なおかつ

実用日本語表現辞典

尚且

読み方：なおかつ

やはりまだ、それでもなお、などという意味の表現。「猶且つ」「尚且つ」などとも書く。

（2010年10月20日更新）

デジタル大辞泉

なお‐かつ〔なほ‐〕【^▽尚且つ】

読み方：なおかつ

［副］

１ その上さらに。その上また。「美しく、—頭がよい」

２ それでもまだ。それでもやはり。「失敗しても—挑戦する」

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

なおかつ

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 18:04 UTC 版)

接続詞

なおかつ【尚且つ】

1. （接続詞"なお"を"かつ"により強調したもの）並立・累加を意味する接続詞。そのうえに。
   • いわゆる君子なるものが俺と同じ強さの忿怒を感じてなおかつそれを抑え得るのだったら、そりゃ偉い。しかし、実際は、俺ほど強く怒りを感じやしないんだ。（中島敦『弟子』）

Weblio日本語例文用例辞書

「なおかつ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は快活で愛想がよく、親切でなおかつ思いやりがある。要するに立派な人です。
• 彼女は美しく,なおかつ才能がある.
• 彼は選挙で負けたにもかかわらず, なおかつエネルギッシュであった.
• 彼はあんな失敗をしてなおかつ改心しない
• 目覚めている状態でなおかつ安静時に、人の脳波図に現れる正常時の脳波
• 目覚めていてなおかつ機敏な人の脳造影撮影で見られる正常時の脳波