二次空気導入装置
(エアインジェクション から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 09:42 UTC 版)
二次空気導入装置(にじくうきどうにゅうそうち)とは、ガソリンエンジンを搭載した自動車などで排出ガス(排気)に含まれる未燃焼炭化水素を完全燃焼させる装置である。日本では二次空気噴射装置(にじくうきふんしゃそうち)や二次空気供給装置(にじくうききょうきゅうそうち)と呼ばれる場合があり、国土交通省や環境省の技術区分上は、エアポンプなどによって強制的に空気を送る方式を二次空気噴射装置(AI、エアインジェクション)、リードバルブなどの受動的な供給方式を二次空気供給装置(AS、エアサプライ)として分類している[1][2]。英語圏ではスモッグポンプ(英: Smog pump)やエアインジェクション(英: Air injection)と呼ばれる場合もある。
- ^ 自動車の燃費性能に関する公表 - 公表項目について
- ^ 大気環境保全技術研修マニュアル - 第7章 大気汚染防止技術 - 7.11 自動車対策 - 環境省 持続可能な開発に向けた国際環境協力
- ^ 日本の自動車技術240選 - EA-71
- ^ 自動車技術会『日英中自動車用語辞典』249ページ
- ^ 第2部 第2章 第3節 - 第4項 あらゆる可能性の追求 - トヨタ自動車75年史
- ^ ロータリーエンジンの開発 ”挫折そして意地"
- ^ 排出ガス対策を中心にしたスバルエンジンの開発 山岸曦一 - 社団法人自動車技術会
- 1 二次空気導入装置とは
- 2 二次空気導入装置の概要
- 3 関連項目
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