発露
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/08 02:50 UTC 版)
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発露(はつろ)とは、分娩の最終段階で赤ちゃんの頭が膣口(ちつこう)から完全に出てくる状態を指す。これは排臨(はいりん)の次の段階であり、赤ちゃんが誕生する直前の重要な瞬間である。
特徴
赤ちゃんの頭が膣口から完全に出た状態で、陣痛が終わっても引っ込まなくなる。
強い圧迫感や熱感を感じることがある。
母体の会陰(えいん)が最大に伸びることで、自然に裂けることもある。
発露の際の進行
1. 排臨(はいりん)
陣痛のたびに赤ちゃんの頭が見え隠れする状態。
2. 発露(はつろ)
赤ちゃんの頭が完全に出る。
3. 娩出(べんしゅつ)
赤ちゃんの肩や体が出て、誕生。
発露時のサポート
会陰保護
助産師や医師が会陰を手で支え、ゆっくり娩出を促すことで、裂傷を防ぐ。
適切ないきみ方
いきみをコントロールすることで、急激な娩出を防ぎ、母体の負担を軽減する。
会陰切開の判断
必要に応じて会陰切開を行い、裂傷を防ぐこともある。
発露後の流れ
赤ちゃんの体が順番に出て、産声を上げる。
発露は、赤ちゃんが外の世界へ出る直前の大切な瞬間である。安全な出産のために、助産師や医師のサポートを受けながら、適切なタイミングでいきむことが重要。
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