『元祖!』からの同級生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「『元祖!』からの同級生」の解説
赤門 進(あかもん すすむ) クラスでもあかねと肩を並べる優等生の肥満体のガリ勉少年。実は自分の机に手の込んだ仕掛けを組み込んでカンニングしているが、それは単なる趣味で、普通にテストを受けても満点を取れる実力の持ち主。それでもカンニングをするのは、咎めたあかねに暴力を振るわれるのが快感だからであり、また覗き趣味を満たすためである。そのためにはクラスメイトや春巻をもガムで買収する。ニュースからテレビ欄まで全て赤門一色の自作新聞「赤門新聞」を毎月発行しており、その趣味が高じて春巻より学級新聞の編集を任されたが、あかねをネタに記事を書いたことで彼女の怒りを買う。漫画よりも活字が好きな稀有な小学生だが、指を舐めてページをめくる癖のために図書室の芥川に激しく嫌われている。容姿のモデルは『週刊少年チャンピオン』編集長を2002~2017年につとめた沢考史と思われ、沢は全く同じ容姿で単行本の頁埋めマンガにも登場している。沢は実際に赤門(東大)出身である。 安藤 勇(あんどう いさむ) 固太りの体型で顔も中年っぽく、顎が割れている。基本的に目立たないキャラで、いつも和男とつるんでいる。全く喋らない。あかねからは「ストーカーくそコンビ」の一人として見られている。ランドセルが異常に重い。5巻の特別読みきりにのみ登場。 安藤 和男(あんどう かずお) 勇とは違って痩せた体型。小鉄を嫌っている。彼も目立たないキャラだが、腹黒いことばかり考えている。しかし正々堂々と相手には言う性格ではなく、勇のみに陰口をもらす。あかねのことが好きだが勇同様「ストーカーくそコンビ」の一人としか思われていない。5巻の特別読みきりにのみ登場。 山上 ハイジ子(やまがみ ハイジこ) 長野県から小鉄たちのクラスに転校した女の子。大食いでフグオに勝ったことがあり、遂には全生徒の給食を平らげるほどの大食いを見せた。いつもたくさんの山羊を連れている(ハイジ子曰く「勝手に着いて来る」らしい)。トラックを運転出来る。キャラが立たなかったため「無印」と「元祖」合わせて二回しか登場していない。『アルプスの少女ハイジ』の主人公・ハイジのパロディ。 阿部姉妹(あべ しまい) 阿部あみ、阿部まみの双子姉妹だが実は四つ子姉妹(他の2人の名前は不明)。あみは勉強、まみは体育を得意としている(他の教科は全くダメ)。 四つ子姉妹の他の2人のうち1人は音楽、もう1人は図工を得意としている。入れ替わりトリックによって万能姉妹と見せかけている。作中ではあかねのみがこのトリックを見破った。目立った登場は1回だけだが、モブとしてはその後も登場している。 雨森 れいん(あまもり れいん) オーストラリアから小鉄たちのクラスに転校してきた女の子。いるだけで雨が降り始めるという奇妙な巡り合わせを持つ。その特性を活かして旱魃の危機に直面する世界各地を回り、雨を降らせている。レインコートとレインブーツしか身に着けていない。『毎度!』での雨森れいん 激怒したり泣いたりしないと雨が降らなくなり、冬になると雪が降り始めるようになった。 美波 ナミ(みなみ ナミ) 『元祖!』の最終回で転校していった外交官令嬢。春巻からの転校発表の際、名を言う直前にフグオが挙手したことから、小鉄をはじめクラスメートがフグオの転校と勘違いしたため、人知れず転校していくことになってしまった。本人曰く「こんな悲しい転校は初めて」とのこと。 『毎度!』では子供の日に米異や黒髭兄弟などの連中に混じり登場。
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