その他の転生者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 20:28 UTC 版)
「テイルズ オブ イノセンス」の記事における「その他の転生者」の解説
アルベール・グランディオーザ (Albert Grandeioza) 声 - 杉田智和 24歳 / 身長182cm / 体重72kg 北方にある国・テノスの貴族。上品で理知的な青年で、軍の高官も勤めている。アンジュに対して強い執着心を見せ、ある目的のために彼女が必要だったため、リカルドにアンジュの誘拐を依頼した。レグヌムに抵抗している。武器は銃。 前世はラティオの王である天空神ヒンメル。前世のヒンメルはセンサスの思想に共鳴しており、地上人の信仰心を大切に思い天地をひとつに戻したいと思っていた。しかし転生したアルベールは、戦争をしている地上の人間に失望してラティオは正しかったと思うようになり、地上と地上人を天上に戻そうとしたセンサスを嫌悪し、かつて元老院が作ろうとしたラティオの転生者だけの理想国家を創るべく、創世力を求めるようになる。そのためにオリフィエルの転生者であるアンジュを殺して創世力を発動させようとした。 PS Vita版では、天上界の崩壊によって天の恵みが途絶えたせいで、荒廃し始めた地上の僅かな資源を国家間で奪い合いになっている事こそが地上の戦争の原因だと考え、地上界の平和と安定の為に再び天上界を復興しようと創世力を求める。しかしオリフィエルの転生者であり、大切に思っているアンジュを犠牲にすることはできず、変わりに自分が殺される事でアンジュに創世力を発動させようとした。そのことはアンジュに隠しており、当初はアンジュを犠牲にするつもりだったと嘘を吹き込んでいた(自分が犠牲になるといえば絶対に拒絶されるとわかっていたため)。 しかし、アンジュの説得(PS Vita版では激怒)により改心。以来ルカたちに飛行船を貸したりと、彼等に協力するようになる。アンジュには前世の関係とはまた別に好意を抱いており、改心後はアンジュを殺そうとした自分(PS Vita版では逆)を恥じている。 「グランディオーザ」はエスペラント語で「雄大な」「堂々たる」を意味する。ヒンメル (Himmel) 声 - 名塚佳織 人間なら10代前半 アルベールの前世。天上を支える「天空神」の一柱の美少年で、ラティオの頂点に立つ王。元老院の命令で教育係となったオリフィエルから、英才教育を施されて育てられた。元老院の人形ではなく心ある者として育ててくれたオリフィエルとは、師弟の間柄を超えた絆で結ばれており信頼も厚い。年相応に悪戯好きだったようで、アルベールによればオリフィエルを怒らせる事も多かったらしい。 オリフィエルの教育で様々な知識を学んでいくうちに、地上人を大切に思うセンサスの思想を知り、次第に排他的なラティオの元老院の思想に反発を覚えるようになる。そのことで元老院に幽閉されてしまい、ラティオを裏切ってセンサスに与したオリフィエルを最後まで信じて待っていたが、救出が間に合わず処刑されてしまう。 「天空神」は死んでも再び転生するため、センサスに下るよりは一から再教育した方が都合がよいという理由で元老院に殺されたが、転生する前に天上が滅びてしまったため甦ることはなかった。 バルカン (Vulcan) 声 - 福原耕平 PS Vita版からの追加キャラクター。ミュース族の里で鍛冶屋を営む男性でDS版にも登場していたデュランダル、ゲイボルグの産みの親である鍛冶の神バルカンの転生者。 自分の作り出した武器が戦争で多くの血を流す事を苦悩していた前世とは打って変わって陽気な性格をしており、生まれ変わった現世での人生を楽しんでいる。 鍛冶屋としての腕は前世同様一流でサブイベントをこなす事でルカ達に様々な武器を作ってくれる。オリジナルバルカン (Original Vulcan) 声 - 福原耕平(PS Vita版) 鍛冶屋バルカンの前世。デュランダル、ゲイボルグの産みの親である鍛冶の神。天上界の戦争の為に数多くの武器を作りラティオに奉げて来たが、魔槍ゲイボルグが狂気に走った事で己の過ちを悔やむようになり今度こそ戦争終結の為にと作り出した聖剣デュランダルを最後に武器を作ることをやめた。 ラティオに属してはいたが内心ではラティオの選民思想を嫌っており、センサスに至っても協調性のない野蛮人の集まりとして天上界に混乱をもたらすと危惧していた。
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