『元祖!』からのその他の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「『元祖!』からのその他の人物」の解説
犬男(いぬお) 春巻龍の飼い犬のブルドッグ。飼い主の春巻を外に追い出して自身が部屋の中で生活をしたりしていたが、『毎度!』以降はいつの間にかどこかへ行ってしまった。 ガスパー 国会議員が飼っているプードル。見た目は可愛らしいが飼い主同様、無限にウンコをする。散歩を押し付けられたあかねや花丸木が酷い目に遭っている。 市長(しちょう) 本名は末崎(まつざき)。浦安市の市長。浦安市で最大の権限を持つ人。変装が得意で、市民に成り切って市政への苦情を聞き出すなど、市や市民のためなら体を張って何でもする。事故で曲がった標識の支柱を素手で曲げて元に戻したり、警察無線を傍受できるよう改造した愛車で引ったくり犯を追いかけ逮捕するなど腕っ節も強い。生の教育現場を観察するため春巻になりすまし小鉄のクラスを一日受け持ったことがあるが、あかねが春巻に扮した彼に借金の返済の要求をしてきたのを恐喝と勘違いしてあかねを殴ってしまい、結果春巻の身代わりとなって小鉄らの暴力の洗礼を受け、教育現場の荒廃ぶりに愕然とする。また市民のボランティア行動には感動しやすい性格で、見返りとして涙球場前や鈴木青果店前にバス停を誘致したことがある。『浦安鉄筋家族』の「浦安市民最強を決める格闘技大会」の司会者兼出場者でもある。浦安市民には優しく、他県民には容赦しない。前市長の「橋本トランヴィスキー」と容姿が似ている。 モデルは本物の浦安市市長である松崎秀樹で、作者いわく「本人にばれたが、快くおもわれている」。[要出典] 弓票 鷹子(ゆんぴょう たかこ) 『元祖!』から登場した大福、佐茂飯とは姉妹で三女。7歳まで猿に育てられていたらしく、猿っぽい言動と行動をしている。性格は長女の星子寄り。モデルはユン・ピョウ。 大福 A(だいふく エー) 大福星子の息子。1歳。母にとても顔が似ている。母親同様、高いところから落ちても死なない他、酒により超人的な才能を発揮できる。 浦安コブラ会 第13巻にのみ登場。東栄にある。猪子((いのこ) 第13巻にのみ登場。すぐ人を裏切る、意味もなくスクワットをやらす、借りた金は返さない、突然暴力を振るうなど会長らしくない性格。モデルはアントニオ猪木。 力美(りきみ) 浦安コブラ会の会員。猪子から顔面パンチを喰らい、スーパーでバナナを買ってくるよう命じられる。バナナの形が猪子の顔に似ていることから、バナナに怒りをぶつけ、たまたまそこにいた順子と知り合う。順子に猪子への怒りを打ち明けた後、順子の家を出るが、そこで猪子と遭遇。またもや暴行を受け、ひるむ。それから数日後に順子と再会するが、同会員の辰美と順子の手を持って「順子軍団旗揚げ」と称し、猪子にラリアットを喰らわすが、運悪くも後ろにいた順子にヒット。その後、猪子にあいさつをし、最後は順子に猪子もろともラリアットの餌食にされた。モデルは長州力。 辰美(たつみ) 第13巻にのみ登場。浦安コブラ会の会員。会長の猪子がいない間は力美(りきみ)との会話を楽しんでいたが、猪子の登場と共に顔色を変えて猪子の後ろに立つ。力美の強引な誘いで、順子軍団に加入するが猪子を裏切るのが恐かったらしく、すぐに脱退した。モデルは藤波辰爾。 チャーリー 順子が通販で「チャーリーズボディキャンプ」を頼んだときに商品と一緒に付いてきた。来た一日目は順子が困るほどテンションが高く、45分のエクササイズをコーチしたが、実はかなりの面倒くさがりで日に日にやる時間が減っていき、最後にはたった3分になっていた。初めは7日間限定ということで居候していたが、大沢木家の食事と居心地が気に入り永住を決意し、最後にはエクササイズもせず1か月居座って、晴男のように太ってしまい、順子から「いつまでいるのよアンタ!」と苛烈なツッコミを喰らった。モデルはビリーズブートキャンプのビリー・ブランクス。 口癖は「ビクトリー!」。 チャパネット高田(チャパネットたかた) ニャパチネット高田と表記されている回があるが、その人物とは一応別人であるらしいのこと。モデルはジャパネットたかたの高田明。 洋田ババア(ようだババア) 109歳になる浦安最長寿。数十年前まで何かの道場を開いていたらしい。年の割に動きが俊敏で、かくれんぼや杖を使ったバッティングがもの凄く上手い。雹から小鉄たちを救ったこともある。中田さんとかくれんぼ対決をしているが、どちらが隠れる側か決めなかったため二人とも隠れてしまい、誰にも探されることなく幕を引いた。 渡辺さん(わたなべさん) 小鉄たちの小学校に隣接した家の主婦。 森 トム(もり トム) 春巻にそっくりな顔立ちの浦安市議。特徴は左目許のほくろ。若手ナンバー1で女性有権者からの人気も高かったが、偶発的トラブルから選挙カーに乗ってしまった春巻の数々の所業が彼のものと勘違いされ支持を大きく失う。さらに腹痛を治すため公園のトイレに来た大鉄のタクシーに突撃され、その直後に選挙用の看板が公園に突撃した大鉄の車に乗っかり、それも選挙カーと勘違いされ、次の選挙で落選してしまった。選挙ポスターでの明記は「もりとむ」。 桜 米助(さくら よねすけ) 自分の家のお隣さんの家の食事を勝手に食べては批評することが好きな男性。美味しいご飯の家を探して各地を放浪しており、これまでお隣さんの食事しか食べていないという。批評に関しては非常に厳しく、ダメだと思ったら即刻引っ越すほど。家が自動車と一体化していて家ごと引越しができるようになっており、のり子の家の隣に引っ越して来たが、のり子の料理に満足できず再び放浪の旅に出た。58歳。モデルはヨネスケ。 星 仙一(ほし せんいち) 浦安市内の少年野球チームの監督。笑顔が印象的だが、非常に短気かつシビアな性格。しかし子供好き。モデルは星野仙一。 田淵 幸二(たぶち こうじ) 浦安市内の少年野球チームのヘッドコーチ。とても温厚。子供たちに対しては「授業参観の親か」と言われるほど甘い。モデルは田淵幸一。 稲川 淳子(いながわ じゅんこ) 幽霊走りをする。父親の言うことには従順で彼の教えに従って他者を怖がらせ脅かしている。一度、大沢木家に侵入して怪奇現象を演出したが、彼らの無神経ぶりにはまったく通じず、自分が痛い目にあってしまう。小道具のカツラが大鉄の頭にはまり、「毛が生えた!」と一家に誤解され怖がられ、意外なことで驚かれたことで彼女もまた驚いていた。 ロジャー・ボンド 浦安に上陸した謎の英国秘密諜報部員。 ヤワラ 金メダルをこよなく愛する柔道の天才。穏やかな性格だが、小鉄たちが勝手に彼女の金メダルで遊んでいた際ブチ切れたことがある。モデルは谷亮子。 ホラ吹き爺さん(ホラふきじいさん) 小鉄らからは「ホラ吹きジジイ」とも呼ばれる近所の老人。嘘の作り話で周囲の人たちを騙すのが好きで、口から発する言葉のほとんどが嘘である。しかし、その知識はきわめて広範囲にわたり、小鉄らが話すあらゆる話題に応じた嘘を即座につくことができ、質問返しなどのイレギュラーな事態にも難なく対応できる。また、話術も巧みで、嘘だと分かっていても自分の興味のある話題の時には信じ込ませる力がある。モデルは大滝秀治。 出演するごとにその嘘は大掛かりなものになり、ブロック塀が崩れやすいようにあらかじめヒビを入れておく、小鉄の家族のそっくりさんを金で雇って家族であるかのような演技をさせたり、春巻のそっくりさん(あかねが一目惚れするほどの爽やかな美男子と後述のジミー)を雇うなど、嘘を超えてドッキリに近いものになっている。嘘つき仲間のホラ吹きばあさんから「山本仙太郎」という名前で呼ばれている場面があり、他にも「真実(まことみのる)」が本名である描写があるが、嘘つきなのでどれが本名かどうかは不明。 大沢木 鶴子(おおさわぎ つるこ) 『元祖!浦安鉄筋家族 爆笑プレイングブック』のコミック未収録作品にのみ登場。本編とは一切関わりが無く、大沢木一家にも含まれていない。 郷丸 三平(ごうまる さんぺい) ジーンズショップ「全米屋本店」の店長。相当なジーンズマニアで、大鉄が3日穿いただけのジーンズを理想のダメージジーンズとして欲しがり、大鉄を伝説の男と崇める。同じくジーンズマニアの知り合いにハリウッド俳優のトムがいる。なお、ジーンズマニアではあるものの、郷丸本人は痩せ過ぎてサイズの合うジーンズが無く、穿きこなせていない。モデルはブラット・ピット。 星 明(ほし あきら) 『元祖!』2巻に登場。自分が経営している屋台で、悩んでいる人物(順子)には幸福感を出すラーメンをだしてくるが、別の客(大鉄)が、その人物を悩ませる諸悪の根元だと直感した人物には、金網や鼻くそ、雑草などが入ったとてつもなく不味いラーメンをだしてくる。モデルは明星チャルメラの看板キャラクター「「チャルメラおじさん」」。 作者はこのキャラが浦安鉄筋家族で最も好きなキャラとのことであり、27巻のはまけんで取り上げられた(筆者も「信じらんねー」とのこと)。
※この「『元祖!』からのその他の人物」の解説は、「浦安鉄筋家族の登場人物」の解説の一部です。
「『元祖!』からのその他の人物」を含む「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事については、「浦安鉄筋家族の登場人物」の概要を参照ください。
- 『元祖!』からのその他の人物のページへのリンク