日本のプレイヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:11 UTC 版)
「100万の命の上に俺は立っている」の記事における「日本のプレイヤー」の解説
四谷 友助(よつや ゆうすけ) 声 - 上村祐翔 職業 - 農民→料理人→魔術師【生物】→鍛冶屋→魔術師【熱】→盗賊 超・合理的で帰宅部の中学3年生。唐突に異世界に飛ばされ、女子たちと力を合わせて戦う羽目になる。3人目の勇者(プレイヤー)。 思春期男子らしく女子には興味があるが、人間が嫌いで単独行動を好む。小学校6年の冬に東京に転校する前の田舎(熊本)にいたころは友人もいるお調子者のムードメーカーだったが、何らかの理由で東京とそこに住む人間を嫌悪し周囲からは無口な奴と思われていた。仲間たちにも敬語で接し必要以上に関わろうとしないが、異世界人や田舎の友人には素で接している。新堂と箱崎のことは自分よりも強い人間と考え、クエストクリアで元の世界に返すことを最優先にしている。鳥井のことは当初は「騙されて人殺しをしようとするようなクズ」と嫌っていたが、後に事情を知って第一印象で決めつけていたことと、自分の人間嫌いが同族嫌悪からくるため、共通点のない鳥井は認めても良いのかもしれないと思っている。人生経験豊富で頭の回転が早いグレンダの言うことはしっかり聞いている。クエストクリアや異世界の問題に積極的に取り組みグレンダが加入するまでは1人で作戦立案などもやっていたが、優先順位上位のこと以外は何もやらないようにしているため、仲間たちからは頼りにされつつも一方で変人・外道と評価されている。命の価値は平等ではなく公平であるべきだと考え、自分を含めてクズは死ねばいいと思っている。なお、自分が世間一般の倫理観と自分の正義感が違っている「中二病の糞ガキ」であることについて自覚はあるが、実感がなく行動を改める気は一切ない。 自分以後の新勇者が加入の際には、元の世界で先に出会うようにゲームマスターから依頼されている。 新堂 衣宇(しんどう いう) 声 - 久保田梨沙 職業 - 魔術師【風】→戦士【剣】→戦士【槍】→上級戦士【剣】 四谷のクラスメイトで1人目の勇者(プレイヤー)。最初に異世界に飛ばされていた。運動神経も容姿も抜群の人気者で、クラスの中で四谷とは正反対ともいえる存在。 幼少期に姉のように慕っていた小百合(声 - 東城日沙子)が虐めで自殺し、自分も小学校に上がると家族が暴走族で迷惑をこうむった教師から虐められるようになり、有名ないい子になって住む世界を変えてきた。教師に虐められていた時に友達に助けられてきたことから、仲間は力という考えを持ち他の仲間に積極的に話しかけている。部活でテニスをやってきたが、魔術師の職業補正による弱体化で思うような結果を出せず、6周目の後、長年慕ってきた四谷遥と相思相愛の関係となれたが、死と隣り合わせの自分と平和に暮らしている相手との価値観の相違を感じ、別れを告げるなど異世界召喚で最も不利益を被っている。 最初の職業が魔術師で身体能力が下がったが、剣の指導をしたカハベルからは4週目までのメンバーの中では一番筋がいいと言われている。3週目では空気を直接相手の体内に送り込むことでトロールにとどめを刺し、戦士職に転職してからはガーゴイルやオーククイーンとの戦いでその才能を発揮している。 箱崎 紅末(はこざき くすえ) 声 - 和氣あず未 職業 - 戦士【剣】→重装戦士【剣】 四谷のクラスメイトで2人目の勇者(プレイヤー)。体が弱く男子が嫌い。四谷が異世界に飛ばされる前から新堂と2人で戦っていた。 毎月5万もする薬を飲み続けており、薬学部のある大学に進学して薬の研究をするのが夢。四谷とは逆に暴力が苦手で他人をしっかり見ている。体力と裏腹に意思が強く、弱いものを見捨てず、うわべだけでない正しい行いをしたがる。体が弱いため戦士の職業補正で身体能力が上がっても剣を振ることもできず(重装戦士に転職してもまともに戦えず盾をだして身を守っている)、四谷からは「存在自体が無力」と軽視されていたが、自分が辛い状況でも人のために行動する強さを見たことで「自分より強い人間」と評価された。四谷のことは凄い人だと認めているが、悪を裁くことに偏った正義では救えない人は大勢いると他人や四谷自身を傷つける価値観を変えたいと思っている。 時舘 由香(ときたて ゆか) 声 - 小市眞琴 職業 - 魔術師【熱】→狩人→魔術師【風】 女性向けソシャゲ好きのオタク女子高生で4人目の勇者(プレイヤー)。長いものに巻かれる性格で、陰口を言いながらも強い方について身を守ってきた。クラスメイトとのちょっとしたトラブルが原因でいじめの対象になり、校内の女子トイレで裸の写真を撮られそうになるが、寸前にゲームマスターからの指示で接触した四谷に助けられた。しかし実際の被害が起きる前に助けられたため大して感謝しておらず「謎の変質者(四谷)」を共通の敵とすることでクラスメイトとの関係を修復するのに利用した。 クエストクリアのことしか考えない四谷のことを外道と思っているが、自分がやるわけではないなら人殺しをしようが関係ないと言ったり倫理観が高いわけではない。新堂のことはスタート地点が違い過ぎて鼻につくし、まともなのは自分と箱崎だけと言っている。しかし、前述の通り長いものに巻かれる性格なので、新堂を含めた3人で行動することが多い。 最初の職業が魔術師でしばらく戦力外扱いだったが、4周目では吹雪の中で1人だけ諦めたのが幸いして雪に埋もれて死亡せずにすみ、ファティナに出会いクエストクリアできた。5周目で狩人に転職してからは戦闘に参加しているが、他のメンバーにしたがっているだけで特に大きな活躍はしていない。 鳥井 啓太(とりい けいた) 声 - 豊永利行 職業 - 戦士【槍】→戦士【斧】 中学中退した19歳の5人目の勇者(プレイヤー)。父親が何度も逮捕されていて母親と弟で暮らしている。闇金の借金取りに脅されて弟と麻薬の売人の殺害計画に加わるが、ゲームマスターからの指示で接触した四谷が妨害し、借金取りが捕まったことで借金もなくなった。 四谷とは人格的に対極で裏表がなくノリがいい性格で、人と(特に同性と)すぐに仲良くなれる。新堂が好みでアプローチし、四谷のことは面白いと気に入っている。元の身体能力が高く最初の職業が戦士だったので5周目時点で一番強い。 グレンダ・カーター 声 - 早見沙織 職業 - 戦士【斧】 自主映画を撮りながら世界を旅する6人目の勇者(プレイヤー)。「男に興味はない」と公言するアメリカ人女性。日本語は話せないが、異世界では普通に意思疎通ができている。 ネットを介して他国のプレイヤーと接点があったため、異世界召喚前にゲームマスターからの接触があった。他国のプレイヤーと接触するため異世界をモデルにした自主映画の作成の協力を四谷に頼む。 一人旅をしているためそれなりに修羅場もくぐり抜けた経験があり、頭も切れるため、四谷と作戦立案や方針の決定を行っている。大人としての責任感からみんなを無事に元の世界に帰そうとする気持ちが強い。 二繁 羽樹(ふたしげ はばき) 職業 - 魔術師【風】 ブラック企業で働いていたシステムエンジニアで7人目の勇者(プレイヤー)。追い込まれて会社のあるビル屋上から飛び降り自殺をしようとしていたところをゲームマスターからの指示で接触した四谷に寸前で助けられる。その後会社は四谷が徹底的にコンピュータやデータを破壊したため倒産してしまい、会社からは解放されたものの、再就職もできずに餓死寸前だったところを(失業手当を貰えることを作中でも指摘されているがその知識がない)召喚される。 最初の職業が魔術師だった上に、社畜根性に染まって指示待ち体質なため戦力としては役に立っていないが、偶然とはいえモンスター討伐に同行したチームの中で唯一生還して、敵モンスターの正体が新たなドラゴンであることを四谷たちに伝える。
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