その他の転用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:33 UTC 版)
インターネットスラング一部の電子掲示板で、特定のスレッドが異常な盛り上がりを見せ、流れが通常よりも速くなっている状態を(お)祭りという。その他のインターネットスラングとしての「祭り」は炎上といわれるものがあり、特定の団体や個人による不祥事や不穏当発言などに対する、中傷や非難や批判が多いが、ネットいじめ(祭り上げられる)といった悪意の迷惑行為、または社会に対する不安や批判などの発露であり、それに呼応したり尻馬に乗るなどの野次馬や、一家言を持つ人々がインターネット上の様々な場所で、意見や議論を拡散・増大させ、いわゆるネット上の「祭り」といわれる状態に更になっていく様をいう。 魚釣り隣り合った釣り人の、仕掛け、糸などが絡まることをお祭りという。他人の糸、仕掛けに関係なく自分自身の糸、仕掛けがからまってしまう事を手前祭りという。 子作り・子宝性交を指す例え。江戸時代の浄瑠璃の一節や柳樽(やなぎだると読み、柳多留とも表記する)という雑俳(巷から集めた俳句)の書籍のなかに「祭り」を男女の性行為の例えとして用いている表現がある。また古神道においては、子宝・子作り信仰と言われるものがあり、子作りは、新しい氏子の誕生の場であるところから、性行為を「祭り」と言うようになったともいわれる。古神道には、常世(とこよ)と現世(うつしよ)という世界観があり、常世は神域や神の国をあらわすが、一説には常世は床世(床は性行為の意味もある)であり、性行為は神域で行われる(若しくは神域へ誘う)神聖なものとする考え方がある。
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