Sleipnir
Sleipnirとは、フェンリル株式会社が公開している国産タブブラウザの名称である。フリーソフトとして配布されている。
インターフェースを含め柔軟で豊富なカスタマイズが可能であることを最大の特徴とする。「ツール」メニューの「カスタマイズ」には、「コマンド」「ツールバー」「キーボード」など 6種類の項目が用意されており、表示項目やキーボードショートカットなどをかなりの程度自由に変更できる。表示する背景画像や、ツールバーのボタンアイコンも変更可能である。また、Sleipnirに標準で装備されていない独自機能を追加する「アドレスメニュー拡張」機能が数多く公開されていることもも、豊富なカスタマイズ性を向上させている。操作性についても、マウスを右クリック状態で操作すすればWebページの移動などが可能になるマウスジェスチャー機能や、組み込み式の検索バーなど、豊富である。
英語や中国語(繁体字・簡体字)、ハングル仕様といった他言語バージョンも用意されている。ちなみに、スレイプニル(およびフェンリル)とは北欧神話に登場する聖獣の名である。
参照リンク
Fenrir & Co.
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スレイプニル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 07:06 UTC 版)



スレイプニル[1](スレイプニール[2]、スレイプニィールとも記す。古ノルド語:Sleipnir)は、北欧神話に登場する神獣であり、オーディンが騎乗する8本脚の軍馬である。
呼称
アイスランド語の Sleipnir、またスカンジナビアで言うところの Sleipner は、古くから北欧に伝わる名で、英語の slip などと同系の言葉であるとされ、「滑走するもの」などの意味に解釈される[3]。
特徴
『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第44節では「馬のうち最高のもの」と賞賛されている[4]。
雌馬に化けたロキとスヴァジルファリの子供[5][6]で、オーディンに献上された後は彼の愛馬になる。8本の脚を持つ最も優れた馬であり[6]、軍馬である。非常に速く走ることができ、空を飛ぶことができたという。ただし、近代以降の大衆文化の絵画的表現においては必ずしも8本脚で描かれるわけではなく、通常の馬と同じく4本脚であったりもする。例えば、デンマークの挿絵画家ローランス・フレーリクが描くスレイプニルはときとして見た目はただの馬である。
ラグナロクが起きた際には、オーディンが跨る形で戦場を駆け抜けていたが、最期はグレイプニルの枷から解放された巨狼フェンリルによって、オーディンと共に飲み込まれ死んだとされる。
伝承では、オーディンが人間の英雄シグルズに与えている名馬グラニが、スレイプニルの子孫であるという。
ギャラリー
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スウェーデン海軍特務艦(運送艦)スレイプナー (HMS Sleipner (A343)) の紋章
スレイプニルを由来としたもの
現代的娯楽作品においてはキャラクターとして登場し、とくにコンピュータゲームの分野で多く見られる。RPGのファイナルファンタジーシリーズでは6本脚の幻獣にアレンジされている。
日本の企業フェンリルが開発したウェブブラウザーソフト "Sleipnir" は、神馬スレイプニルの名にちなんだ命名である。
JRAでは2019年より、スレイプニルステークスが新設された。
脚注・出典
参考文献
- V.G.ネッケル他編 著、谷口幸男 訳『エッダ 古代北欧歌謡集』新潮社、1973年。ISBN 978-4-10-313701-6。
- ヴィルヘルム・グレンベック著 著、山室静 訳『北欧神話と伝説』新潮社、1971年。 ISBN 978-4-10-502501-4。
関連項目
- オーディンの従者たち - 神馬スレイプニル / 大烏のフギンとムニン / 狼のゲリとフレキ
- フェンリル
- シェングヴィーデ絵画石碑
- 伝説の生物一覧#複数の動物が合成(投影)されているもの
- 異馬 - 『吾妻鑑』に記述される九足馬(伝説ではなく、実際に将軍家に見せられている)
外部リンク
スレイプニル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/16 13:56 UTC 版)
ジリアンの部下。「殺人遊具」の一人。無口かつ無表情で、単語でしか喋らない。ひきこもりがちらしい。
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