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DNA

デオキシリボ核酸遺伝情報保持する物質であり、細胞分裂のときに、もとの細胞と全く同じ遺伝情報子孫伝え働きをする。体細胞のDNAが損傷を受けると、がんや白血病誘因となることがある。また生殖細胞場合は、遺伝的影響誘因となることがある。


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デオキシリボ核酸

【英】: Deoxyribonucleic Acid, DNA
DNAのこと。


その生物がもつ遺伝情報規定する化学物質で、DNAは2本の鎖が逆方向に合わさってできた二重らせん構造とっている。
DNAとヒストンタンパク質などが巻きついて太くなった構造染色体という。

DNAの単位ヌクレオチドと呼ばれ、塩基、糖(D-デオキシリボース)、リン酸でできている。塩基には、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)チミン(T)の4種類があり、この4種類並び方で、遺伝情報規定している。
DNAのこと。


その生物がもつ遺伝情報規定する化学物質で、DNAは2本の鎖が逆方向に合わさってできた二重らせん構造とっている。
DNAとヒストンタンパク質などが巻きついて太くなった構造染色体という。

DNAの単位ヌクレオチドと呼ばれ、塩基、糖(D-デオキシリボース)、リン酸でできている。塩基には、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)チミン(T)の4種類があり、この4種類並び方で、遺伝情報規定している。
デオキシリボ核酸
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遺伝

タンパク質

染色体

塩基

アデニン

グアニン

シトシン

チミン



血液用語辞典

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DNA(デオキシリボ核酸) ( Deoxyribonucleic Acid )

遺伝子本体構築単位のことをヌクレオチドといいますが、ヌクレオチドアデニン、グアニンチミンシトニンという4つの[塩基]と、デオキシリボースという[糖]および[リン酸]から構成されています。遺伝情報はこのDNAの長い鎖の一部分ずつが遺伝子として機能します。しかし、DNAは遺伝だけにかかわるものではなく、がんその他多く病気がDNAの障害によって起こることがわかっています。逆に言えば障害のある遺伝子を正常なDNAで置き換えれば、病気自体治すことができる理屈になります。このような観点から治療への応用が始められたのが遺伝子療法です。


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DNA

DNA, Deoxyribonucleic acid

【概要】 デオキシリボ核酸遺伝子をつくっているもの。細胞ミトコンドリア中にある。二本つらなってらせん階段のような形をして、つまり2種類のヌクレオチドが横に手をつないで「はしご」になっている。ヌクレオチドアデニン(A)、シトシン(C)チミン(T)、グアニン(G)の4種類塩基(ヌクレオシド)でできている。3つづつの塩基並びが、特定のアミノ酸指定した信号になっていて、コドン呼ばれるアミノ酸が続くとペプチドペプチドが繋がると蛋白質になる。つまり遺伝子伝えるのは蛋白質設計図である。 

【詳しく】 DNAの複製は、まずはしごを縦に割る。左右別れヌクレオチドに、ぴったり合うヌクレオシドくっつき、縦の紐がくっつけば、うり二つの2本のはしごができる。この作業DNAポリメラーゼという酵素が働く。

《参照》 RNA遺伝子ヌクレオシドヌクレオチドDNAポリメラーゼ



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食品の安全性に関する用語集

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DNA

地球上のほぼ全ての生物において遺伝情報を担う物質となっており、デオキシ
ボース(糖)とリン酸塩基から構成されています。この DNAは四種類の分子
塩基アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)チミン(T)の四種
あります)が連なった長大二本からなる分子で、必ず一方の鎖のAと他方の鎖のT、また一方のGと他方のCが対合し、二本のDNA 鎖は全体として二重らせん構造とっています。この相補的二本構造は、元のDNA を鋳型にして元と全く同じコピー作ることができ(DNAの複製)、生体内一個細胞分裂して複製された二個になるとき、複製された二本のDNA鎖が二個の細胞分配され遺伝情報伝えていきます。


大腸肛門科辞典

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ウィキペディア

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D.N.A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/03 18:12 UTC 版)

D.N.A
miCKunスタジオ・アルバム
リリース 2011年1月12日
ジャンル J-POP
レーベル ユニバーサルミュージック
チャート最高順位
miCKun 年表
D.N.A
2011年
-

D.N.A』(ディー.エン.エー)は、miCKunの1枚目のアルバム。2011年1月12日発売。発売元は、ユニバーサルミュージック

収録曲

CD

  1. BEGINNING feat.55 MONKEYZ (DJ TARO ALBUM ver.)
    作詞:55 MONKEYZ / 作曲:mitsuyuki miyake
  2. Complete Love feat.miray
    作詞:miray / 作曲:mitsuyuki miyake
  3. Little STARR feat.Speech & JAMIL
    作詞:スピーチ / 作曲:ヒロトスズキ
  4. 今の僕じゃない feat.ghostnote
    作詞:mitsuyuki miyake / 作曲:mitsuyuki miyake
  5. 鏡花水月 feat.舞花
    作詞: mitsuyuki miyake / 作曲:mitsuyuki miyake
  6. O-Z-3 feat.Crystal Boy
    作詞:Crystal Boy / 作曲:TAKAROT
  7. Love Car Chase feat.mini
    作詞:mitsuyuki miyake / 作曲:ヒロトスズキ
  8. 恋の花咲かせナイト★フィーバー feat.SEAMO & Missing Link
    作詞:高田尚輝 / 作曲:YANAGIMAN
  9. Heaven’s Lover feat.青山テルマ
    作詞:mitsuyuki miyake / 作曲:mitsuyuki miyake
  10. 君が来てから feat.Marie Digby
    作詞:マリエ・ディグビー / 作曲:ヒロトスズキ

DVD

  1. 鏡花水月 feat.舞花 -Video Clip-
  2. 鏡花水月 feat.舞花 (Making)



DNA (曖昧さ回避)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/09 11:51 UTC 版)

(DNA から転送)

DNA

DeNA


D・N・A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/19 19:15 UTC 版)

D・N・A
Janne Da Arcスタジオ・アルバム
リリース 2000年3月8日
録音 -
ジャンル ロック
時間 -
レーベル cutting edge
チャート最高順位
Janne Da Arc 年表
D・N・A
(2000年)
Z-HARD
(2001年)

D・N・A』(ディー・エヌ・エー)は、日本のロックバンドJanne Da Arcのメジャーデビュー後、初のアルバム2000年3月8日発売。発売元はcutting edge

内容

  • 1stシングル「RED ZONE」から3rdシングル「EDEN 〜君がいない〜」までの3曲と、後にシングルカットされる4thシングル「Heaven's Place/Vanity」、他7曲が収録されている。
  • kiyoは今作ではじめてウーリッツァーピアノを使用した。
  • 「D・N・A」の由来は遺伝子ではなく、「Different Native Answers(異なった自然の答え達)」という意味。

収録曲

  1. Deja-vu (作曲:kiyo)
    インスト曲
  2. Vanity (作詞・作曲:yasu)
    後に今作のアルバム収録曲「Heaven's Place」と共に両A面シングル「Heaven's Place/Vanity」としてシングル化された。
  3. ファントム (作詞:yasu 作曲:yasu&kiyo)
    映画『リング』に出てくる山村貞子がモチーフになっている。本来なら英語表記だったが分りにくいという事でカタカナ表記になっている。
  4. EDEN 〜君がいない〜 (作詞・作曲:yasu)
    3rdシングル。
  5. child vision 〜絵本の中の綺麗な魔女〜
    (作詞:yasu 作曲:kiyo)
    歌詞幼児虐待不倫家庭内暴力がテーマになっている。ギターソロ前に長めのベースソロがある。
  6. Stranger (作詞:yasu 作曲:yasu&you)
  7. (作詞:yasu 作曲:ka-yu)
    Janne Da Arcの楽曲の中でも特に評価が高い曲。17thシングル「FREEDOM」に、シークレットトラックとしてこの曲の別アレンジバージョンが収録されている。
    歌詞は、ka-yuの実話である。
  8.  Lunatic Gate (作詞:yasu 作曲:yasu&you)
    2ndシングル。
  9. Junky Walker (作詞:yasu 作曲:kiyo&yasu)
  10. RED ZONE (Album Mix) (作詞・作曲:yasu)
    デビューシングルのアルバムバージョン。
  11. ring (作詞:ka-yu 作曲:yasu&ka-yu)
    ka-yuの実体験をもとにして製作された。
  12. Heaven's Place (作詞・作曲:yasu)
    後に4thシングルとしてシングルカットされた。

関連項目



デオキシリボ核酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/06 14:35 UTC 版)

(DNA から転送)

DNAの立体構造

デオキシリボ核酸(デオキシリボかくさん、Deoxyribonucleic acid:DNA)は、核酸の一種である。

高分子生体物質で、地球上のほぼ全ての生物において、遺伝情報を担う物質となっている(一部のウイルスRNAが遺伝情報を担っている。遺伝子を参照)。

目次

DNA の構成物質と二重螺旋構造

相補的塩基対:AとT、GとCが水素結合でつながる。
紙上に記されたDNA配列

DNA はデオキシリボース(五炭)とリン酸塩基 から構成される核酸である。塩基はアデニングアニンシトシンチミンの四種類あり、それぞれ A, G, C, Tと略す。デオキシリボースの1'位に塩基が結合したものをデオキシヌクレオシド、このヌクレオシドのデオキシリボースの5'位にリン酸が結合したものをデオキシヌクレオチドと呼ぶ。

ヌクレオチドは核酸の最小単位であるが、DNAはデオキシヌクレオチドの高分子である。核酸が構成物質として用いる構成糖と呼ぶが、構成糖にリボースを用いる核酸はリボ核酸 (RNA) という。ヌクレオチド分子は、リン酸を介したフォスフォジエステル結合で連結し、鎖状の分子構造をとる。DNAには方向性があるという。複製の際、DNAポリメラーゼは5'から開始し、3'の合成で終えるからだ。転写のときもこの方向性に従う(DNA複製参照)。

2本の逆向きのDNA鎖は、シャルガフの法則による相補的な塩基 (A/T, G/C) による水素結合を介して、全体として二重らせん構造をとる。塩基の相補性とは、A、T、G、Cの4種のうち、1種を決めればそれと水素結合で結ばれるもう1種も決まる性質である。2つのヌクレオチド鎖が互いの方向に逆となるよう水素結合で結ばれるために二重らせんとなる。この相補的二本鎖構造の意義は、片方を保存用(センス鎖)に残し、もう片方は、遺伝情報を必要な分だけmRNAに伝達する転写用(アンチセンス鎖)とに分けることである。また、二本鎖の片方をそのまま受け継がせるため、正確なDNAの複製を容易に行うことができるため、遺伝情報を伝えていく上で決定的に重要である。さらにまれに起こる損傷の修復にも役立つ(詳しくは二重らせん)。多くの場合、DNAは環状構造をとっている(詳しくは超らせん参照)。

長さは様々で、塩基の対により形成されているため、長さの単位は二本鎖の場合 bp(base pair:塩基対)またはkbp (1kbp=1000bp)、一本鎖の場合 b または nt(base、nucleotide: 塩基、ヌクレオチド)。

DNAの化学的性質

  • 穏やかな方法で単離されたDNAは白色のフェルト状繊維で、そのナトリウム塩の水溶液は粘性が高く、流動複屈折を示す。これは熱、酸、アルカリに容易に変性し、粘度は低下し、乾燥すると粉末となり、もはや繊維状になり得ない。この変化から分子量は数百万から2万〜3万程度に下がってしまう。この化学組成はアルカリに対しては安定性が高いが、酸には弱く、容易にプリンを遊離する。この変化に伴い、デソキシペントースのアルデヒド基が遊離し、シッフ試薬を赤紫に変色させる。この呈色反応をフォイルゲン反応と呼び、これを利用して、DNAを含む核や分裂中の染色体を赤紫に着色して観察できる。
  • DNAの吸光度は塩基によって紫外線260nmを吸収極大としている。この値は、塩基が接近しているほど小さい。塩基が極めて整然と、かつ接近している二本鎖DNAよりも、不規則に配列しているときの一本鎖DNAのほうが光を吸収する力は強い。例えば、A260=1,00である二本鎖DNAと同濃度の一本鎖DNAについて、A260=1、37である(詳しくはDNAの巻き戻し参照)。
  • 変性したDNA溶液から、未変性状態のDNA状態と同じDNAを作ることができる(詳しくは再生_(DNA)参照)。
  • 異なる分子種から得た一本鎖の試料を混ぜて再結合DNAを形成させる手法をハイブリッド形成という。

DNAとRNA

DNAとRNAはともにヌクレオチドの重合体である核酸であるが、両者の生体内の役割は明確に異なっている。DNAは主に核の中で情報の蓄積・保存、RNAはその情報の一時的な処理を担い、DNAと比べて、必要に応じて合成・分解される頻度は顕著である。DNAとRNAの化学構造の違いの意味することの第一は「RNAはDNAに比べて不安定」である。両者の安定の度合いの違いが、DNAは静的でRNAは動的な印象を与える。

化学構造の相違

DNAとRNAの化学構造の違いの第一は、構成糖が、RNAはリボースで、リボースから2'位の水酸基で酸素が一つ少ない2'-デオキシリボースであることだ。これにより、構成糖の立体配座が異なる。DNAではリボースがC2'-エンド形構造を取ることが多いが、RNAでは2'位のヒドロキシ基の存在により立体障害が生じ、リボースがC3'-エンド型構造を取る。このためDNAはB型らせん構造を取りやすく、RNAはA型らせん構造を取りやすくなるという違いが生じる。この結果RNAのらせん構造は主溝が深く狭くなり、副溝が浅く広くなる。らせん構造についての詳細は、記事二重らせんに詳しい。

1本鎖RNAでは2'位のヒドロキシ基が比較的柔軟な構造を取り反応性もあるため、DNAと比較すると不安定である。水酸基の酸素には孤立電子対が2つあるため負の電荷を帯びており、例えば、近接したリン酸のリンは周囲を電気陰性度の高い酸素原子に囲まれて水酸基の酸素原子から求核攻撃を受けやすく、攻撃によりホスホジエステル結合が切れ、リン酸とリボースの骨格が開裂する可能性があるなどDNAと比べて不安定である。この特性から、翻訳の役割を終えたmRNAを直ちに分解することが可能になる(バクテリアでは数分、動物細胞でも数時間後には分解される)。安定RNAでは1本鎖に水素結合を形成し、らせん構造となるなど、多様な二次構造、三次構造を取り、安定性を増している。

糖に結合している塩基にも違いがあり、DNAはA、C、G、Tであるが、RNAはTがUに替わっている。ただし、DNA上にもUが稀に生じることがあり、また、塩基にTではなくUを用いるDNAを持つ生物も存在する(U-DNA参照)。圧倒的大多数の生物でDNAの構成塩基にUではなくTが用いられるのは、同じピリミジン塩基であるCは自然の状態でも脱アミノ化することでUに置き換わることがあるからだ。そのため、U-DNAは頻繁に塩基配列が変化し、またそれを防ぐためには、損傷してUに変化したCと元々がUであるのと識別する必要があるという問題がある。TはUの2'にメチル基がついている構造をしている。メチル基は水素結合に係わるものの他の原子には殆ど反応しない。また、Uに比較してCからは容易に生じず、Cの損傷によって生じたUを容易に検出できる。 以上より、DNAではUではなくTが用いられているが、ウラシルはチミンよりエネルギー的に有利であるため、RNAではウラシルが用いられている。

物理化学的性質の相違

DNAとRNAの物理化学的性質について。DNAとRNAはともに紫外線である波長260nm付近に吸収極大を持ち、230nm付近に吸収極小を持つ。この吸光度はタンパク質の280nmよりもずっと大きいが、これはDNAとRNAの塩基はプリンまたはピリミジンに由来するためである。ただし、二重らせん構造のDNAの場合、溶液を加熱するとその吸光度は増す(濃色効果)。これは、DNAは規則正しい2重らせん構造ゆえ、全体の吸光度は個々の塩基の吸光度の総和より小さい(淡色効果)が、熱によって水素結合が切れ、2重らせん構造が解け(核酸の変性)、個々の塩基が自由になり、独自に光を吸収するためである。また、DNAとRNAはアルカリ溶液中で挙動が異なる。RNAは弱塩基でも容易に加水分解するが、DNAは安定して存在する。

細胞内でのDNA

真正細菌において核DNAは通常環状DNAとしてむき出しの状態で存在し、細胞質核様体を形成する。また、プラスミド (plasmid) と呼ばれる核外の環状DNAが存在することがある。

真核生物においては細胞核内に線状DNAとして存在し、ヒストンと結合して染色体を形成している。ちなみに動物細胞は直径が1000分の5ミリメートル程しかないが、その中のDNAをつなげてまっすぐに伸ばすと2メートルにも達する(ヒトの場合)ため、普段は非常に高度に折りたたまれている。染色体はヒストンによってDNAを収納するための箱といえる(詳細はクロマチン)。DNA合成酵素は、DNA合成の際にプライマーと呼ばれる短鎖RNAを必要とし、プライマーは後に除去されてしまうため、線状DNAはDNA合成の度に短くなってしまうことになるが、これを防ぐために末端修復酵素(telomerase; テロメレース)が働いて短くなった分を補うようになっている。このテロメレースの働きが鈍ることによって老化が進むとも言われている。

古細菌は真正細菌と同じように環状DNAとして細胞質に存在するが、真核生物と同じようにヒストン様タンパクと結合してクロマチン様構造をとる。

またオルガネラでもミトコンドリア葉緑体は独自のDNAを持つ。このことがオルガネラの由来に関する膜進化説に対する細胞内共生説の証拠であるとされている。形状は環状のものもあれば、そうでないものもある。

細菌酵母などではDNAは環状のプラスミドとして存在する。

DNAの含有量

核内のDNA含有量は生理的条件に左右されない[1]。すなわち一般的な体細胞[2]二倍体で、卵・精子等は半数体[3]である。つまり卵・精子の核のDNA含有量は、その生物の体細胞のほぼ半分[4]である。DNA含有量は個々の生物で特有であり、一つの種類で、二倍体ならばどの種類の細胞であろうと値は一定である。脊椎動物では両生類では特に高い。哺乳類では種類ごとの含有量の差が小さく、6~7×10^-12gぐらいであり、鳥類はその半分ぐらいである。 この現象は、複製のためにあり、体細胞分裂ごとにDNAは2倍に増加して、2個の娘細胞に等分される。

DNAの合成は染色体が出現する分裂期ではなく、静止核の時期である間期のS期に行われ、分裂期は合成されたDNAを娘細胞に等分する時期に当たる。詳細は細胞周期参照。またDNAは分裂間期から分裂期までの間、転写をせず、安定な状態で、娘細胞の中に入れられる。

DNAの合成

デノボ合成
食物から摂った糖やアミノ酸などを元に肝臓で合成する。デノボ合成を参照。
サルベージ合成
食品から摂取されて分解経路に入ったヌクレオチドを再利用する。サルベージ経路を参照。

DNAの材料

ヌクレオチド及びその結合体であるポリヌクレオチド、DNA、RNAは生物を原料とするほとんどの食品に微量含まれており、白子動物睾丸などでは含有率が高い。DNAを摂取すると、体内でいったんヌクレオチドに分解された後、ヌクレオシド3リン酸となり、RNA、DNAを効率的に合成する材料となる。

工業的に効率的に分離するための原料としてサケ白子ホタテガイ生殖巣などが利用されている。

遺伝情報の担い手としてのDNA

DNAの複製

全ての生物で、細胞分裂の際の母細胞から娘細胞への遺伝情報の受け渡しは、DNAの複製によって行われる。DNA の複製はDNAポリメラーゼによって行われる(詳しくはDNA複製を参照のこと)。

DNAが親から子へ伝わるときにDNAに変異が起こり、新しい形質が付加されることがあり、これが種の保存にとって重要になることがある。

細菌など分裂によって増殖する生物は、条件が良ければ対数的に増殖する。その際、複製のミスによって薬剤耐性のような新たな形質を獲得し、それまで生息できなかった条件で生き残ることができるようになる。

有性生殖をする生物において、DNAは減数分裂時の染色体の組み換えや、配偶子の染色体の組み合わせにより、次世代の形質に多様性が生まれる。

生命の設計図としてのDNA

DNAは生命の設計図とよく言われるが、これはDNAの塩基配列がタンパク質アミノ酸配列に対応しており、生命現象の大部分はタンパク質が担っているため、「タンパク質の設計図」=「生命の設計図」ということである。詳細は遺伝子参照。

連続する3つの塩基配列により、1個のアミノ酸がコードされる。生命体を構成する蛋白は20種のアミノ酸をからなっているので、開始・終止を示すコードを含めて4塩基で表現する為には、3つの塩基が必要かつ十分なものである(コドンを参照のこと)。

DNAのタンパク質合成によって新陳代謝オペロンは行われる。

DNAによるタンパク質合成の順序はセントラルドグマに従う。DNAのタンパク質をコードする部分は外部からの刺激に応じ、RNAポリメラーゼにより、mRNAに転写される。その後、mRNA内でイントロンを除去して遺伝情報を編集(スプライシング)、次にリボソーム内でタンパク質に翻訳され(転写翻訳を参照のこと)る。

3本鎖DNAの存在について

これまで2本鎖、もしくは1本鎖のみと考えられていたDNAであるが、近年3本鎖DNAの存在が示唆されてきている (reviewed in Right 2004; myong et al., 2006) 。

通常、DNAは真核生物の細胞内では2本鎖の状態で存在している。そのDNAのGC含量にもよるが、DNAは60℃前後で水素結合が壊れて1本鎖となる(Tm値)。逆に温度が下がり、0℃を下回るあたり(Bm値。若干の幅がある)で細胞質内のリン酸基を中心に3つの塩基が同じ高さに来ることがある。

この場合、事実上3本のDNA鎖が並列に存在することとなり、DNAは3本鎖となる。リン酸を必要とするため、単純なDNA溶液のみでの実験を行っても、in vitro(試験管内などの人工的に構成された条件下)での証明が難しい。今後はより再現性を高めた研究が進むものと期待されている。

3本鎖となったDNAにおいても、そのねじれは2本鎖の場合と変わらず、約10.5塩基ごとに1周である。3本鎖になることにより、2本鎖の場合のDNAの一次構造の保持への負担はより軽くなると思われがちである。しかし、実際に保持エネルギーを計測すると3本鎖DNAの方がエネルギーが大きく、遥かに不安定であることが実験的に証明されている (reviewed in Documentation 2006; leime et al., 2007) 。

なお、一部の担子菌類では、自然界で正常に存在している状態で3本鎖のDNAを有するものが見つかっている。これらのDNAが転写・複製される場合、3本が同時にほどけるのではなく、1本ずつ順番にほどけて複製される。そのため、これらの生物がDNA複製を行う際生体内のDNA量を計測すると、ある1点で急激に増加するのではなく段階的に増加していることがわかる。

DNAの利用

DNA鑑定
DNAの反復領域の違いをもとに、血液その他から人物の特定などを行う。犯罪捜査親子鑑定に利用される。
医療
遺伝子治療オーダメイド医療という、一人ひとりの個性に合った治療が可能になる。
工業
DNAの二重らせん構造を使って、微細な有機分子を捉えるフィルターが開発されている。
健康食品

DNA 小史

  • 1869年: フリードリッヒ.ミーシャー(スイス)がDNAを発見、1871年にヌクレインという名で発表したが、彼はその役割を細胞内におけるリンの貯蔵と考えていた。(後にリヒャルト・アルトマン(ドイツ)によってヌクレインは核酸と改称される)
  • 1885年: A.コッセルがアデニンを発見。86年にグアニン、93年にチミン、94年にシトシンも発見。
  • 1909年: フィーバス・レヴィーンがリボースを構成糖とする核酸・RNAを発見。
  • 1929年: 上述のフィーバス・レヴィーンがDNAの構成糖はデオシキリボースで、核酸にはDNAとRNAの2種類あることを発見。
  • 1944年: オズワルド・アベリーらによって肺炎双球菌を用いて DNA が形質転換の原因物質であることが証明される。これはDNAが遺伝子本体であることを強く示唆したものであると理解された(当時、遺伝子の正体がDNAかタンパク質か論争が起こっていた)。
  • 1952年: A.D.ハーシーとM.チェイスは、バクテリオファージを用いて、DNAが遺伝物質であることを直接に確認(ハーシーとチェイスの実験)。DNA が遺伝物質であることが決定的になる。
  • 1953年: J.ワトソンF.クリックロザリンド・フランクリンモーリス・ウィルキンスの研究データの提供によって DNA の二重らせん構造を明らかにした。
  • 1956年: A.コーンバーグによってDNAポリメラーゼが発見される。コーンバーグはDNAポリメラーゼの精製にも成功している。
  • 1957年: M.メセルソンとF.W.スタールによって DNA の半保存的複製が明らかにされる。
  • 1967年: 岡崎令治らによって岡崎フラグメントが発見される。
  • 1970年: H.スミスによって制限酵素 HindIIIが分離される。
  • 1971年: ポール・バーグによって史上初の組み替えDNA実験を行った。発ガンウイルスの1種SV40のDNAを、ある種のバクテリアファージに組み替えることに成功。その後、実験室から漏れ出した大腸菌の危険性を指摘され、4年後アシロマ会議を主催する。
  • 1975年: 上述のバーグの呼びかけでアシロマ会議開催。

詳しくは遺伝子を参照のこと

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 細胞の分化に伴いDNAの一部が欠落する場合を除く。
  2. ^ 通常のコケは配偶体で半数体である。
  3. ^ 二倍体の半分は一倍だが慣例的に半数体と呼ぶ。
  4. ^ 厳密には、y染色体がx染色体より小さい場合、精子のDNA量はx染色体を持つ場合半分より多く、y染色体を持つ場合半分より少ない。

関連項目

外部リンク





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