八代将軍吉宗
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『八代将軍吉宗』(はちだいしょうぐんよしむね)は、1995年1月8日から同年12月10日にNHKで放送された第34作目のNHK大河ドラマ。
注釈
- ^ この手法は今作と同じく池辺晋一郎が音楽を担当した1999年の『元禄繚乱』でも使われた。
- ^ 第31話にて、近松の夢の中で「言論統制令」をめぐって近松と対峙した吉宗が、幼少期に会ったことがある近松に自分の顔を思い出させるという、暴れん坊将軍を彷彿とさせるシーンがある。また、直前の第30話では、目安箱の設置を思いつく前に、吉宗が「町人に扮し市井の人々の意見を聞く」ことを思案するが、有馬氏倫・加納久通の反対で断念し、ノベライズ版では「〔暴れん坊将軍〕になり損ねた」と記されている。
- ^ 史実では夭折した兄・源三がおり、ドラマでもその存在について触れられていたが、ストーリー上では三男として扱われていた。
- ^ 当初は山田五十鈴の予定で記者発表にも出席したが、交通事故による怪我のため降板し、藤間が代役を務めた。なお、山田と津川雅彦は奇しくも『葵 徳川三代』にて母子役で共演している。
- ^ 宮崎ますみの予定だったが、出産のため降板。
- ^ 今作品から数年後、フジテレビの時代劇・大奥にも出演。「大奥スリーアミーゴス」としてブレイクする。
- ^ 当初は高橋悦史の予定で一部収録も行われたが、病気のため降板。石立が代役を務め、高橋で収録済みの場面を撮り直した。
- ^ 榎木は2004年の『最後の忠臣蔵』(脚本は本作と同じくジェームス三木による)では徳川家宣を演じた。家宣が6代将軍となった後のシーンのセリフが本作と似通っており、本作では吉保として剃髪を願い出る立場だった榎本が、「最後の忠臣蔵」では家宣として吉保(演:田村亮)の願い出に答えている。
- ^ a b この松の廊下の場面は『峠の群像』の映像が流用されている。
- ^ 赤穂浪士の討入りの場面は江守が大石内蔵助に扮した『元禄太平記』のシーンが流用されている(ただし顔は映っていない)。視聴者から「何故大石が出ないのか」という質問が来た際、アヴァンタイトルで近松が「この時の大石はそれがしだからでござる」と説明した。
出典
- ^ 【大河のころ 西田敏行(4)】小沢一郎さんを参考にして演じた吉宗、秀吉は田中角栄さん 2018年9月23日、サンケイスポーツ
- ^ a b ビデオリサーチ NHK大河ドラマ 過去の視聴率データ
- ^ https://www.nhk.or.jp/program/nkyolegend/archives/nl_conductor05_53-65.pdf
- ^ a b 一部放送日時の変更あり
- ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ。
- ^ NHKスクエア
[続きの解説]
「八代将軍吉宗」の続きの解説一覧
- 1 八代将軍吉宗とは
- 2 八代将軍吉宗の概要
- 3 概要
- 4 あらすじ
- 5 受賞歴
- 6 脚注
固有名詞の分類
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