じゅうご‐だいじ〔ジフゴ‐〕【十五大寺】
じゅうごだいじ 【十五大寺】
官寺
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 20:37 UTC 版)
官寺(かんじ)とは、国家の監督を受ける代わりに国家より経済的保障を与えられた寺院。寺格の一つ。狭義には食封や墾田保有権(荘園私有の権利)を国家から与えられて、運営が行われている寺院のことを指すが、広義には朝廷または国衙が伽藍の造営・維持のための費用その他を拠出している寺院を指す[1]。
- ^ a b 岩波書店 2002, p. 172-173.
- ^ a b c 吉川弘文館 1999, p. 162-163.
- ^ 小学館 1985, p. 174.
- ^ 狩野 1987, p. 115.
- ^ 田辺 1999, p. 166.
- ^ 木下 2005, p. 231.
- ^ 大脇 1999, p. 20.
- ^ 御子柴 大介「天武朝の仏教政策」『城西大学女子短期大学部紀要』第8巻第1号、1991年、48頁、doi:10.20566/02897849_8(1)_b43、NAID 120005519999。
- ^ 『川原寺寺域北限の調査 ―飛鳥藤原第119‐ 5次発掘調査報告―』奈良文化財研究所、2004年1月1日、5頁。doi:10.24484/sitereports.18338。
- ^ 牧伸行「東大寺僧 安寛と平栄」『佛教大學大學院紀要』第22号、1994年3月11日、24頁。
- ^ 下出積与博士還暦記念会 編『日本における国家と宗教』大蔵出版、1978年、41頁。全国書誌番号:79004156。
- ^ “百万塔”. 文化遺産オンライン. 文化庁, 国立情報学研究所. 2020年5月11日閲覧。
- ^ 新村 1964, p. 1013.
- ^ 知恵蔵編集部 2003, p. 264.
- ^ 世界宗教用語大事典 2004, p. 481-482.
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