取り巻く人々
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佐野瑞樹…ライバル高校のエース・佐野瑞樹 もたいまさこ…元月見高校バレー部キャプテン・伝説の名アタッカー朝丘こずえ 岡田可愛…元月見高校バレー部副キャプテン・鮎原ユミ 萩原流行…バレー部を見守る謎の男。実は林の父親。 川崎愛…生徒会長、月見高校バレー部マネージャー・川崎愛 山口ゆか…ラクロス部だがバレー部を応援する月見高校2年生・ゆか U-turn…お好み焼き屋の店員対馬盛浩 土田晃之 赤坂泰彦…全国高校バレーボール選手権実況 来宮良子(ナレーション)
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取り巻く人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 16:22 UTC 版)
山路 充嗣(やまじ みつぐ) 声 - 赤羽根健治 23歳。元西川家の使用人。葉子のいる所ならどこにでも現れるストーカーのような人物で、双葉からは山G(Gはゴキブリの意)と呼ばれる。紳士的な性格で一人称は「私」。誕生日は11月15日。血液型はA型。祖父亡き後使用人を継ぐが、西川家の没落により解雇され、現在フリーター。使用人になるために色々勉強しており資格も多数持っている。葉子が幼いころから西川家の葉子の父に仕え、長年に渡って葉子親子を支えている。 バイト先での働きもよいことから正社員登用の話を貰ったこともあるが、葉子を守ることが自分の使命と思っておりフリーターを貫く。常に葉子を敬い「自分よりも葉子様」が信条である。その行動を葉子の周りの人にも強いるためよく葉子に説教されている。葉子を中傷する言葉・行動を感じ取るとどこからともなく現れその相手に殺気などを飛ばす、葉子が呼ぶ・指を鳴らす・犬笛を吹くなどの行動をすると瞬時に現れる、気配を完全に消す、などの特技を持つ。あまりにも何でも器用にこなすが故に、時折双葉や照から気持ち悪がられる。 学校の先生とは面識があり、校内にいても追い出されることはない。バイト先の余り物や賞味期限ギリギリの商品をよく葉子に届ける。葉子に褒められることが至高の喜びである。マゾ疑惑あり。実は葉子と同じアパートの隣の部屋に住んでいることが後々に発覚した。 単行本のカバー裏には「スーパー使用人山路さん」というおまけ漫画が掲載されている(10巻を除く。タイトルは師走冬子の『スーパーメイドちるみさん』のパロディ)。 薗部 篠(そのべ しの) 声 - 桃河りか 元西川家のメイド。現在は洋菓子店「秘密の花園」の店長を務めている。葉子はその店でアルバイトを始める。5巻から登場。常に死んだ魚のような目をしており、口が非常に小さく描かれている。誕生日は2月29日。血液型はO型。 メイドとしての職を失い夢であった菓子店を開こうとして勉強をしていたが物件がなく困っていたところをバイトをしていた山路に物件を紹介された。物静かで表情と口数が少ないため、愛想が悪く見えてしまう。表面上は非常に礼儀正しいが実はかなりの変人。かつて自分が仕えていた葉子を使う側になったことに快感のようなものを感じているが同時に上司として扱われることに違和感も覚えているようである。葉子からは「店長」と呼ばれることも。 山路とは相性が良くなく、しばしば人知を超えた争いを繰り広げる。外見年齢は双葉たちと大差ないように見えるが、実は三十代前半であるとか。本人曰く「義務教育の頃から体型は全然変わっていない」とのこと。裁縫も得意であり、自作の制服で双葉達の高校に潜入することもある。神経が鈍いらしく、激辛カレーや怪しげなキノコを食べても平気だが、桜の歌声だけには耐えられなかった。自分のペースを崩される葉山光が苦手。神出鬼没かつ奇天烈な個性と能力のためか、周囲からは人外の妖怪と疑われることがままある。 西山 芹奈(にしやま せりな) 声 - Machico 双葉と照のクラスメイト→葉子と照のクラスメイト。16歳。ピンク色のロングヘアー。誕生日は7月23日。血液型はA型。視力は両目とも1.5。文武両道であり委員長の座を狙っていたが、照によって阻まれたのと成績が一歩及ばないために照を目の敵にしている(進級後は照の推薦という形ではあるが、念願叶って委員長の座に収まった)。負けず嫌いであり、ことあるごとに照に突っかかるが、口と腹黒さでは絶対に勝てずに返り討ちにあっている。また、照や他の同級生の前では照のことを「葉山さん」と丁寧に呼ぶが、本人や他人がいないところでは「葉山」と名字で呼び捨てで呼んでいる。 照と同じく動物好きであり、猫を飼っていた経験があったため、敵視しているはずの照から捨て猫だった子猫を貰い受けた。以後その猫を溺愛しており、猫の話では照と気が合う場面も見られるようになった。猫の名前はエル(フルネームは絵多亜名流)(声 - 吉開友美)。 占い師(葉子のお父さん)に言われたことを素直に信じてとても喜ぶなど、ピュアな一面がある。写真撮影や料理が上手く出来ないといった不器用な所もある。薗部の店で臨時のバイトをすることがある。変人が多い本作の登場人物の中では数少ない常識人である。 近藤 亜紗子(こんどう あさこ) 声 - 鈴木愛奈 西山芹奈の友達。芹奈とは小学3年生頃からの付き合い。黒色のショートヘアー。誕生日は6月3日。血液型はAB型。照への対抗心に燃える芹奈をなだめる役回りが主だが、空気が読めず余計なことを言ってしまいフォローになっていないことが多々ある。その舌鋒は薗部をもたじろがせるほどである。また、同級生に対してはさん付けで呼ぶが、芹奈だけは「西山」と名字で呼び捨てで呼んでいる。 現在では芹奈と違って特に敵意を向けるようなことはしなくなったため、照や双葉との関係はそれほど悪くはない。主に芹奈と行動を共にしているため、彼女が休みの日は独りぼっちでいることもある。進級後は芹奈と違うクラスになり、学校で行動を共にする機会は減っている。 葉山 光(はやま こう) 声 - 西明日香 照の1つ年上の姉。ぼーっとしていてかなりのんびりとした人。金色のふわふわロングヘアーが特徴。誕生日は4月21日。血液型はA型。健康食がマイブームでスタイルは見た目よりはいいらしい。いつも笑顔でぽわぽわした雰囲気を持ち、実際にも優しい性格だが一般と思考がズレているため、悪気ゼロでさらりと酷いことを言ったり周りに迷惑をかけたりする、作中でもトップクラスの危険人物である。怪しげなミックスジュースや状態異常を起こすおにぎりなどを作り、健康になるだろうとサプリやきれいなキノコ(つまり毒っぽい)をよく入れるため犠牲者があとを絶たない。ただし、料理は普通に作ることもできる。 クジ運が良く(くじ引きの1等と2等と3等を同時に当てる程度)、福引や懸賞などで変なものを当てることが多い。暑いのも平気であり、我慢大会では優勝している。実は隠れ大食いであり、いつもボーっとしているため自分が満腹なのに気付かないらしい。妹の照のことが大好きで守ってあげたいと思っている。 竹園 優(たけぞの ゆう) 声 - 渡辺はるか 葉子の父の友人の息子。お金持ちの小学生。10歳。5年生。誕生日は7月14日。血液型はA型。葉子のことをお姉ちゃんと呼び葉子に懐いている。 葉子とは子供の頃からの付き合いで、婚約していると言い張るが、葉子は子供の頃の口約束程度にしか考えていない。そのため、物をあげたり旅行に葉子を誘ったりして葉子の気を少しでも自分に向けようと画策するが、周囲の人間たちも一緒についてきてしまうため、なかなか思ったとおりに進まない。しかし、葉子のことは本当に好きなようでどんなに落ち込んだりしても葉子から感謝されるとすぐに立ち直る。 葉子に付きっきりの山路を快く思っておらず、嫁姑のような陰湿なやりとりを繰り広げる。クラスメイトの桜が苦手。 臼田 桜(うすだ さくら) 声 - 夏野菜緒 双葉の従妹で、優のクラスメイト。黒色のロングヘアー。誕生日は9月30日。血液型はB型。一人称は「桜」。とことんポジティブな性格であり、基本的に大抵のことを自分に都合よく解釈するうえ、辛いことがあっても速やかに立ち直る。幸せはお金で買えると豪語し、優に猛烈なアタックをする。 最初は照を怖がっていたが、腹黒いアドバイスを受けて以来、すっかり尊敬するようになった。そのため、行動がどんどんエスカレートしている。優に一番被害を与えているキャラで、彼にとってはストーカー的存在である。スイミングスクールに通っているため、泳ぎが得意。 アイドルを目指しているが、双葉すら凌ぐ脅威的な音痴な上に、強引に認識させられるまで自覚がなかった。 なお優と桜は、同作者の別作品である『みおにっき』にも登場する。 辻 一芽(つじ はじめ) 声 - 桑山琴音 近くの高校(「東高」と呼ばれている)の男子生徒。双葉たちより一つ年上。身長155cm。誕生日は5月17日。血液型はO型。髪型は水色の天然パーマ(初期の設定は灰色)で中性的な顔立ちの少年。大食いが特技だったが、双葉にことごとく記録を塗り替えられたために、双葉を一方的にライバル視している。人より背が低いことを気にしている。 照のことを「優しくて動物好きのかわいい(裏表も悪いところもない)女の子」だと思い込み、彼女の黒い本性を知らないまま惚れ込んでいる。 頭は良くなく、葉子の名前を覚えられない。寒さに強い。カレーは豚肉派。同作者の別作品『ハッピーとれいるず!』にも登場し、「便利屋」という部活に所属している。 辻 小芽(つじ ささめ) 声 - 田中ちえ美 一芽の妹で、葉子のクラスメイト(進級後は双葉のクラスメイト)。誕生日は3月25日。血液型はO型。外見は兄に似ている。子供っぽくかなり単純で騙されやすい性格。兄の唯一の特技である大食いで負かした双葉を敵視していて、兄と同じく双葉のことをフルネームで呼び捨てにする。 葉子に憧れを抱いているが、嫌われていると思い込んでいる。葉子と仲良くなろうとするが、脳の許容範囲が狭くパニックを起こしやすいためなかなか上手くいかない。悪いことは大抵双葉のせいにする。 兄と同様に頭は良くない。合唱パートはソプラノ。カレーは鶏肉派。ブラコンであり、兄のことを心配することが多い。 満腹さん 声 - 八木隆典 双葉や一芽の行きつけの食堂・「満腹食堂」の店主。しばしば大食いの「チャレンジメニュー」を提供している。協和語で話すなど中国人のように見えるが、実は日本人。同作者の別作品・『ゆかにっし』にも登場する。 西川 孝清(にしかわ こうせい) 声 - 外島孝一 葉子の父。39歳で外見も若い。誕生日は1月1日。血液型はA型。事業で失敗して以来、行方は知れず葉子に仕送りするだけだったが、連載開始からしばらく経った頃(単行本では4巻)登場。その間何をしていたかは不明だが、「何でもしていた」が正しいようである。その通りに仕事は選り好みしないようだが自由奔放で非常に飽きっぽい性格。 人生経験ゆえに洞察力が優れていて、それを活かして占い師をしていたが、高価な水晶玉を買うためにローンを組むなど、家を没落させた張本人であることを随所に伺わせる。葉子にはとても甘い。12巻で竹園グループのホテルの支配人に就いた。 里見 菫(さとみ すみれ) 2年2組の担任。容姿が篠に似ているが、表情は豊か。ドジ属性持ち。
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