当し、以下の運用組まれた。 海峡線対応編成運用4仕業(A1・A2・A4・A5・A6編成「白鳥」5往復 「つがる」1.5往復 津軽線普通列車蟹田青森1本 海峡線非対応編成運用1仕業A8A9編成) 「つがる」2往復 津軽線普通列車蟹田 - 青森1往復 このほか、予定臨時「つがる」運用に2往復もしくは3往復海峡線対応・非対応問わず充当された。 3000番台除いた在来車では、波動対応1000番台6両編成×3本・訓練車4両編成×1本が配置されており、3000番台併せて70配置となったが、1000番台編成からA10・A11編成2003年3月までに転出した。 A10編成2003年1月上沼垂運転区転出(「ムーンライトえちごK1編成転用A11編成2003年3月上沼垂運転区転出(「ムーンライトえちご」K2編成転用1000番台6両編成は、実質的に転用未定のまま海峡線ならびに波動運用対応のほか臨時「つがる」充当用とした予備車を兼ねるA3編成1本のみの状態で、2006年3月に同編成は「あいづ」充当により仙台転出したほか、羽越本線脱線転覆事故による車両補充のため3000番台A9編成組成されていたモハ485・484-3056・クハ481-3350・クロハ481-3020の計4両が新潟車両センター転出した2004年4月1日付で青森車両センター組織変更ならびに改称時点では、A1・A2・A4・A5・A6A83000番台6両編成×6本と増結MM'ユニット4組8両ならびに訓練車A13編成で計48となったが、A13編成2005年廃車となった2010年12月4日東北新幹線新青森開業による変更 JR北海道函館運輸所789系グリーン車連結位置合せるために編成ごと方向転換実施。また「つがる」は秋田発着の「かもしか」を統合。さらに毎日運転の臨時列車扱い大館発着新設し4両編成化。以下の運用ならびに組成変更6両編成運用2仕業(A1・A5・A6編成新青森 - 函館「白鳥」定期2往復1仕業 予定臨時2往復1仕業 4両編成運用3仕業A2・A4・A8編成) 「つがる」6往復 青い森鉄道線青森 - 浅虫温泉快速列車1往復(5552M・5553M) 増結MM'ユニット7組144両編成運用2011年4月23日E751系へ置換えたため余剰となったが、E751系は予備車がないためA8編成のみ残存検修故障時などに浅虫温泉快速1往復大館発着「つがる」2往復限定充当された。 大館発着「つがる」は2014年3月15日ダイヤ改正廃止され間合い浅虫温泉快速充当終了以後秋田発着2往復運用予備車とされた。 余剰車のうちA4編成組成されていたモハ485・484-3014は、ジョイフルトレイン『ジパング』へ再改造され盛岡車両センター転出。A4編成制御車2両・A2編成増結MM'ユニット4組8両の計14両が廃車され、配置増結MM'ユニット2組4両・保留MM'ユニット1組2両を含み28両へ減少した2015年3月 青森車両センター編成表函館大館秋田 青森編成番号クロハ481モハ485モハ484モハ485モハ484クハ481廃車日A1 3016 3031 3062 3006 2018年度 A5 3017 3022 3047 3022 2018年度 A6 3012 3059 3046 3030 2019.1.22 A8 3021 3035 3005 2016.12.6 増結用 3067 3081 3067:2016.12.63081:2018.11.2 保留車 3049 2018.12.7 備考 太字書体先頭車:ATC-L搭載 2016年3月26日北海道新幹線函館北斗開業よる変更 組織変更により青森車両センターから盛岡車両センター青森派出所へなると同時に本系列を充当する唯一の定期特急「白鳥」廃止。また「つがる」も5往復→3往復による運用減とE751系を秋田車両センターへの転出運用移管実施し本系列の予備充当終了となったことから、すべての運用終了。ただし車両検査期限残っていたため引き続き配置されたが、以下のスケジュール廃車となった 2016年12月6日 A8編成増結MM'ユニットモハ485・484-3067の計6両。 2018年10月10日 A1編成からモハ485・484-3062、A5編成からモハ485・484-3047のMM'ユニット2組4両。 2018年11月2日 A5編成残り4両および増結MM'ユニットモハ485・モハ484-3081。 2018年12月7日 A1編成残り4両および保留車MM'ユニットモハ485・モハ484-3049。 2019年1月22日 A6編成6両。

※この「盛岡車両センター青森派出所〈盛アオ〉」の解説は、「国鉄485系電車」の解説の一部です。
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