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うずまきナルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/24 13:41 UTC 版)
うずまきナルトは、岸本斉史作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の人物で、同作の主人公。アニメでの声優は竹内順子、「おいろけの術」使用による変化時(ギャルナルト/ナルコ)は小暮英麻。ミュージカルでの俳優は屋良朝幸。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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概要
木ノ葉隠れの里出身で、四代目火影こと波風ミナトと渦の国出身のくノ一であるうずまきクシナの間に生まれた[1]。父譲りの金髪と青い瞳[2]を持つ。九尾の人柱力。
名前の由来は、自来也の小説『ド根性忍伝』の主人公。自来也は「ラーメンを食べながら考えた適当な名前」と流石に諌めるも、ミナトとクシナ両名の強い希望により付けられる。
生まれたばかりの頃、ミナトの手によって当時里を壊滅状態に陥れていた妖怪九尾の妖狐を体内に封印させられた[3]。そのせいで九尾の妖狐を恐れる里の大人達から差別され、自分と同年代の子供達にも疎まれながら育つ[4]。その反動から周囲の目を自分に向けさせようと、歴代の火影の顔岩に落書きしたり授業を抜け出したりと里に散々迷惑をかける問題児だった(飽く迄もイタズラの範疇ではあるが)。しかし、自分を認めてくれた忍者学校(アカデミー)の担当教師うみのイルカの存在もあって、人間的には道を外れることなく成長している。これは、同じ人柱力として疎まれる境遇の中で生きた初期の我愛羅と違い、他者に対する深い憎しみを持っていない事がストーリー全般から見て取れる。
勉強の出来が悪く、特別な忍術の才能にも恵まれているわけではないが、厳しい修行の末“影分身の術”をはじめとする高度な術を習得し、窮地の際にも最後まで諦めず状況を打開するなど、並外れた根性の持ち主である。常人離れした行動力を持ち、良くも悪くも味方の運命を左右することが多いために「意外性NO.1のドタバタ忍者」とカカシ等から評され、異名にもなっている。失敗が多いが「伝説の三忍」の一人である自来也直伝の“口寄せの術”で大蝦蟇ガマブン太を口寄せする(ただしブン太が親分、ナルトは子分)。数ヶ月の期間を経て伝授された“螺旋丸”(らせんがん)も現在では使用頻度が非常に高い十八番の技になっている。型にはまらない柔軟な思考が出来るタイプで、通常考えもしないような術の運用法をして周囲を驚かせるが、これがナルトの急成長の元となっている部分も多い。だがこの異常なまでの成長の速さが、うちはサスケのナルトに対する劣等感を生み、彼が里を抜ける一因となってしまう。
第一部終盤よりサスケを連れ戻すため自来也に師事し、里外で2年半にも及ぶ修行に励んで帰郷。影分身の応用法や幻術の解き方を覚えたり、新術を開発するなどの成長を果たす。また、彼の当初の目的は、強い忍となり里長である火影になることであったが、第二部からは復讐のため出奔したサスケを奪還することに重きを置いている。そのため上忍以上の実力を有してはいるものの、忍としてのランクは下忍のままになっている(劇場版短編で中忍試験に参加し、本戦で木ノ葉丸相手に終始優勢を保ったが、禁止されている仙術を使ったため失格となった)。
一人称は「オレ」。口癖は「…ってば」と語尾に「だってばよ」(これは母クシナの影響で、彼女の口癖は「だってばね」)。
悪戯の一環として、全裸の女性に変身する“おいろけの術”やそれに影分身を加えた“ハーレムの術”など、大人の男性が喜びそうな術(エロ忍術)も使う。第一部では子供だったがお色気にはわずかにも興味があるらしく女湯を覗こうとしたりするが、師匠・自来也に対してはそれを自重する様注意している。それは第二部でも変わらず上記の術以上のお色気忍術を開発したりと、異性に対して歳相応の興味を持っている様子であるが、自来也の著書「イチャイチャシリーズ」に関しては以前と変わらず「つまらない」と述べている。またアニメでは公衆の面前でエロ忍術を披露しようとした木ノ葉丸に対し、時と場所を選ぶようにと注意するなど周囲に気を使っている。
ヒロインである春野サクラに恋心を寄せており、彼女のことを一生懸命守ろうとしている。アカデミー時からサクラのことが好きだった(ちなみに『週刊少年ジャンプ』本誌付属のカレンダーによるとナルトがサクラに惚れた日は4月3日であるとのこと)。ただし、サクラへの好意をサイに見破られ告白しない理由を聞かれた際には、「(サクラと交わした)約束を守れないような男が告白出来るものではない」と考えているようである。だが、第二部に入っても、女心は理解できないようである為か、帰郷時に新エロ忍術を発表しようとしてサクラに殴られたりしている。日向ヒナタから好意を持たれていることを本人に告白されるまで全く気がつかなかった。
第二部での砂隠れでの任務の途中、カカシにより「交わす言葉は少なくとも、誰とでも友達になってしまう」と評されている。また、後にテマリ曰く「人を変えていく力がある」とも言われ、中忍試験以降、殺伐としていた我愛羅の性格を変え風影を目指す要因になったり、里の行く末を案じていなかったチヨバアにそれをもたらすなど、出会った人間に大きな影響を与えることが多い性格の持ち主である。
木ノ葉の里がペインに襲撃された際は、自分への想いを告白したヒナタがペインに重傷を負わされたことで、一度は暴走してしまうものの(この時、綱手に渡された首飾りを失った)、精神体となった父・ミナトとの邂逅を経て暴走を抑え、更には単独で対面した兄弟子であり自来也を殺したペイン外道(長門)との和解を選ぶ等、ひたすら復讐に傾倒していくサスケとは対照的に、ある種の大人としての成長を見せるようになった。
幽霊やお化け等の類は苦手らしく、恐怖による支配を得意とするヤマトにも恐れている一面がある。またその一面はアニメで特に強調されており、オリジナルストーリーやおまけで三代目火影や月光ハヤテが就寝中自宅で幽霊として現れたときにはかなり動揺していた。
第一部
13歳。身長147cm。体重40Kg。アカデミー時代の成績はいつも最下位で、卒業試験は毎回苦手な【分身の術】だったため3度にわたり不合格となっている(アニメでは普通の“分身の術”を使うと相変わらず弱った分身を作り出すようである)。しかし、3度目の不合格直後にアカデミー教員・ミズキの陰謀に巻き込まれ、自分に九尾が封じられていることを暴露される。それにより絶望するが、同時に師であるイルカの本音を知り吹っ切れ、里から盗んだ禁術の巻物から会得した“影分身の術”でミズキを撃退、そしてイルカから忍者の証である額当てを貰い、晴れて卒業する。
ライバルのサスケ、恋心を寄せるサクラと共に上忍のカカシの下で【第七班】として三人一組(スリーマンセル)を組み(アカデミーで成績最下位だったナルトと成績トップのサスケが班を組むことは、各班のパワーバランスを考えると必然的なものだった[5])、カカシによる合否判定の演習を経て正式に忍者(下忍)となったナルトは、波の国での護衛任務の中での桃地再不斬、白との戦闘、中忍試験、さらに伝説の三忍の1人・自来也との出会いを経て、大きく成長を遂げる。
中忍試験では予選で大蛇丸や薬師カブト(この時は中忍試験受験者を装っていた)と初めて対面する。第三の試験予選では犬塚キバと対戦し、屁による奇襲という意外性ならではの発想をきっかけにキバを倒す。最初はナルトを馬鹿にしていたキバもこの戦いを通してナルトを認め、以降馬鹿にする事がなくなった。そして本戦では日向ネジと対戦する。天才と言われるネジの攻撃に圧倒されていたものの、九尾のチャクラを引き出す事により勝利する。直後の木ノ葉崩しの任務では、我愛羅と対峙する。同じ人柱力であり、未だなおその苦しみの中でもがいている我愛羅を恐れていたナルトだったが、我愛羅に捕らえられたサクラや呪印に侵食され動けないサスケを助ける為に必死に戦う。ガマブン太を口寄せする事に成功し我愛羅を退け、互いを理解し合った。
その後自来也に五代目火影就任を要請する為の綱手捜索に連れ出され、途中で暁の一員、うちはイタチと干柿鬼鮫に遭遇。ここで、自分の中の九尾が暁に狙われていること、サスケが語っていた「殺したい男」がイタチであることを知る。捜索の道中、自来也から“螺旋丸”を伝授される。必死の修行でも未完成だったその技を、綱手と対峙していた大蛇丸一味のカブトの戦闘中に完成させ、負傷しながらもカブトを行動不能にする。この後綱手から首飾りを貰い受け、身につけるようになる。
木ノ葉に帰還後病院の屋上でサスケと対峙し螺旋丸を使うが、その螺旋丸がサスケの“千鳥”の破壊力にも勝っていたことが、皮肉にもサスケの嫉妬心や焦りを生む。シカマルからサスケが里を抜けた事を聞かされ、サクラと「サスケを連れ戻す」という一生の約束をして彼の奪還任務に参加する。再会したサスケとは壮絶な戦いを繰り広げるが、彼を引き止めることはかなわず、その後サスケを連れ戻すために自来也に正式に弟子入りし、2年半の修行の旅に出る。
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- ^ 火影の息子であることが公になるとナルト自身に危害が及びやすくなる可能性があったため、ナルトは両親の素性を知らされていなかった。そのため、父親の波風姓ではなく、母親のうずまき姓を名乗っていると思われるが、うずまき一族の事を知っている人物には逆効果になった事もある。
- ^ 瞳の色は状況に応じて変化し、九尾の力を強く行使すると赤、仙人モードでは黄、両方を同時に使用するとオレンジになる。
- ^ ミナトが自分の息子なら、半分に封印した九尾のチャクラの力を使いこなせると信じ、九尾を操り木ノ葉隠れの里を襲わせた黒幕と特別な力がないと太刀打ちできないために封印した。
- ^ 三代目火影・猿飛ヒルゼンが定めた「ナルトに九尾が封じられていることの口外禁止」という掟により九尾のことは知られなかったものの、大人達のする扱いを子供達も真似ていったため。
- ^ 小説版では、三代目火影・猿飛ヒルゼンの根回しで組まされている。
- ^ これ以前に、初代火影のチャクラに反応し尾獣のチャクラを抑制する効果を持つ首飾りを綱手から譲り受けており、これとヤマトの術と併用している
- ^ 皮膚が無く筋肉が剥き出しである以外は大きさも外見も九尾そのもの
固有名詞の分類
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