能力・術とは? わかりやすく解説

能力・術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:12 UTC 版)

NARUTO -ナルト-」の記事における「能力・術」の解説

チャクラ あまねく術の礎となるエネルギーで、万物生成する精気そのものともされる人体構成する膨大な数の細胞一つ一つから取り出す身体エネルギー」と、修行経験によって蓄積した精神エネルギー」の二つから構成され双方エネルギー練り合わせいわゆるチャクラを練る」という)、術者意思である「印(いん)」を結ぶことにより「術」は発動される。術によってチャクラを練る調合比率変化し、うまく術を発動するには適切な量のチャクラを練ることと、チャクラコントロール必要不可欠となる。チャクラ上手くコントロールすれば水面歩いたり、垂直な壁を手を使わず足だけで上ることも可能であるが、完全に使い果たす死に至るおそれがある終盤になるとチャクラ概念霊魂精神共鳴能力としての性格帯びるようになる神代において忍宗を広めた大筒ハゴロモチャクラを「個々繋げる力」であるとしており、うちはオビトは「2つ世界をつなげる力」と表現している。 経絡系けいらくけい) 全身張り巡らされチャクラ通り道で、「点穴てんけつ)」と呼ばれる無数の経穴存在し、術の増強ないし削弱度合い司っている。通常経絡系視認できないが、三大瞳術の一つ白眼(びゃくがん)』には透視能力備わっており、瞳力が強ければ点穴含めた経絡系統の全て見通すことができる。経絡系上にはチャクラ穴が特に密集する八門」と呼ばれる八つ箇所があり、開放する事によって潜在能力引き出し身体能力高めることが可能となる。八門全て開いた状態を“八門遁甲の陣”と呼び瞬間的に五影をも超える力をもたらすが、その後開放者は必ず死ぬと云われている。 業(わざ) 修業法のこと。足の裏から放出するチャクラ精緻コントロールすることで水面歩行可能にする水面歩行の業、肉体鍛錬のため片腕のみで急峻な崖を登る登りの業など、目的応じた多様な修業法がある。 術(じゅつ) 忍者用いる事ができる、忍術幻術体術3つ中心とする特殊能力で、その用途戦闘分析感知回復封印など多岐に渡る。忍術幻術場合は、主に両の手で印を結ぶ事が発動条件となる。術は必要な量のチャクラ練れ発動することができるが、チャクラコントロール成功させなければ効果十分に発揮することはできない。 術の会得難易度はS~Eまでのおよそ6段階分かれており、Sランクであれば禁術級、Eランクであれば攻撃受けた瞬間別の物体木片丸太など)と身を入れ替える変わり身の術かわりみのじゅつ)」、他人生物物体などに身体の形状変化させて化ける変化の術(へんげのじゅつ)」など、アカデミーで教わる汎用性の高い基礎的な術が主となる。 忍術にんじゅつ) 忍の基本となる術。汎用的基本の術から禁術級の術まで幅広いものが存在する性質変化せいしつへんか) 自身チャクラを「火遁」「風遁」「遁」「土遁」「水遁」、稀に「陰遁」「陽遁」といった性質変化させる自分がどの性質属するかは先天的なものであり、自分が持つ性質合致した術を使うのが良いとされる。 「陰遁」「陽遁」を除けば修行次第では異な性質の術もある程度扱う事ができるようになり、上忍クラスになると通常2つ3つ性質変化習得しているのが普通とされるカカシ自身属す性質である遁以外にも、写輪眼他者の術をコピーすることで1000種類上の術を使用することができる。サスケ少年時代から火遁遁を習得し中盤以降になると遁である千鳥多用するようになっている卓越したであった三代目火影・猿飛ヒルゼン5つ性質変化全て習得し輪廻眼を持つ六道仙人長門などは初めから5つ性質全て自身の得意性質として使用することができた。 これらの「二つ上の性質変化会得する」事はあくまで「使い分けられる」だけであり、二種類上の性質変化同時に起こす事はできない。これは写輪眼持ち主であっても例外ではない。しかしながら後述する「血継限界」によって2つ性質変化一度合わせ新たな性質作り出す能力を持つ者も存在する(例:水遁土遁性質を持つチャクラ組み合わせた木遁)。五大性質変化(ごだいせいしつへんか) 個々の忍のチャクラには「性質」と呼ばれる特徴があり、基本的に火・風雷・土水の五種類から成り、忍五大国の名の由来でもある。この性質チャクラ持たせて使用する術が多く存在し、「火遁」「風遁」「遁」「土遁」「水遁」と呼び、これらが「五大性質変化」と呼ばれる五大性質変化にはそれぞれ優劣関係があり、この関係は「火遁>風遁>遁>土遁水遁火遁」の順となっている。 優性性質の術と劣性の性質の術をぶつけた場合は、劣性の側の術が本来の効果発揮できない場合があるが、その一方で術の相性だけで決まる訳ではなく、術に使われるチャクラの量次第では劣性の側の術が優性の側の術を破ることもある。同じ性質の術同士ぶつけた場合相殺される(例:角都とカカシ遁)が、チャクラの量が違っていれば倍になって自身返ってくる(例:イタチサスケ火遁)。なお作中には血継限界による性質変化存在するが、それらの優劣関係不明「陰」と「陽」の性質変化 上記五大性質変化の他に、「陰」と「陽」の性質変化を持つ者が存在し、それら総称して陰陽遁」と呼ばれる。「無から形を作る」陰遁は創造司り精神エネルギー元に作られている。「形に命を吹き込む」陽遁は生命司り身体エネルギー元に作られている。六道仙人使っている「万物創造の術」はこの陰遁と陽遁から作られており、尾獣十尾チャクラから陰陽遁を使って作られた。また、万物創造」と相反する万物破壊」を行うことができ、これの使い手に対してあらゆる忍術効果無効にされる。『陣の書』では、陰陽性質変化は忍の術の根底にあると説明されており、とりわけ秘伝忍術はこの陰陽遁の原理利用している傾向にある。 形態変化けいたいへんか) 形態変化とはチャクラの形を操ることで、性質変化とは違い修行次第誰でも身につけることが可能である。刃物チャクラを纏わせて強化する手法は、形態変化利用した術であると言える。「螺旋丸」や「尾獣玉」は、形態変化のみを極限まで高めた術である。螺旋丸らせんがん四代目火影編み出した忍術キラービーナルト修行をつけている途中で螺旋丸尾獣玉を参考にして編み出された術だと気付いている。 分身術ぶんしんじゅつ) や土などの物質などで、術者似せた分身作り出す術。影分身の術(かげぶんしんのじゅつ)(補助上忍二代目火影・扉間が開発した術で、実体持った術者分身体チャクラ作り出し物理的な攻撃を可能とする高等忍術分身体オリジナルと同じ思考記憶人格持ち自分分身であると認識している。分身体消えた時、それまで経験術者出現している他の分身体還元されるため、スパイ活動安全に行える。発動時はチャクラ本体から分身体へと均等に分けられるため、白眼では本体見分けられない分身体の数だけ本体チャクラ等分され、分身体疲労術者還元されるので、チャクラ少ない者が使用する消耗大きくなる。しかし、様々な術に応用することが可能であり、チャクラ放出形態変化性質変化影分身役割分担させることで術の会得難易度大きく下げることが可能となる。また、単純だ時間のかかる修行を行うにあたり下記多重影分身使って修行をこなすことで効率高めることができる。ナルト九尾封印により膨大なチャクラ持っていたため、チャクラ性質変化修行においては数年かかるほどの修行数日にまで圧縮することすらできた。 ナルトサスケ終末の谷での最終決戦の際に、サスケは「この術はお前の孤独まぎらわすための術だ」とナルト心理分析していた。 封印術ふういんじゅつ) 人間物体チャクラなどの対象物理的にもしくは術式用いて封印する術。呪印術じゅいんじゅつ) 「呪印じゅいん)」と呼ばれる呪縛力をもった印を対象者施し、その能力や行動などを思いのまま支配する法術封印術一種分類される作中では大蛇丸対象者の力を強制的に引き出効果がある呪印開発しサスケアンコ音の五人衆らに施し力を与えた。また日向一族では宗家の者が分家の者の額に「籠の鳥」と呼ばれる宗家の者のみが知る印を結ぶ事で対象者の脳をも破壊するほどの激痛与え呪印を刻む習わしだった。 結界忍術けっかいにんじゅつ対象となる敵や物体隔離し閉じ込める或いはその逆に封鎖隔離され空間へ侵入阻むための術で、封印術一種分類されるこのような忍術には罠が仕掛けられていることがあり、別名で「トラップ忍術」と呼ばれることもある。 医療忍術いりょうにんじゅつ対象者治療するための忍術いずれも繊細なチャクラコントロールが必要とされるが、これを極めればそのチャクラコントロール技術応用する事で、攻撃にも威力発揮する術を用いる事もできる。掌仙術しょうせんじゅつ) 医療忍術基本術。掌にチャクラ集中させ、傷ついた部位かざして治り早くする。 転生忍術てんせいにんじゅつ自身の魂を転生させる或いは死者の魂を蘇生させるといった類の術であり、後者場合術の行使後に術者引き換え自身命を落とす大蛇丸他者精神自身異空間取り込んで覚める事のない眠り落とし対象者肉体乗っ取って自身の魂を移し替える禁術「不屍転生(ふしてんせい)」によって、半永久的な不老不死を可能とした。 秘伝忍術(ひでんにんじゅつ個々一族のみに代々伝わる特殊な術作中では肉体全体や一部を巨大化させる秋道一族の「倍化の術」、自身体内チャクラ与え続け代償に無数のを操る油女一族の「寄壊の術」、忍犬コンビとし自身模して戦う犬塚一族の「擬忍法」、自身の影を自在に伸縮変形させて敵を操る奈良一族の「影真似の術」、対象自身精神直接ぶつけ相手肉体乗っ取る山中一族の「心転身の術」などがある。 時空間忍術じくうかんにんじゅつ時空間を跨いで物体人間転送する忍術後述口寄せの術もこの一種分類される。飛雷神の術(ひらいしんのじゅつ) 扉間が開発した術の一つで、後のミナト得意技であり「黄色閃光」の異名所以クナイなどの武器、または手を触れたところにチャクラによる術式施しその場所へ神速移動する。このマーキング例え術者死んで決し消えことはないが、対象陰陽遁を行使できる場合など例外的に消えることもある。口寄せ似た原理の術。時空間飛び越える術であるため、肉体活性化させて高速移動する「瞬身の術」とは原理が違うが、見た者からは「凄まじく速い瞬身」のように映る。第四次忍界大戦では、ミナト連合軍全軍に九喇嘛チャクラを持つナルトチャクラ経由して接触することで「全軍に対して間接的に触れている」状況作り全員一斉に同時転送するという離れ業やってのけた。扉間はさらにこれを応用しミナトおよびナルトリンクすることで九喇嘛チャクラ受け取っている忍たちを遠隔転送するという応用技披露した口寄せの術くちよせのじゅつ) 時空間忍術一種分類される術で、主に自身血液契約結んだ生物などを、好きな時・好きな場所に呼び出す事ができる。会得難易度はC(中忍レベル)。通常親指に血を塗ってから印を結び、手をかざすことで術式展開され契約した生き物などが呼び出される空中でも可能。多く場合親指噛んで血を流し、その傷は術発動後に治癒する)。対象生物の場合応じかどうか契約動物にも一定の決定権があるらしく、「皆の書」によればなどは応じないこともあるようである。呼び出す対象動物限らず忍具大小物体自身精神空間さらには人間などでも可能。応用として、巻物体内から武器など口寄せするという手段存在する(この場合血液不要)。 アニメ版では、未契約の状態で術を使うと別の場所にランダムに時空間移動してしまう設定と、契約者死亡する契約自動的に解除され口寄せ動物自分世界へ戻る設定追加された。但し原作アニメ共に穢土転生されたうちはイタチ長門二代目水影鬼灯幻月口寄せの術使用していることから、何らかの形で術者復活した場合自動的に契約される模様。以上のような汎用性富んだ術であるため、応用術を含め作中での使用者は多い。 作中では契約動物としては蝦蟇ナルト自来也四代目火影ミナトなど)、大蛇サスケ大蛇丸アンコカブトなど)、蛞蝓サクラ綱手)、ヒルゼン、木ノ丸)、亀(ガイ)、鎌鼬テマリ)、大山椒魚ハンゾウ)、蜃(二代目水影幻月)などが口寄せされている。また後述のこの術を応用した死者の魂を口寄せする禁術口寄せ・穢土転生」は、第四次忍界大戦では忍連合軍甚大な被害及ぼした大筒ハゴロモ行使する口寄せは忍のそれとは一線を画しており、時空間忍術でも行き来不能なカグヤ空間からナルト達を呼び戻したほか、それに先立ち浄土から歴代五影たちを魂のみの状態で現世召喚している。その他、この系統には分類されないものの、性質変化や瞳術の中には口寄せを含む術も多く存在する口寄せ・穢土転生くちよせ・えどてんせい)(補助禁術) 扉間が考案し大蛇丸そしてカブト完成させた、作中でも史上最悪と言えるレベル甚大な損害生み出した禁術蘇生対象となる死者一定量個人情報物質DNA)を用い術式により生贄となる生きた人間肉体を器に死者の魂を現世呼び出し蘇生させる蘇生された死者生前のほぼ全ての術に加え攻撃受け付けない肉体無尽蔵に回復するチャクラ持ちさらには蘇生させた術者命令沿って動かす事もできる。効率のみを優先し倫理人道を完全に無視した術であるため、劇中では敵味方問わず非常に警戒もしくは嫌悪されている。本来は蘇生させた死者から敵の情報聞き出し、互乗起爆札仕込んだ人間爆弾として使用するための術だが、大蛇丸はこれに改良加え単純な爆弾ではなく生前能力使用した兵士として使う術として完成させた。 この術で蘇生された死者は元から死者であるために、身体を傷つけられても致命傷を受けることはなく、ヒビが入る程度で術の効力によりすぐに修復してしまう他、またチャクラ尽きることもなくなり、無尽蔵チャクラ用いる事ができる。カブトによって完成され穢土転生の術は、生前能力体質ほぼ全て再現することを可能にし、血継限界秘伝忍術含めた個人技能をほぼ完璧に行使できる。そして蘇生された死者の頭に埋め込むことにより、蘇生させた術者命令に従って行動させることが可能。埋め込む種類により死者への拘束力上下し遠隔操作書き換えることも可能である。拘束力強ければ死者自身自我を奪うことができ、操ることが容易になる。しかし自我残され死者蘇生させた術者凌ぐ力量持ち主だった場合自力でその拘束を解くことができる。また死者自我残されている場合限り生前心残りなどが晴れる、あるいは強い意志跳ね除けることで魂の縛り解け、再び成仏する場合もある。 この術は術者死亡して口寄せ解除されず、そのため蘇生された死者への対抗策屍鬼封尽等の魂の封印や、体を動かせなくする封印術もしくは蘇生させた術者自身に術を止めさせることとなる。またダメージ受けないとはいえその肉体忍術によって構成維持されているため、全ての術を無にする六道陰陽遁の攻撃を受けるとその部分だけは口寄せ契約解除され修復しなくなり致命傷受けた場合自体無効化されて浄土送り返されてしまう。唯一の解術の方法は、蘇生させた術者自身契約解除の印を組む事だが、逆に蘇生された死者がこの印を知っており使用した場合術者側から解除すらも不可能となり、穢土転生の本来のアドバンテージそのまま残ってしまうため、強力な忍に解除の印を使わせてしまうと、「不死身肉体無尽蔵チャクラ持った強大な忍が自らの意思暴れ回り術者ですらも止める事が出来なくなる」という最悪状況を招く。作中では忍五大国震撼させた最強の忍であるうちはマダラ実践し、そのマダラ自身ですらも「禁術不用意に使うべきではない」と評していた。 作者はこの術を作品出した意義に関して後年、「『分かり合える』と信じているナルトが単に相手を殺すことはできないので、そこで"穢土転生"という本来死んだはずの人間ゾンビのように復活させるというある種荒行出てきたんです」とコメントしている。 幻術げんじゅつ対象幻覚見せる・催眠効果を及ぼすなど、対象精神作用する術。使い手対象者力量次第では、対象者チャクラ全力で一ヶ所に集中させることで自力幻術を解く、また2人上であれば対象者体内チャクラを流す事で解術する事もできる。うちは一族写輪眼は目などを合わせる事で幻術掛ける事ができるなど、この幻術においても非常に秀でた能力を持つ。 体術たいじゅつ自身肉体により直接相手攻撃する術。忍が用いる「術」としては最も基礎的な技法で、一部例外除きチャクラ練り上げる事も印を結ぶ必要もなく、発動条件複雑な忍術幻術比べると、術の構造至って明快である。忍術幻術一切使えなかったリーガイなどは、この体術徹底的に鍛え上げる事で同世代の者達にも比肩する実力身に付けた。体術にはリーガイのような殴る蹴るといった攻撃手段で、相手外傷裂傷与え外面的損傷を及ぼすことを主体とする「剛拳」と、ネジ日向一族に伝わる体に張り巡らされ経絡系深く絡み付く器官系に対して掌底突きといった攻撃手段によって、手に施したチャクラ流し込んで体内組織破壊し内面的損傷与える「柔拳」の大きく分けて2通りがある。 仙術せんじゅつ) 「身体エネルギー」および「精神エネルギー」に加えそれらとは別に外的要因である「自然エネルギー」を練り合わせた仙術チャクラ」と呼ばれるチャクラ練り上げを可能として生み出される強化能力。この仙術チャクラ練り上げた状態は「仙人モード」と呼ばれ瞳孔由来する口寄せ動物と同じものに変わり隈取出現する上手く利用できれば忍術幻術体術大幅に強化される他、チャクラ感知広範囲かつ迅速になる等の特徴がある。ただし自然エネルギー取り込む量が少なすぎると仙術使用できず、逆に多すぎると姿が元となった動物変わり、悪い場合石像化してしまうため、三者バランス緻密なコントロール要求される難易度の術である。 自然エネルギー動きながらでは集められないという、戦闘使用するためには非常に厳し制約がある。そのため戦闘中仙術チャクラ錬成法としては、戦線離脱して直接練るか、蝦蟇仙術場合はフカサクかシマもしくは両者口寄せし、両肩乗せて融合(仙法・両生の術)をして供給してもらう必要があるナルト場合後者試みたものの、体内の九喇嘛融合拒絶したため失敗し代替措置として「予め仙術チャクラ練った影分身体を待機させ、術を解くことで本体チャクラ還元供給する」という方法編み出した六道仙術りくどうせんじゅつ太古の六道仙人の力を手にした者が行使する事ができる力で、五行陰陽全ての性質変化含有した術であり後述の「血継網羅」に分類される開花させた術者は「求道玉(ぐどうだま)」と呼ばれる複数個の黒い球状チャクラの塊を、自身背中円を描くように纏ううになる術者形態変化利用してその形状流動的変化させることができ、攻撃時は細い棒状にしたりや球体として飛ばす、防御時は錫杖・盾・殻・長い布状といった形に変化させる事が可能。さらには陰陽遁を併用すれば、あらゆる忍術をも無効化する事ができる。 血継限界(けっけいげんかい) 特定の血筋遺伝によってのみ伝えられる特殊な能力または体質基本的に血族内で受け継がれるものであるが、覚醒するかどうか個々素質よる。また、本来資格のない者が特殊な処置により能力を得る場合もあるが、拒絶反応などの負担抱えることになる。作中では「写輪眼」「白眼」「輪廻眼」などの瞳術と、「木遁」「氷遁」のような2つ上の性質一度組み合わせて創り出され希少な性質変化が、主に「血継限界」として呼称されている。 性質変化血継限界においては、その上位として3つの性質変化一度組み合わせる「血継淘汰(けっけいとうた)」、さらにはの上位の風・火・土・水の五大属性加え陰・陽性質加えた7つ全ての性質組み合わせた「血継網羅(けっけいもうら)」が存在する写輪眼しゃりんがん) うちは一族血継限界使用時にはその瞳には勾玉のような模様浮かび上がる開眼条件うちは一族の者が「大きな愛の喪失自分自身失意にもがき苦しんだ時」であるとされるその結果として脳内特殊なチャクラ吹き出し視神経反応して眼に変化現れ写輪眼になる。 開眼した初期能力飛躍的に向上した動体視力のみであるが、術者成長するにつれて相手体内チャクラ識別血継限界を除く他人の「忍術体術幻術」の仕組み看破し自らが模倣行使する事ができる能力を持つ「観察眼」、目を合わせるだけで対象幻術催眠術掛ける事ができる「催眠眼」など、多く能力有するうになる。、万華鏡写輪眼まんげきょうしゃりんがん) 写輪眼の上種。うちは一族長い歴史中でも開眼し得た者は数人しか存在しない伝説の瞳であるとされる全ての面で写輪眼凌駕する瞳力を誇りさらには開眼した人物次第固有の強力な瞳術が宿る。この瞳術は使えば使うほどに失明へと向かっていくリスクを伴うのに加え一回発動膨大なチャクラを必要とし、また術によっては肉体に強い負担掛かる場合もあるが、それに比してその術の威力遥かに強大開眼条件イタチの口から「最も親しい友を殺すこと」であると語られているが、オビト曰く「最も親しい者の死(を経験すること)」と若干差異がある。これは、両者自分開眼した状況から述べているだけであり、シスイ語った開眼条件は「写輪眼開眼者が家族友人など近しい者の死を体験し、それに対する深い悔恨悲しみを抱くこと」である。 「永遠の」万華鏡写輪眼(「えいえんの」まんげきょうしゃりんがん) 一族の他の万華鏡写輪眼開眼者の目を自分の目に取り込むことで、視力低下せず瞳術の使用によるリスク一切受けない万華鏡写輪眼文様にも変化起こり両者万華鏡重なりあった形状となる。マダラ失明したが、イズナ両眼移植することで回復したサスケ酷使により失明寸前まで陥ったが、イタチ両眼移植することで回復している。移植成功した場合眼球提供者開眼していた瞳術は引き継がれず、眼の文様のみ引き継がれる。そのため、移植した者が使えるのは引き続き自らが開眼した術のみである。 月読つくよみイタチの左目の万華鏡写輪眼宿った瞳術。瞳力の宿った目を見た対象者を、術者空間質量さらには体感時間などあらゆる物理的要因支配する自らの精神世界へと引きずり込み相手無間地獄体験させる幻術月読一般的な幻術とは違うのは「体感時間をも操作できる精神世界」で影響与える事ができる点であり、これにより一瞬の間に何十何百時間いくらでも長時間苦痛幻覚体験させる事ができる。一般的な幻術では時間経過現実のそれに従うため、重篤な状態に陥るまでに解術するという対策可能だが、月読はこの特性ゆえに術に掛かった者は次の瞬間には、既に術の影響受けて多大な精神的ダメージ負ってしまうという、あくまで間接的手段に過ぎない幻術としては強力極まりない殺傷力を持つ。 天照あまてらすイタチは右の、サスケ・インドラは左の万華鏡写輪眼宿った瞳術。万華鏡性質変化である「炎遁(えんとん)」に属する。燃やした箇所視認し、焦点が合うだけでその箇所から黒炎が発生、その炎は対象物燃え尽きるまで消えない。仮に対象逃げようとしても、視界に入る限り逃れる事はできない回避する方法隠れ身などで視界から消える、燃えている部分だけを体から排除するなどしかないサスケはもう片方の右目に宿った瞳術「炎遁・加具土命カグツチ)を使う事で、天照発生させた黒炎を操り形態変化あるいは消滅させりる事ができる。 神威カムイオビトの右目、および彼から移植されカカシの左目の万華鏡写輪眼宿った瞳術。独自の時空間発生させ、そこに自身他の物質転送することができる。 カカシの持つ左眼遠距離物質転送特化しており、焦点合わせた部分中心に一定の範囲時空間転送するある程度狙いを絞ることも可能で、目標のみをピンポイント転送することが出来る。自身転送可能だ右眼ほど自由自在ではなくすり抜け出来ないオビトの持つ右眼自身転送特化しており、自身実体のみを一瞬時空間転送する事で、自身へのあるゆる物理攻撃すり抜ける事ができる他、予めマーキングした地点同士であれば異空間通して短時間移動する事もできる。物質出し入れ可能だが距離に比例して時間がかかり、一瞬対象吸い込むには直接触れ必要があるピンポイントでの転送不可能。 基本的に、この術で発生する時空間は、神威宿す万華鏡写輪眼なければ絶対に出入り出来ないため、敵を吸い込めばその時点で事実上封印態となり、飛雷神の術や口寄せの術などの時空間忍術でも脱出不能となる。カグヤとの戦いでは、死亡したオビト精神カカシチャクラ貸与した際にカカシ両目万華鏡開眼し一時的に両目使用可能となった。 名称は当初『者の書』でのみ公表されていたが、サスケ交戦した際に初め作中明記された。 須佐能乎スサノオ両眼万華鏡写輪眼揃えた者が宿す瞳術。膨大な量のチャクラでできた巨大な骸骨の像を操る、攻防ともに強大な力を備えた万華鏡写輪眼における最強の術。いくつかの段階分かれており、最終段階にまで到達したものは「完成体」と呼ばれる。そのサイズ尾獣に迫るほどの巨大さであり、刀の一振り大地と山を切り裂くほどの攻撃力を持つ。あらゆる忍術に対して強大な防御力を誇るが、チャクラ膨大消費する術であり、なおかつ全身細胞負担がかかるというリスクがあるため、かねてより病に体を蝕まれていたイタチはこの術を使う事により力尽きて命を落とした発現者によって骸の色や姿形異なりイタチ朱色女神サスケインドラ紫色陣羽織を纏った武将マダラ青色四面阿修羅のような姿をしている。ものは「完成体」と呼ばれる完成体共通して天狗似た顔を持ち、四腕の鎧武者の姿をしている。サスケオビトとの戦いでこの段階に至りカカシカグヤとの戦いでオビト死に際に遺した両目万華鏡によって一時的に発現した。 イザナギ 写輪眼の瞳術の中でも禁術とされる究極幻術。あくまで「幻」を見せ通常の幻術とは異なり現実影響を及ぼす他者ではなく自分自身に対して掛ける幻術であり、発動一定の時間発生した自身にとって不利な事象「夢」として存在しなかった事にし、自身にとって有利な事象のみを「現実」としてあった事にする事ができる。ただし一定の時間を過ぎると術を発動し写輪眼失明する雨隠れでの戦いでオビト小南語ったところによれば、完全なイザナギ発動するには写輪眼の他に、千手一族の力が必須であるという。マダラはこの術を時間差発動するように自身の右目にあらかじめ仕込んでおり、柱間敗れ死亡したという現実書き換えることで復活する事に成功したイザナミ 究極幻術であるイザナギ止めるために作られた瞳術。イザナギ同じく失明リスク背負う。瞳力で相手自分感覚写真のように記憶し、それと同じ感覚もう一度再現して記憶しその2つをつなげ合わせる平たく言えば、同じ行動を2回起こしてその2回を記憶、そしてその2つの同じ行動重ね合わせる)ことで、それまで時の流れすらをも繋げ無限ループ作り出してしまう術。その無限ループ相手精神捉えることで、相手動き封じる。 元々はイザナギ使用者戒めるため(都合の良い結果奪い合いを防ぐため)に作られた術で、自らの不利な運命から逃げずに向き合う受け入れる)と決めた時、自ずとこの術は解けるようになっているイザナギを使うと、選択肢AとBが発生し、そのどちらか取り消してもう片方有利な道を選ぶことが出来るが、イザナミ有利な道を選んだ場合術者永久にループ嵌めてしまうため、この術はイザナギへの対抗術とされている。 抜け道がある術は実戦では危険で使えない、という意味で禁術となっている。アニメでは過去イザナギ効果を巡る争い最中うちは一族女性(うちはナオリ)が発動しているシーン見られる白眼(びゃくがん) 日向一族血継限界発動時にはこめかみ血管浮き出る自身周囲360度ほぼ全ての方向を、数キロメートル先に渡って透視見通す事ができる視界を持つ。視界内の人間の点穴含めた経絡系全て見通すことも可能で、戦闘においてはこの能力活かした「柔拳(じゅうけん)」と呼ばれる相手点穴チャクラ流し込んで内側か攻撃する体術使って戦う。個人レベルチャクラ性質見分けることが可能で、チャクラ乱れから幻術による洗脳見破る事ができるため、洞察力なら写輪眼をも上回るとされる酷使し過ぎると大きく消耗し、1メートル以内物体まともに判別できないほど視力低下するが、一時的なものであり休息してチャクラ練れ回復する写輪眼異なり移植によるリスクなどは特に存在しない。そのため白眼流出を防ぐために分家の者は「籠の鳥呪印」を額に刻まれ死亡した際に白眼封印される。霧隠れの里の忍である青は、かつての日向一族との戦利品として所持している。 その源流地球外存在である大筒木一族にあり、日向一族大筒ハムラ末裔にあたること、特定条件満たすことによって次の段階である「転生眼」に至ることが劇場版THE LAST』にて明かされた。柔拳・点穴針じゅうけんてんけつしん) チャクラ集約した指先対象点穴突きチャクラ流れ止める。狙う点穴の場所によって一撃昏倒させることも可能。外に流れ出すチャクラ止めることも出来る。柔拳の基礎であり、白眼開眼すれば使えるヒマワリ白眼開眼後に、この術で父のナルト昏倒させた。 柔拳法・八卦六十四掌じゅうけんほう・はっけろくじゅうよんしょう) 日向宗家のみに伝わる技。ネジはこれを独学会得した。この技の間合いは「八卦領域」と呼ばれる。体を横回転させる独特の踏み込みから両手で2本貫手の突き繰り出す八卦二掌から始まり、四掌・八掌・十六掌と段階的に数を増やし最終的に64発の突き打ち込んで64カ所の点穴閉じる。通常、技を受けた者は経絡系エネルギー流れ遮断されチャクラを練ることや立つことさえできなくなる。点穴見切る瞳力と、そこに正確な突き打ち込む体術要求される柔拳の奥義一つ八卦空掌(はっけくうしょう掌底からチャクラ真空衝撃波放ち、敵を吹き飛ばす遠距離攻撃白眼を「スコープ」として用い急所を射抜く。 八卦掌回天(はっけしょうかいてん日向宗家のみに伝わる技。柔拳の技術極め全身点穴からチャクラ放出できる者のみが習得可能。白眼見切った敵の攻撃全身から放出したチャクラ受け止めそのまま全身高速で横回転させて弾き飛ばす回転する動きには攻撃いなして弾くほかに、前述した白眼小さな死角を補う狙いもある。ネジ分家の者であるが、これを独自で会得した基本的に防御技ではあるが、チャクラ放出範囲を拡げて能動的に攻撃していくことも可能。ヒアシのものは巨大なクレーターができるほど大きく攻撃力あわせ持つ転生眼てんせいがん) 『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』に登場白眼最終的に辿り着く第四の瞳術。日向宗家白眼を持つ者が、劇中では無限の愛持った時に正確な開眼条件不明移植はできる模様開眼する。劇中ではハナビ白眼奪ったトネリ開眼した開眼条件映画では不明煌めきかかった水色の瞳に万華鏡写輪眼思わせる模様ができ、中央瞳孔思わせる黒い点が特徴六道仙術似た力を発揮できる忍界の忍でこの目の存在を知るものは絶無等しく輪廻眼以上に謎が多い。 また、無数の白眼集合体であるエネルギー体のものも存在する双方共通する特徴大筒ハムラ直系の子孫、もしくはハムラチャクラ所持してなければダメージ与えられないそれどころ触れた瞬間チャクラをすべて吸収されてしまうという特徴がある。作中うずまきナルトはある人物からハムラチャクラ分けてもらっており、エネルギー体転生眼破壊転生眼開眼した大筒トネリとの戦い勝利している。エネルギー体転生眼はかつて月に移り住んだのちにハムラ開眼した転生眼としており、その瞳力は瞳術の転生眼輪廻眼すら超えていると思われる描写もある。 輪廻眼(りんねがん) 三大瞳術の中では最も崇高にして最強の瞳術とされ、写輪眼最終的に辿り着く究極系である。輪廻眼開眼したのは実質的にカグヤハゴロモマダラサスケのみで、長門オビト輪廻眼マダラのそれを移植されたものである輪廻眼を持つものは「六道」と呼ばれオビト曰く「うちはと千手両方の力を持つ者」という意味であるとのこと輪廻眼を持つ者は創造神とも破壊神とも言われ、忍の始祖である六道仙人最初に開眼し伝説上のと言われていた。その瞳力は、万華鏡写輪眼ですら解読不可能なうちはの碑文解読してしまうほど。開眼条件については謎が多く劇中でも「世が乱れ時に現れる」という伝承や、カカシ述べた突然変異一つ」という説が語られていた。 終盤判明した開眼条件は、「永遠万華鏡写輪眼開眼したインドラ転生者が、アシュラ転生者チャクラ何らかの形で取り込む」というもの。長門幼少期マダラの眼を移植されており、両親の死引き金輪廻眼として開眼彼の死後オビトが左目を自らに移植したマダラは、弟のイズナから万華鏡写輪眼移植した事で永遠万華鏡写輪眼得て初代火影柱間激闘繰り広げた後、入手した柱間細胞利用する事で、死亡する直前に「永遠万華鏡写輪眼」から輪廻眼へと開眼させている。サスケマダラ攻撃瀕死陥った際、カブトによって治療のため柱間細胞移植されたことで条件揃ったが、さらにハゴロモから六道の陰の力を授かったことで後述輪廻写輪眼として左目のみ開眼した輪廻眼の状態になると全ての性質変化を操ることが可能であるほか、地獄道餓鬼道畜生道修羅道人間道天道外道7つ能力使いこなすことができる(六道の術)。また輪廻眼開眼すると固有の瞳術を得られるが、使用できるのは開眼者のみであり、移植された者ではそれを扱えない。加えて尾獣膨大なチャクラコントロールする事も可能であり、尾獣チャクラ入れ物である「外道魔像」を口寄せし、人柱力体内から尾獣チャクラ引き剥がしその中に封印さらには六道仙人血脈という適性と凄まじい精神力を持つ者であれば、それにより復活した十尾取り込む事で十尾人柱力化し六道仙術行使する太古の六道仙人同等の力を手にする事すらもできる。輪廻写輪眼(りんねしゃりんがん) 輪廻眼波紋模様加え写輪眼勾玉模様複数浮かんだ姿。カグヤマダラは額に第三の眼として開眼しサスケハゴロモから六道の陰のチャクラ授けられたことで左の万華鏡変化している。なお、この名称は作中本編では使われず、通常時同様に輪廻眼」と呼称されている。 六道・地爆天星りくどう・ちばくてんせい) 天道の術「地爆天星(ちばくてんせい)」の上位にあたる術で、六道仙術の「陰」と「陽」それぞれのチャクラ印を持った2人対象直接触れることでのみ発動し対象自身を強い引力を持つへと化して周囲岩石を引き集めさせ、その中に閉じ込めた状態で上空へと打ち上げ巨大な天体として封印する莫大なチャクラがあれば十尾でさえ封印することができ、作中ではナルトサスケ復活したカグヤをこの術を用いて封印する事に成功した口寄せ・外道魔像くちよせ・げどうまぞう) 輪廻眼による口寄せの術で、尾獣チャクラ入れ物である「外道魔像」を口寄せして行使する。この像は十尾素体であると同時に抜け殻でもあり、尾獣全てのチャクラ取り込むことで塞がれた目がひとつずつ開き全てが揃うと十尾として復活を果たす。かつての六道仙人との戦い経てその中身は九体の尾獣として分けられ抜け殻となった外道魔像は月として地球外岩石中に封印されていた。 外道・輪廻天生の術(げどう・りんてんせいのじゅつ) 術者の命を代償として任意の人物蘇生させる術。本来はマダラ自身十尾人柱力にするため蘇生させる月の眼計画」の要として使用させるつもりだったが、長門自分殺めた木ノの忍たちに使用予備であったオビトは術が完了する前に自ら人柱力になったため一度失敗したが、ナルト敗れて十尾抜かれその後改心して自分殺めた忍連合軍の忍達に使用としていたところを黒ゼツ取り憑かせて術を発動させ復活遂げた無限月読(むげんつくよみ輪廻写輪眼による瞳術。十尾人柱力として膨大なチャクラ利用し自らの瞳力を強大化させ、月に神樹の花の中の輪廻写輪眼投影する大幻術。完全な無限月読発動には十尾復活させて最終形態である神樹変化させ、人間チャクラ養分として吸収させる事で月に向けて成長させ、そして神樹先端の花のつぼみを開花させることで、月に輪廻写輪眼投影するといった手順を踏まなけれならない発動する地上全ての人間月読幻術世界へ引き込まれ自身幸せ過ごしている夢を見せる幻術掛けられる。この月の光あらゆる影を通すため、建物等遮蔽物隠れてもこの術からは逃れられない作中では神樹ナルト切り倒されたため、十尾人柱力となったマダラ神樹取り込み輪廻眼両目宿した状態で、額に開眼した輪廻写輪眼を月に投影する事で、この術の発動成功した。 解術するには尾獣全てのチャクラを持つ人柱力輪廻眼開眼者(つまり術者と同じ力を持つ者)が互いに子の印を結ぶことで術を完全に解くことができる。劇中ではナルトサスケ一騎討ちの末に互いに片腕失ったため、残った片腕互いに借りる形で子の印を結んで解術した。 オビトマダラうちは一族に伝わる六道仙人石碑読んだ結果全ての者に幸せな幻を見せ続けるこの術を「全ての人間幸せに導くための術」だと考えていたが、実はカグヤ代行者である黒ゼツの手によって石碑書き換えられており、この術の真の本旨は「幸せな幻に取り込まれ人間達忠実な兵士白ゼツ)に変え、その過程地上全てのチャクラ吸い集める事で、大筒木カグヤ復活させるための術」だった。神・樹界降誕シンじゅかいこうたん無限月読かかった人々神樹生命エネルギーで繭のようにして拘束しチャクラ吸い続ける。拘束された人は外部から繭を破って何度でも瞬時再生してしまう。無限月読の解術がされない限り拘束解けることはない。 木遁(もくとん) 初代火影・千手柱間使用する血継限界他の性質変化による組み合わせ異なり木遁は「樹木」すなわち「生命」を生み出す、つまりは形あるものに命を吹き込む「陽遁」の亜種位置づけられる。水遁土遁性質を持つチャクラ組み合わせて使用する千手一族血継限界とされていた術だが、実際にはそれに加えて大筒アシュラチャクラ」が必要であり、つまりはアシュラ転生者である柱間以外に先天的な使用者存在しない柱間固有の術である。ヤマト大蛇丸実験により柱間細胞埋め込まれ実験体として育ったため、この術を使う事ができる。ダンゾウ大蛇丸との接触により、柱間細胞自身埋め込んでおり使用可能にしている。この力が結果的に第四次忍界大戦死闘発展させた経緯から、七代目火影ナルト時代には研究そのもの禁止された。

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