シェアサイクル

実用日本語表現辞典

シェアサイクル

自転車の共用、という意味で用いられる表現。市中に自転車の貸出し拠点が設けられ、利用者はいわゆる「ちょい乗り」に利用できる、というサービスを指す。観光地などでの手軽な移動手段として導入される例がある。

シェアサイクルと似た事業としては「レンタサイクル」が挙げられる。シェアサイクルはシェアリングエコノミーの概念にもとづく事業であるという点にレンタサイクルとの違いを見出せるが、両者の違いは必ずしも明確ではないことも多い。

基本的にはレンタサイクルは誰にどの自転車を何時間だけ貸し出すかが明確に管理される有料サービスであり、シェアサイクルは無料もしくは無料にちかい対価でシェア対象となる自転車はどれでも利用でき、いわゆる乗り捨ても可能になっている場合が多い。

なお「シェアサイクル」は英語で share cycle を表記しうるが、英語圏では share cycleという表現は一般的でなく、「シェアサイクル」は和製英語と判断できる。英語圏では cycle sharing あるいは bicycle sharing （バイシクルシェアリング）と呼ばれることが多い。

（2018年8月28日更新）

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自転車シェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/19 00:21 UTC 版)

自転車シェアリング（じてんしゃシェアリング, A bicycle-sharing system）は、自転車を有料で貸し出す（レンタル）事業の一つ。公共交通機関として位置づけられる。