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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 09:57 UTC 版)
カレンダーに記載される要素には次のようなものがある。 年月 掲載されている日付がどの年のいずれの月かを示す。日本では年の表示には西暦の他に元号による表記も用いられることがある。中には「昭和88年」「大正102年」など、過去の元号をそのまま通算した年数が併記されているものも存在する。 2019年のカレンダーに関しては、当時天皇だった明仁の退位による元号変更が決定し、新元号の決定前だったため元号を記載することができず、元号+西暦の場合は西暦のみ記載したり、元号のみの場合は西暦に書き換えたり、4月まで「平成31年」の表記にして5月以降を空白にするなど、その対応は様々であった。 日付 一般には月単位で日付が順に配列されるが、日めくりの場合には一日単位で一枚の紙に当該日の日付が大きい数字で示される。月単位のカレンダーの中には前後の月の日付も表示するものもあり、枠内に当該月の日付よりも数字を小さくしたり薄い色にしたりして前後の日付を表示するものや、枠外に前後の月のカレンダーを小さく表示するものなどがある。 曜日 月単位のカレンダーで表形式をとる場合には、一般には縦軸が曜日を示しており日付ごとに曜日を併記することはしない。ただし、表形式をとらず縦または横に1列に日付を並べるカレンダーや、日めくりのように1日単位のカレンダーでは曜日が併記されることが多い。また、文字色については、一般に日曜日は赤色そして土曜日には青色で印刷されたものが多くみられるが、土曜日を緑色あるいは灰色で印刷したカレンダーも存在する(土曜日も月曜日~金曜日と同様に黒色で印刷されることもある)。 祝祭日(国民の祝日) 祝祭日については一般には「元日」のように併記される。日本では国民の祝日の日付の数字は赤色としているカレンダーが多い。日めくりでは日付に赤い丸や国旗の絵が加刷されることが多い。 六曜 漢字2字で略さずに併記されることが最も多いが、大安だけ文字を赤くしたり、丸などの記号で大安のみを表して他の六曜は記載しないカレンダーもある。 二十四節気 旧暦の日付 毎日併記されることもあれば、新暦の1日と旧暦の1日だけ併記されるものもある。 広告欄 販促品のカレンダーにおいては最下部などに企業名や商品名が入れられていることが多い。販促品を兼ねる市販品ではその部分が空欄となっており、メモ欄として使用することもある。
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