マイケルとその仲間・家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 15:55 UTC 版)
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」の記事における「マイケルとその仲間・家族」の解説
マイケル・アレン・ウェスティン 演 - ジェフリー・ドノヴァン、日本語吹替 - 栗田貫一 主人公。世界をまたにかけて活躍していた凄腕の元CIAスパイ。ナイジェリアでの任務途中で突然解雇され、経歴や財産も奪われて命からがら逃れる。気がついたら、故郷であるフロリダ州マイアミに送られ、政府のブラックリスト入りし、マイアミを出ないようFBIから監視されることとなる。自身が解雇された真相について調査を始めるが、近所の困っている人から問題解決を依頼されるようになり、人助けのためにスパイ技術の知識を生かして、私立探偵のようなことをするようになる。 空手歴30年。機器に強く、自作の武器や盗聴器を用いてあらゆる事件を解決する。 愛車は父の形見でもあるダッジ・チャージャー73年モデル。襲撃されるたびに破損し大破しても自力で修理し乗り続けている。 長年アフガニスタンに滞在していたため、方言も含めペルシア語(ダリー語)やロシア語、アイルランド英語を話せる。 スパイに似合わずお人好しで、母親や依頼人の涙ながらの(特に依頼人の家族に関係する)訴えは断れない。盗難車は汚さない、人は極力殺さないなど、強硬なやり方を避ける傾向がある。どこかユーモラスで、憎みきれない柔和な印象を与える人物であり、無茶な要求をされた元スパイ仲間なども、腹を立てながらも要求を聞いてやったり、マイケルの無事を祈ったりしている。ヨーグルトが好物。 シュガーからはダクトテープを使って自分を追い出したことから「ダクトテープの魔術師」と呼ばれている。 Season4最終話でCIAの協力者となる。 Season5中盤では、アメリカ陸軍のレンジャー連隊に所属していた過去が判明する。 Season6終盤にカードを殺害し、逃亡。仲間の身の安全の保障と引き換えにCIAの工作員となり、Final Seasonでドミニカ共和国に潜入することになる。 フィオナ・グレナン 演 - ガブリエル・アンウォー、日本語吹替 - 雨蘭咲木子 マイケルの元恋人のセクシー美女(マイケルのダブリン滞在中に恋仲になったが、別れを告げる間もなく離任しなければならなかったことが劇中の台詞から示唆されている)。 アイルランド人でIRAに14年所属していた。宗派はカトリック。愛称は「フィー」。 格闘技に長けている上、銃マニアで爆発物のエキスパート。喧嘩っ早く、何かと強硬手段でカタをつけようとしてマイケルやサムを困らせる。 アイルランド人であるため方言であるアイルランド英語も話す事ができ、またスペイン語を話す事もできる(マイケルはスペイン語が話せない)。スノードームを収集している。 サムとは過去に仕事上で揉めたことがあり犬猿の仲だったが、マイケル不在の状況で度々彼と組み窮地を切り抜けるうちに仲間として認めあうようになった。 男5人女2人(うち1人は他界)の7人兄弟の家庭で育った。劇中に兄弟は兄がショーン(演 - ギデオン・エメリー、日本語吹替 - 中尾隆聖)と、他界した妹が1人登場。 英国領事館を爆破した容疑でFBIに自首し(実際は無実の罪)、アラロド連邦刑務所に収容されたが、その後CIAと取引をして釈放される。 サム・アックス 演 - ブルース・キャンベル、日本語吹替 - 江原正士 マイケルの友人。元海軍中佐で特殊部隊 Navy SEALs に所属していた。幅広いコネと情報収集能力を持つ。上官の妻との不倫が原因で左遷され、その地での騒動が元で不名誉除隊処分になるところだったが、事前に打った布石で名誉除隊を勝ち取り、フロリダ州マイアミにやってきた。酒、女好きでマイアミで金持ちの婦人をたぶらかし、その資金援助を受けながら気ままに暮らしている。FBIに年金を止めると脅されマイケルの情報を売ってしまい、以後も度々FBIに詰問を受ける立場にある。 陽気な性格だが言動は常識人。マイケルが嫌いな相手(特に悪質なスパイや殺し屋)はサムも嫌いな事が多い。 Navy SEALsに所属していたこともあり、格闘に長けており戦闘能力が高い。 シーズン1からシーズン2にかけては、恋人のヴェロニカの家に同居しており、喧嘩のたびに追い出されては、マイケルの家に泊まらせてもらっている。 実は既婚者。1970年代に勢いで一度結婚、翌日には過ちに気付いたが、離婚交渉もせず今に至っている。 偽名として チャック・フィンリーという名をよく使う(用いるようになった経緯は「サム・アックス最後のミッション」で描かれている)。 マデリン・ウェスティン 演 - シャロン・グレス、日本語吹替 - 谷育子 マイケルの母。1998年に夫フランク・ウェスティンを亡くした。父親との確執から家を飛び出したマイケルとは10年間疎遠だったため久々に現れたことを喜び、何かと呼びつけては用事を言いつける。マイケルが何をしているかについては知らず、頓着もしていない。ヘビースモーカーだが、身体はかなり健康。しかし、自分は病気ではないかと疑っており、病院で何度も健康と診断されても、健康診断に通う。銃に関しての知識が多少ある。 母親らしく人情や善悪を説いて人を説得するのも得意で、普段はあまり嘘をつかないが、必要に迫られた場合、スパイ顔負けの嘘で危機を切り抜けたりもする。嘘をつくときには死んだ夫の話をして相手の同情を引くことが多い。マイケルの「人助け」は悪いことだと思っていないが、危険が付きまとう場合や、人助けをする為に犯罪になるような事をする場合や相手を脅す事は良いことだとは思っておらず、マイケルの仲間が本当に危険な時、必要に迫られている時以外は関与しようとはしない。 マイケルの友人は危険な職業である事が多いため、サムやバリー等を含めて、あまり好意的な態度ではないが、サムとフィオナについてはマイケルにとってお互い信用しなければならない友人だと思っており、一緒にいるべきだと思っている。 Final Seasonでは ネイトの息子 チャーリーを養子として引き取る。最終話ではチャーリーを守り、なおかつ自身が人質になることもないよう、潜伏先に突入してきた男たちに「家族を守りたいの」と告げ自爆する。 ナサニエル・イライアス・ウェスティン 演 - セス・ピーターソン / ゲイブ・スカラー(幼少期)、日本語吹替 - 宮内敦士 マイケルの弟。愛称は「ネイト」。ギャンブル好きなトラブルメーカーで、度々マイケルを厄介事にまきこむ。当初はマイケルと不仲であったが、徐々に関係を修復していく。 Season2では、マイケルが置かれている状況から、心を改め真っ当な仕事についた。その後、マデリンの家を抵当に入れ、自分で会社を興した。 Season3でルースという女性と結婚する。Season5でチャーリーという男児が生まれた。 Season6にてアンソンの身柄を確保したが、アンソンもろとも狙撃され命を落とした。 チャーリーが産まれたときもギャンブルの最中であり、いいところだったので抜けられなかったことを後悔し ギャンブル依存症から抜けるためのセラピーに通っていたが、死ぬ直前までギャンブルを辞められず、多額の借金を残した。 バリー・バーコウスキー 演 - ポール・テイ、日本語吹替 - 丹沢晃之 資金洗浄(マネーロンダリング)を生業にしている男。不法に銀行口座を作るとか、電子取引の偽装などに長けている。また職業柄、故買屋や麻薬の売人とも関わりを持ち、顔が広い。マイケルとは古馴染みで嫌々言いながらも、彼の頼みを聞く。 自分の職をサービス業と言っており、顧客を大事にする傾向がある。常に危機意識を持っており、危険な事には関わらないようにしている。顧客の帳簿は手書きで管理している。 やたら美にこだわりがあり、リラックスや美容のためにエステや美容院などにも定期的に通っている。 ジェシー・ポーター 演 - コビー・ベル、日本語吹替 - 山野井仁 シーズン4から登場する元政府防諜機関CIFAのスパイ。マイケルのスパイ活動中、突然疑いがかけられ解雇された。解雇にはマイケルが関与しているが、そうとは知らずにマイケルに助けを求め、マイケルもジェシーの情報が必要であったため、仲間となった。ジェシーは解雇された原因となった人間を殺したいほど恨んでいるため、事実を隠しつつ双方の解雇を帳消しにする方法を探っている。 仲間になったばかりの頃は、比較的協調性が少なく、独断で行動をしてマイケル達を悩ませる事も多かった。正義感が強く、スパイとしての腕や狙撃能力も非常に高いため、仲間との信頼を深めて冷静さを取り戻してからはフィオナの暴走を抑えて活躍する事も多くなった。 ルーシー・チェン 演 - チャイナ・チャウ 友情出演という事でシーズン1に登場する。昔マイケルの部下だったこともあり、マイケルからスパイのノウハウを教えてもらっていた。 現在はセキュリティコンサルタントという名元で、マイアミ・ブリッケル通りにある大企業(SECURICORP社)の雇われスパイの主任になっており、また民間のトラブル等も請け負っている。部下も何人かおり、偽装身分証を作る事もできる。 マイケルが解雇された際、最初に助けを求めた人物。一旦断ったものの、マイケルへの恩から元々はサムに任せたはずの仕事を紹介した。マイケルは元々サムと知り合いだったが、これにより再びコネクションを持つ事ができた。 ヴェロニカ 演 - オードリー・ランダース シーズン1、2に登場するサムの恋人。出逢いのきっかけはカフェでのナンパ。 金持ちの女性で、サムにキャデラックを買い与えたり、一眼レフカメラを貸したり、付き合って1ヶ月の記念に高級腕時計を買ってあげたりしていた。 料理の勉強をするため、有名シェフを招いて料理教室等を開き、マージンを貰ってたりする。
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