『デュアルマガジン』掲載AT
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「アーマードトルーパー」の記事における「『デュアルマガジン』掲載AT」の解説
季刊『デュアルマガジン』では、『装甲騎兵ボトムズ』の放映終了にともない、話題延長のため『機動戦士ガンダム』のMSVにならったオリジナルAT紹介企画「GAT」 (THE GENERATION OF AT) が連載された。設定は編集プロダクション伸童舎、デザインとイラストは藤田一己が担当している。なお、掲載スペックは「装甲騎兵ボトムズTRPG」(エンターブレイン)にて設定されたデュアルマガジン版ATのスペックを記載している。 諸元アーマードトルーパー形式番号 AT-03(AT-03-ST) 分類 アーマードトルーパー 所属 ギルガメス軍 開発 メルキア星・アデルハビッツ社 生産形態 主力機 全高 4.060 m 乾燥重量 9.671 t 装甲厚 6 - 15 mm 限界走行速度 40 km/h マッスルシリンダー MC-X03 PR液総量 249リットル 標準交換時間 83時間 乗員人数 1名 AT-03 アーマードトルーパー MT-03STに装甲を加えた機種であり基本的な構造は同じで手が完全にマニピュレーターに変更された。頭部レンズ3基がスタンディングトータスのような固定式であり、また、腰部にミサイルポッドを装備している。H級と同等の大きさであるが改良されたMCとグライディングホイールの採用で動きも軽快になった。外観が後にコルヴェ星のウッドヘルト社が開発するATH-14系列に酷似しているのは、本機のロールアウト直後に開発チーム数名がAT-04の試作機ごとコルヴェ星に亡命(誘拐されたとの説もある)したためである。 諸元ノイジースコルピオ形式番号 AT-05 分類 アーマードトルーパー 所属 ギルガメス軍 開発 メルキア星・アデルハビッツ社 生産形態 主力機 全高 4.305 m 乾燥重量 9.023 t 装甲厚 8 - 20 mm 限界走行速度 50 km/h マッスルシリンダー スレック方式1P-NI-S1 PR液総量 208リットル 標準交換時間 83時間 乗員人数 1名 AT-05 ノイジースコルピオ 重量等級の区別が確立する直前の機体で、サイズ的にはヘビィ級に相当する。従来型より30%も小型軽量で、倍近い高出力を有する新型のスレック方式MCと、降着機構とそれに必要な二重関節、関節保護用可動装甲を最初に装備した機種でもある。クレバーキャメルよりやや先行してギルガメス軍の主力となった。 諸元クレバーキャメル形式番号 ATM-01 分類 ミッド級アーマードトルーパー 開発 メルキア星・アデルハビッツ社 生産形態 量産機 全高 3.902 m 乾燥重量 8.014 t 装甲厚 10 - 18 mm 限界走行速度 60 km/h マッスルシリンダー スレック方式1P-SJ-MX PR液総量 190リットル 標準交換時間 120時間 乗員人数 1名 ATM-01 クレバーキャメル 初のミッド級量産機。メルキア暦2325年ロールアウト。多数の開閉式センサーからなる頭部が特徴だが、このセンサー部分が繊細でかつ多機能で、多くのパイロットが機能を使い余していたとされ、後のATのセンサーが簡略化される要因ともなった。『青の騎士ベルゼルガ物語』では、マッチメーカー、ネイル・コバーンの乗機として登場。その際に現在に合わせて、グライディングホイールとアームパンチを装備してカスタマイズしている。OVA『ザ・ラストレッドショルダー』でグレゴルーがスコープドッグの改造パターンを選ぶ際にめくったデータシートの1枚に当機の姿が確認できる。『ENTERTAINMENT BIBLE.5 装甲騎兵ボトムズ ボトムズ大図鑑』34ページでは、形式番号はATM-01-ST、47ページでは、形式番号はAT-01。 諸元クルーウェルドッグ形式番号 ATM-04ST/AX-ATM-04 分類 ミッド級アーマードトルーパー 生産形態 原型機/技術実証機 全高 3.857 m 乾燥重量 6.484 t 装甲厚 8 - 15 mm 限界走行速度 73.6 km/h PR液総量 177リットル 標準交換時間 142時間 武装 アームパンチ 乗員人数 1人 ATM-04ST / AX-ATM-04 クルーウェルドッグ スコープドッグの直接の原型機。「プレ・スコープドッグ」または、「クルーエルドッグ」とも呼ばれたという。グライディングホイールが、ATM-09STと同形となりセンサー類も内蔵された。アームパンチは肘に装備されたロケットノズルの噴射力で行うようになっていた。また、そのアームパンチの衝撃に耐えうる強度の高いマニピュレータが実用化できておらず、手甲部のメリケンサック状のアーマーで殴る仕組みになっていた。OVA『ザ・ラストレッドショルダー』でグレゴルーがスコープドッグの改造パターンを選ぶ際にめくったデータシートの1枚に当機の姿が確認できる。「ボトムズTRPG」では後のイグザートキャトルの型式番号と重複しているのを書類上のミスと解釈し、本来の型式は不明としている。 また、当機はATM-09STを原型としたアデルハビッツ社の4番目の技術研究用の機体とする設定もあり、当機の型式番号をAX-ATM-04(社内コード)としている。 諸元スタンディングビートル形式番号 ATH-06ST 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 初期生産機 全高 4.148 m 乾燥重量 7.899 t 装甲厚 6 - 15 mm 限界走行速度 76.3 km/h PR液総量 207リットル 標準交換時間 226時間 武装 アームパンチ 乗員人数 1名 ATH-06ST スタンディングビートル ヘビィ級としては初の正式採用機であり、ダイビングビートルの原型となった陸戦用AT。アームパンチをおこなっても損壊しないマニピュレータや走行中に姿勢を変えても安定性を保てるローラーダッシュ機構を備えた初めてのATであり、そのノウハウはスコープドッグの開発に活かされている。しかし、単にMCのサイズ容積を変えただけの使った事が評価を落としていた。ポリマーリンゲル液浄化装置=PRSPパックの実用化前のため、ヘビィ級の巨体を俊敏には動かせなかった。 諸元ベルゼルガ(初代)形式番号 ATH-Q01 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改造機 全高 4.381 m 乾燥重量 8.653 t 装甲厚 9 - 15 mm 限界走行速度 55 km/h PR液総量 197リットル 標準交換時間 180時間 武装 11mm機銃アームパンチシールド 特殊装備 金属探知センサー 乗員人数 1名 ATH-Q01 ベルゼルガ(初代) ATH-06STを改造して造られた、最初のベルゼルガ型AT。クエント製金属探知センサーとシールドは装備されているがパイルバンカーが無い。変わりに胸の左右に後のトータス系のような11ミリ機銃と、両腕にアームパンチを持っている。 諸元ベルゼルガST形式番号 ATH-Q63 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 標準機 全高 4.27 m 乾燥重量 8.821 t 装甲厚 8 - 16 mm 限界走行速度 85.5 km/h 乗員人数 1人 ATH-Q63 ベルゼルガST 陸戦用の標準型ベルゼルガ。エアタンク、トロピカルフィルター、スワンピークラッグを持たない他は、『装甲騎兵ボトムズ』テレビシリーズに登場したATH-Q64ベルゼルガ(ベルゼルガWP)と大差ない性能である。上半身のデザインしか発表されておらず、脚部の形状は不明。 諸元ベルゼルガ ファイティングカスタム形式番号 ATH-Q63 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改修機 武装 アームパンチパイルバンカー 乗員人数 1人 搭乗者 シャ・バックケイン・マクドガル ATH-Q63 ベルゼルガ ファイティングカスタム ベルゼルガSTに電磁誘導方式のアームパンチ機構を装備し、パイルバンカーを火薬射出式に改修したもの。「青の騎士」=ATH-Q63BTSのベース機であり、正規軍に従軍していた頃のシャ・バックの乗機である。記述設定のみの機体であり、デザインイラストは存在しない。 諸元ベルゼルガ バトリングスペシャル形式番号 ATH-Q63BTS 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改造機 全高 4.295 m 乾燥重量 8.923 t 装甲厚 8 - 15 mm 限界走行速度 80 km/h PR液総量 180リットル 標準交換時間 20時間 武装 アームパンチパイルドライバー 乗員人数 1名 搭乗者 ケイン・マクドガル ATH-Q63BTS ベルゼルガ バトリングスペシャル ソノラマ文庫版『青の騎士ベルゼルガ物語』では「ブルーナイト」と呼ばれている機体の『デュアルマガジン』連載版デザイン。市販のプラモデル「1/35 ATH-Q64ベルゼルガ」から改造して誌上作例を製作することを前提にデザインされており、後にソノラマ文庫で幡池裕行が再度描き起こした姿とはかなり形状が異なっている。瞬間的に機体を通常の倍の出力で動作させるスーパーチャージャーを搭載。アームパンチは火薬を使用しない電磁誘導方式であり、また右腕にも電磁誘導方式で撃ち出されるノミ状の兵器=パイルドライバーを装備している。 諸元ベルゼルガ バトリングスペシャル スーパーエクスキュージョン形式番号 ATH-Q63BTS SX 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改造機 全高 4.295 m 乾燥重量 9.34 t 装甲厚 8 - 21 mm 限界走行速度 127 km/h PR液総量 180リットル 標準交換時間 20時間 武装 パイルバンカー長槍 乗員人数 1名 搭乗者 ケイン・マクドガル ATH-Q63BTS SX ベルゼルガ バトリングスペシャル スーパーエクスキュージョン 『デュアルマガジン』連載版デザイン。やはり市販のプラモデル「1/35 ATH-Q64ベルゼルガ」から改造して誌上作例を製作することを前提にデザインされている。ピストンを介して可動する脚部スタビライザーが特徴。マッスルシリンダーはギルガメス軍の次世代ATであるFXMCに換装されている。またパイルバンカーもアグの街の鍛冶屋コル・ニコルが所有していた、他のベルゼルガ(ATH-Q64)が戦場で鍛えた長槍に硬化処理を施した新しいものに交換された。搭乗者のケインは、愛機ベルゼルガがこれらの改良によって友の仇シャドウ・フレアへの“処刑執行”に足る戦闘力を持つに至ったとして《スーパーエクスキュージョン》(連載版の本文中では《エクスキュージョン》と称されている)のグレードを与えている。『デュアルマガジン』最終号でのモデル作例用に、丁度当時『機動戦士Ζガンダム』のメインメカデザインに登板した藤田一己は、その経験をフィードバックして「発注用ハードディテールデザイン」なるイラストを起こし直している。 諸元ファッティー・バトリングカスタム形式番号 BATM-03-BTC 分類 ミッド級アーマードトルーパー 生産形態 改造機 全高 4.18 m 乾燥重量 8.75 t 装甲厚 7 - 16 mm 限界走行速度 60 km/h PR液総量 188リットル 標準交換時間 98時間 武装 ヘビーマシンガン20mm単装機銃アームパンチ 乗員人数 1名 搭乗者 ロニー・シャトレ BATM-03-BTC ファッティー・バトリングカスタム 『デュアルマガジン』版の「ファニー・デビル」(陽気な悪魔)で、バララント出身少女AT乗りのロニー・シャトレの愛機。ソノラマ文庫版とほぼ同デザインだが、持つ銃がソノラマ版がペンタトルーパーなのに対し、こちらは銃身改造のヘビーマシンガンであり、脚部のグライディングホイールがソノラマ文庫版ほど目立たないなどの違いはある。バトリング用装備として、胸部に20ミリ単装機銃、両腕はスコープドッグの物に交換されている。 諸元プロトストライクドッグ形式番号 XATH-01 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 原型機 全高 4.675 m 乾燥重量 8.85 t 装甲厚 8 - 16 mm 限界走行速度 106.4 km/h PR液総量 200リットル 標準交換時間 22時間 武装 アイアンクロー 乗員人数 1名 搭乗者 クリス・カーツ XATH-01 プロトストライクドッグ ソノラマ文庫版『青の騎士ベルゼルガ物語』では「シャドウ・フレア」と呼ばれている機体の連載版デザイン。こちらは秘密結社が開発したイプシロン専用ATストライクドッグのプロトタイプという設定になっている。頭部標準ズームレンズが角形に、左手が通常型マニピュレータと簡易型アイアンクローを組み合わせたものに、そしてバックパックが陸戦用になっているが、その他の機体形状はTVアニメのストライクドッグと同じである。こちらも上記のベルゼルガBTSやBTS2と同様に誌上での単体作例及びディオラマ記事を展開する関係から、1/35キットを改造することが前提のデザイン。 後に展開されたソノラマ文庫版ではそういった縛りがなくなったため、ストライクドッグベースの機体ではなくなっている。 諸元スタンディングトータス バトリングカスタム形式番号 ATH-14BTC 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改造機 全高 4.024 m 乾燥重量 8.399 t 装甲厚 9 - 18.5 mm 限界走行速度 40 km/h 乗員人数 1名 ATH-14BTC スタンディングトータス バトリングカスタム スタンディングトータスをバトリング用に改造した機体の一例。頭部にセンサー保護用のロールバーを取り付けたり、胸部装甲を強化したりしている点は、ミッド級のストロングバックスに準じた改修といえる。また、胸部の11ミリ機銃はブロウバトルで反則になるため撤去され、代わりにサブセンサーが設置された。『ボトムズ・バイブル』では「フェロシオウスフィスト」(残酷な拳)と命名している。 諸元陸戦用ドメスティックグース形式番号 ATH-08ST 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改良機 全高 4.223 m 乾燥重量 9.090 t 装甲厚 8 - 20 mm 限界走行速度 46 km/h PR液総量 209リットル 標準交換時間 73時間 乗員人数 1名 ATH-08ST ドメスティックグース(陸戦用) スタンディングビートルを改良発展させたヘビィ級AT。ビートル系とトータス系の中間のような外観を持ち、またその完成度は平行して量産されていたスコープドッグと肩を並べていたが、ヘビィ級ATに共通する機動性が劣悪という問題も抱えていた。 諸元湿地戦用ドメスティックグース形式番号 ATH-08WR 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 生産形態 改良機 全高 4.678 m 乾燥重量 8.988 t 装甲厚 8 - 16 mm 限界走行速度 32.2 km/h PR液総量 209リットル 標準交換時間 73時間 乗員人数 1名 ATH-08WR ドメスティックグース(湿地戦用) ATH-08STの改修機で、マーシィドッグのような水上戦闘を目的にしたヘビィ級AT。スワンピークラッグを持つが、グライディングホイールは廃止されており、ローラーダッシュできない。スタンディングタートルやダイビングビートルが就役する前は、本機とマーシィドッグがギルガメス軍の湿地戦を支えた。 諸元デンジャラスブリーム形式番号 ATH-10WP 分類 アーマードトルーパー 全高 4.355 m 乾燥重量 9.083 t 装甲厚 6 - 18 mm 限界走行速度 20 km/h PR液総量 199リットル 標準交換時間 149時間 乗員人数 1名 ATH-10WP デンジャラスブリーム 水中戦闘に特化した特殊なAT。降着機構を応用した変形機能を持ち、水中を高速で航行できる。逆に機体各部のマッスルシリンダーは極度に省略されており、グライディングホイールやアームパンチを装備していない。AT戦が少ない海洋戦でのみ使用されたため、生産台数も少ないといわれる。 諸元フロッガー形式番号 BAT-01 分類 アーマードトルーパー 所属 バララント軍 設計 バララント軍 開発 バララント軍 製造 バララント軍 全高 4.120 m 乾燥重量 8.396 t 装甲厚 6 - 16 mm 限界走行速度 48.0 km/h PR液総量 203リットル 標準交換時間 78時間 乗員人数 1名 BAT-01 フロッガー バララント軍が実用化したATの第1号機。「フロッガー」とは後のB・ATM-03のバララント名だが、TRPGでは本機に対し、ファッティーを「フロッガーII」と呼ぶ。グライディングホイールを装備する。ファッティーによく似た形状であり、次項のBATM-02ハンプティは、別系統の進化を遂げたと考えられる。 諸元ハンプティ形式番号 BATM-02 分類 アーマードトルーパー 乗員人数 1名 BATM-02 ハンプティ ブロッカーのデザインを藤田一己がリニューアルして描き起こしたもの。BAT-01の小型化を主眼とする宇宙用機で、グライディングホイールは廃止されホバリングノズルが装備された。なお、ハンプティという愛称は「ブロッカー」よりも早く商業誌(デュアルマガジン)に登場しているが、その後メディアに露出が無かった。 諸元形式番号 ATL-05 分類 ライト級アーマードトルーパー 所属 ギルガメス軍 設計 ギルガメス軍 開発 ギルガメス軍 製造 ギルガメス軍 生産形態 量産機 全高 2.855 m 乾燥重量 3.541 t 装甲厚 5 - 9 mm 限界走行速度 68 km/h PR液総量 105リットル 標準交換時間 206時間 乗員人数 1名 ATL-05 ギルガメス軍初の量産型ライト級AT。居住性が劣悪だったが、のちのツヴァークのような豊富なオプションや、それを外装できるように合わせた設計がなされていたものの、実戦にあまり参加することなく終戦を迎えたといわれる。 諸元ATM-FX1形式番号 ATM-FX1 分類 ミッド級アーマードトルーパー 開発 秘密結社メルキア軍 生産形態 改良機 全高 4.310 m 乾燥重量 8.253 t 装甲厚 8 - 19 mm 限界走行速度 148.9 km/h 標準交換時間 206時間 乗員人数 1名 ATM-FX1 秘密結社が開発したXATH-02系をメルキア軍が改良し、ヘビィ級サイズにまで大型化した次世代ミッド級AT。ソノラマ文庫版とはデザインが全く異なり、全体の印象はラビドリードッグに近い。また、小説版のような「カラミティドッグ」という愛称は持っていない(TRPGではカラミティドッグと呼称)。本機は改良された特殊なミッションディスクにより、一般兵士でもPS並みの戦闘力を発揮できるようになっており、PS計画を形骸化させた(FSS=フルシンクロシステムと呼ばれる)。連載版『青の騎士ベルゼルガ物語』の最終決戦シーンにも登場している。『デュアルマガジン』の第3回読者人気投票で1位となったATでもある。 諸元ATL-FX1形式番号 ATL-FX1 分類 ライト級アーマードトルーパー 全高 3.309 m 乾燥重量 5.229 t 装甲厚 6 - 10 mm 限界走行速度 110.6 km/h 標準交換時間 250時間 乗員人数 1名 ATL-FX1 次世代FXATでは、ライト級ならではの豊富な外装式オプションパーツによってより柔軟に戦略を立てるつもりだった。『青の騎士』では「ノヴィ・ガゼル」の名のATで登場しており、TRPGでもそのように呼ぶ。 諸元ATH-FX1形式番号 ATH-FX1 分類 ヘビィ級アーマードトルーパー 全高 4.995 m 乾燥重量 9.105 t 装甲厚 12 - 28 mm 限界走行速度 103.2 km/h 標準交換時間 210時間 乗員人数 1名 ATH-FX1 ヘビィ級ATはFX計画ではさらに大型化し、より高火力の銃火器を持ち、対艦・要塞戦に特化した設計となっている。ATが使う火器では最大の威力を誇るロッグガンを標準装備し、背部にそのエネルギージェネレーターを持つ。さらにATL-FX1のように、機体に外装式オプションも装備する予定だった。『青の騎士』に登場する「フィア・ダンベル」と呼ばれる機体だったが、これら次世代ATは3機種全て第四次銀河大戦に参戦することはなかった。 [目次へ移動]
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