その他の軍関係者
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ケロロ上司 声 - 潘恵子 階級は不明。ケロロからは「指揮官殿」と呼ばれている。シルエットでしか登場していない。 後にアニメ第232話Aパートにてケロロがフライングボードを盗もうとした際とメカヴァイパーの強盗を見過ごそうとした際にそれらを止めようとする「ケロロの心の中の声」として「ケロロ上司Aタイプ」「ケロロ上司Bタイプ」が登場している。 大佐 声 - 島田敏 ケロン軍の大佐。ケロン星宇宙侵攻軍第3本部艦隊の艦隊司令官と旗艦艦長を兼任していると思われる。シルエットでしか登場していない点、ケロロたちの上官である点など、上記のケロロ上司と同一人物である可能性が高いが、詳細は不明。アニメ第243話にて、クリスマスプレゼントとしてX-5.5(エックスゴーゴー)をケロロ小隊に送り込んだ。 ケロロ兵学校教官 声 - 小山茉美 アニメ第9話Bパートにおけるケロロが兵学校にいた頃の回想シーンで登場した教官。階級などは不明。 教官 見学訓練の時ついていった先生。頭に★が三つある。 ムシシ 声 - 飯塚昭三 アニメ第181話Aパートで登場。体色は青緑色で、額と腹に虫を模したようなマーク(額が黄色、腹部が赤)がある。口の辺りにひげを生やしている。「〜だーね。」と、語尾の2文字手前を伸ばして喋るのが口癖らしい。「蟲使いのムシシ」と呼ばれる伝説のアサシンであり、ドロロも憧れている。アサシンは引退しているが、趣味で宇宙中の虫を集めている。頭の部分は帽子ではなくふたのようになっており、中に虫のような生物がいる。 オババ 声 - 中谷ゆみ(グランドスターの総司令官) アニメにて同名の人物が2人登場している。両者に関係があるのかは不明。 1人はケロロの母のランチ仲間で、第262話Bパート・第313話Aパートで名前が登場したのみである。外見などの詳細は不明。 1人はケロロ小隊が地球侵略に向かう際乗っていた母艦「グランドスター」のかつての総司令官で、第282話Bパートで登場(ただしそれより前に同話Aパートにてタママが名前を出している)。体色は桃色で、額と腹に丸囲みの星マークがある。現在はグランドスターに地球の建築様式を真似た農園を作り、そこで過ごしている。 ゲリリ少佐 声 - 堀川りょう アニメ第284話で登場。ケロン軍所属で官僚出身のエリート軍人。頭脳派であるため最前線で直接指揮を執ることはなく、会議室からモニター経由で最前線に指示を出す。体色は紫色で、マントを羽織っており、帽子の額部分とマントの胸部分にそれぞれ赤と黄色の星がある。「○○から」「○○だから」が口癖。 当初は「メキメキ頭角を現している」と言われていたが、実際には自己中心的で自分さえ手柄を立てられればよいと思っているような人物である。初登場話においては地球侵略を早く終わらせるためにとケロン軍本部からケロロ小隊へ派遣され、一時的に小隊の実質的な指揮権を握ることになったが、その際に実行した作戦における小隊員の犠牲を一切顧みない発言が問題になり更迭された。ケロロ曰く「ゲリリって名前、ちょっとひどい」。 オノノ少尉 声 - 小山力也 アニメ第300話で登場。ケロン軍特務部の単独侵略行動班に属していた古参兵。ケロロたちが生まれる遥か昔から活動しており、軍内でも有名な人物であるようで、ギロロはオノノのことを「隊を持たずに優秀な侵略活動を一人で続けた伝説の少尉」であると学校で学んだことがあると発言していた。その昔に任務に出た際、燃料切れの宇宙船の中で人工睡眠し続けており、宇宙船が不時着した地球でごく最近目覚めた。そのためギロロはオノノと対面するまで、彼のことを「不慮の事故で亡くなった」と勘違いしていた。体色は薄い黄緑色で、額と腹にそれぞれ黄色・赤色のマーク(長方形に左上と右下の頂点を結ぶ対角線が引かれた形)があり、ふちが黒い眼鏡(右側のレンズに多少の亀裂が入っている)をかけている。また、上の前歯の隣り合った2本が欠けており、欠けた部分を合わせると半円形になっている。 性格は非常に真面目であり、昔から不真面目な部下とは衝突してきたという(ギロロが学んだことによると、単独侵略行動班に配属されたのはこのためとされる)。侵略に際しては無駄な破壊活動をしてはいけないという哲学を持っている。また、ケロロたちとの間には時代の差による考え方や知識の差がある。なお、タママ手作りのチョコバナナに興味を示し、それを初めて口にした時に衝撃的なカルチャーショックを体験した。 ダレレ 声 - うえだゆうじ アニメ第332話Bパートで登場。ケロン軍特殊部隊に所属していたが、立場がより上である宇宙警察の特殊捜査官たちによる汚い作戦に利用されたことに嫌気がさして脱走した。そのため指名手配犯として特殊捜査官に追われている。変身の達人で、体格の異なる異種族にも簡単に変装することができる。戦闘能力も高く、ギロロとは互角に戦う様子を見せていた。体色は灰色で、白い帽子を被り、額と腹に?(クエスチョンマーク)を崩した緑色のマークがある。瞳の中心の色は青色で、その周囲は水色。また顔の上半分(目の付近)はオレンジ色をしている。 最高司令官 声 - 銀河万丈 階級は不明。シルエットでしか登場していない。 アニメ第357話に登場。地球人抹殺の計画を立てた人物であり、古代ケロン軍の負の遺産をカスタマイズしたプログラム「DK666」をケロロ小隊に送った。しかし、ケロロと冬樹の説得を聴いた彼は、地球侵略をケロロ小隊に引き続き任せることにする。 バトラコス ケロロ小隊が地球侵略前の偵察に用いた偵察ユニット。兵器であってケロン人そのものではない。 見た目はケロン人に似ているが、カエルのDNAを採取して擬態させたものである。OSとしてケロロの人格を模倣したプログラムが組み込まれており、自律行動をとる。少なくとも100体以上が地球に投入され、偵察活動の後、接触したすべての記録・記憶を抹消したうえでケロン小隊の宇宙船へ帰還した。しかし4号・11号・126号の3体だけは行方不明になっており、彼らが回収した情報は軍紀に基づき破棄されている。 見た目は読み切り版~連載初期のケロロそのものである。これは、原作226話において、1998年の読み切り版を本編の前日譚と位置付ける解釈がなされたためである。4号 1998年の読み切り版、原作226話・232話に登場。 読み切り版では、オタマジャクシの状態で地球に投入されるも遭難していたところを、秋奈に救われ、現在の家に引っ越す前の夏美と出会い、カエルの観察日記のために飼育されていた。無事成体になった後は、自分を救ってくれた秋奈への恩返し、そして「人類の観察日記」を書くという目的のために、夏美と互いの観察日記を書きあう共同生活を送った。その後、地球侵略に踏み出した部隊(ケロン小隊の宇宙船とは違う形の宇宙船で現れた)に対し、希望的観測が多いことを理由に地球侵略の延期を認めさせ、地球を救った。 原作226話では、読み切り版の後、夏美達の記憶を消去して帰還準備に入ったが、秋奈の家から新居にひとりで向かっていた冬樹が迷子になったのを受けて、彼の居場所を見つけ出し、日向家を再会へと導いた。これによって残り少ないエネルギーを使い果たしたために帰還できず、ケロン小隊では機体消失と見なされた。そのため、日向家の情報は破棄され、ケロン小隊はこれを把握しなかった。また、ケロロは消失地点である日向家近辺を重点的に探索するという判断を下し、日向家と彼が出会うきっかけが生まれた。 原作232話では、原作226話の出来事の後、自らプロテクトをかけて休眠状態に入っていたことが明らかになった。それが現在になって、ブラックスターによって休眠状態が解除されたため、最後の力を振り絞って日向家に帰投し夏美と再会したところで、機能を停止した。その後、ケロン小隊によってケロン星へと送り返された。ケロロによれば、リサイクルの後、新たに活躍の場を与えられるという。 11号 原作232話に登場。日本のどこかで、マコトという少年と、ケロロと冬樹のような友情を結んで暮らしている場面が描かれている。帽子が黒い。 126号 原作232話で、原作112話に登場した「カプ~」であることが示唆されている。ケロロ軍曹の登場人物一覧#カッパを参照。
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