忍具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 02:37 UTC 版)
くない 小型の刃物。敵に投げつけてわずかながらダメージを与えるだけでなく、壁などに当てて物音を立て、敵の注意をそらすこともできる。 薬 使うと体力を少し回復することができる。回復量は体力の最大値の半分に満たない程度。強敵相手ではピンチになってから使ったのでは遅い場合もある。 秘薬 ひとつ使っただけで体力を大幅に回復することができる。瀕死の状態でもほぼ全快近くまで回復。入手はそれほど困難でもないので、薬では回復が追いつかないときには惜しまず使うべき。 煙玉 投げつけると煙を出し、敵の目をくらましてしばらくの間足止めすることができる。 吹き矢 毒矢を放ち、その毒で敵を苦しめ動きを一時封じる。こちらに気付いていない敵の頭部に近距離から命中させれば、一撃で殺す(瞬殺という)こともできる。ただし、しっかりと鎧兜を身につけた上級兵士には効果がなく、逆に存在を知らせてしまうだけである。 鉤 鉄弦に取り付け、要所要所に引っかけてぶら下がることができる。主な使い方として、ぶら下がりながら振り子のように前後に揺れ、その勢いで前方に飛び、通常のジャンプでは到達できない高所や遠い地点へ移動するというものがある。その他にも多彩な用途があり、攻略には欠かせない。 お守り 身につけておけば、戦闘などで死亡したとき、一度だけ体力全快の状態で復活することができる。ただし、転落死の場合は効果がない。 鉄爪 狭い通路など使える場所は限られるが、装備していれば天井に張りつくことができる。天井で敵を待ち伏せ、頭上から奇襲をかけて瞬殺したり、やり過ごしたりすることができる。 水蜘蛛 装着すると水面を歩くことができる。ただし、歩く以外の一部行動に制限を受ける。水からあがったらすみやかにはずした方がよい。 緋走 空を飛ぶかのように高くジャンプすることができる。 気遁 姿を消すことができる。ただし、立ち止まっているかゆっくり歩いている間のみ有効である。 遠眼鏡 その名の通り遠くを見ることができる、望遠鏡。ゲームを進めれば途中で自動的に手に入り、それ以後いつでも使用可能になる。 忍装束 身につけると敵の矢での攻撃を無効にし、銃弾もダメージを軽減することができる。遠眼鏡と同じくゲームを進めれば自動的に身につけることになる。また、ゲーム画面内での姿も当初の赤い着物姿からこの装束の姿に変わる。入手はゲーム終盤となるが、その後はエンディングまでこの姿(一部のシーンをのぞく)となる。
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忍具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:16 UTC 版)
忍者が用いる武器・道具である。 手裏剣 - 手投げの刃物。形は棒状のものから十字型、円形のものまである。重くかさ張る為、通常、携帯していた数は1枚から、多くても3〜4枚のみだったという。 くない - 両刃の道具。「苦無」あるいは「苦内」とも表記される。 忍刀 - 携帯性や機能性向上のために工夫された刀。特徴は当該項を参照。 鎌 - 鎌は日本の農具で一般的に入手が容易である刃物であり、農民として行動する際に携帯していても不自然ではない刃物である。忍び鎌 鎖鎌 鉈 撒菱 - 地面にばら撒いて、それを踏んだ追っ手の足を傷つける武器。植物の種を使用したものは食用が可能だった。 五色米 - 赤・青・黄・黒・紫の5色に染めた米。食用ではなく、仲間との連絡の暗号に用いた。色つきなので野鳥に食われる恐れがない。 忍の六具 - 6つの携帯用具。編笠 - 顔をやたらに見られないようにする。 三尺手拭 - 名のとおり、普通の手拭とは異なり長辺は1メートル弱ある。殺菌効果がある植物・蘇芳(すおう)で染色されているため、包帯として使用可能 鉤縄 石筆 - 粘土、 蝋石の筆 薬 付竹(つけだけ) - 発火用具。 錣(しころ)- 楕円形のようなのこぎり。 龕燈(がんどう)- 現代の懐中電灯に似た形状の携帯用の明かり。内部に蝋燭が入っているが、灯心が常に上を向くようなからくりが施されており、振ろうが上下反転させようが火は消えない。 耆著(きしゃく)- 焼入れし舟形に薄く伸ばして磁化させた鉄片。水に浮かべて方位磁針にする。 坪錐(つぼきり)- 二股の錐。土壁や土蔵に丸い穴を開ける。錠前抜きにも使用される。 戸締器(とじめき)- 角張ったS字の金具。障子や襖の間に挟んで、開けられないように細工、逃走や工作の時間稼ぎに使う。 折りたたみ鑿(おりたたみのみ)- 折りたたむ事が可能で形態性に優れた鑿。 鑿(さく)- 先端が丸くなった、五寸ほどの細い鉄の棒状の道具。開錠に使用される。 万力鎖 - 鎖の両側に分銅をつけた護身用の武器。 鳥の子 - 焔硝(黒煙火薬、もしくは硝酸カリウム)と発煙剤を鳥の子和紙で何重にも包み、卵型に固めた手投げ弾。衝撃を受けると発火発煙する。 打ち釘 - 木製握りの上部から、逆「し」の字に曲がった鉄製の釘が飛び出したもの。両手に持ち、石垣の隙間に釘を引っ掛けて登る。 忍び熊手 - 最先端に鉤爪が付いた、複数(5本程度)の竹の管に紐を通した、形状通りの折畳み熊手。片側の紐を引いてテンションを掛ける事で、竹が繋がって長くなる。 胴火 - 懐炉。銅製の筒に、和紙や植物の繊維を黒焼きにした物を入れておき、火を点ける事で暖を取る。 水松明 - 通常の松明には用いない火薬を使用する事で、水や雨に濡れても消えないように工夫された松明。雨松明とも呼ばれる。 鎹(かすがい) - コの字形をした鉄釘。壁や石垣を登ったり、戸を外して侵入したり反対に戸を閉めて継ぎ目に打ち込んで逃走したり(時間稼ぎ)、丸太をつなげて筏を作るなどしたため、常に携帯していた。 目潰し - 中に唐辛子、灰、薬品等を入れて吹き口から敵の顔面に吹き付けることができるため常に携帯していた。卵の殻に詰めて顔めがけ投げつける手榴弾式の物もあり、こちらは「卵目潰し」と呼ばれた。 忍び竹 - 壁に床に当てることで敵の話を盗聴したり、就寝中であるかどうかを確かめることに使われた。咳をするときには地面に当てることで音漏れを防いでいた。 仕込みキセル - キセルの中に短刀を仕込んでいる。日常生活で使われるため怪しまれる恐れもなく改造することで武器としても使用できる。仕込み物として他に団扇もあった。 仕込み吹き矢 - 通常は横笛として笛を吹いているが、中の紙を回転させることで穴をふさいで針を装着することにより吹き矢となる。針の先端に毒を塗っていた。 鉄拳 猫手 手甲鉤 角指 握り鉄砲、忍び鉄砲 投げ鉄砲 忍び鉄刀 忍び鉄鞘大刀 距跋渉毛 旋盤 礫 弓 足砕 忍び文字 - 木・火・土・金・水・人・身を偏に、色・青・黄・赤・白・黒・紫を旁に用いて、いろは順に当てはめた造字。通信文書を書く時に使った。暗号なので一般の人には読めない。
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