@川島プロダクション
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「ウレロ☆シリーズ」の記事における「@川島プロダクション」の解説
川島 演 - 劇団ひとり(川島省吾) @川島プロの社長。大手芸能事務所「クイーンステージ」から独立して「@川島プロダクション」を江東区にて創業。もめ事が好きで余計な顔を突っ込みたがる。行きつけのキャバ嬢エリナに恋をし、無理やりアイドルデビューさせようとするところから騒動が始まる。 主に女性のアイドルを売り出す立場でありながら自身はゴリラ似のキャバ嬢エリナと付き合うなど、人よりも女性への美的感覚が多少ズレている部分がある。普段は非常識で適当な言動が目立つダメ社長だが、時々良いことを言う男。エリナに貢いでおり、色んな人から借金をしている(借金がきっかけで騒動が起こることも多い)。付き合いの長い升野とは子供じみた喧嘩をしょっちゅうするも、なんだかんだで信頼している模様。 『ウレロ☆未完成少女』では、UFIが売れたことで調子に乗り、意味不明な人材を次々と事務所に入れている。また豊本探偵事務所に探偵として所属しており、「探偵としては豊本の部下」と自称している。 『ウレロ☆未体験少女』では放漫経営のためGCK(Great Company Kawashima。@川島プロから改名)を追放され、新しく「@川島プロNEO」を立ち上げるが、今度は風俗店に入り浸るようになって騒動が起こる。マザコンの気がある。 升野 演 - バカリズム(升野英知) 敏腕アイドルプロデューサー。飯塚に次ぐ常識人だが、あかりに次いで短気で怒りっぽく、飛び蹴り(主に角田)やプロレス技などをぶちかます。美人な女性には弱く、美人を相手にすると話せなくなったり気絶したりする(初期のころはメガネを外したあかりともまともに話せなかった)。キレるとプロレス技を繰り出す。背が低いため、背の高いあかりと犬猿の仲(実際の升野と早見は同じ身長)。また、あかり程では無いものの角田を嫌っており、邪険に振舞うことが多い(が、時々気をつかうこともある)。 『ウレロ☆未完成少女』では、物語の終盤に突如事務所に押しかけてきたゼウス橋本の攻撃を何度もくらい続けた結果、その反動で自身も「ゼウス」の能力を使えるようになり、しかもそのパワーは当のゼウス橋本本人を遥かに凌駕するものであった。そのため、「ゼウス!」の一言で相手を一瞬にして吹っ飛ばせることは勿論、最終回では相手の心の中を読み取ることが出来るテレパシー的能力も備わっていた。最終話ではクイーンステージにアイドルグループ「ビクトリア」を立て直すべく引き抜かれ、@川島プロを去る。 舞台『ウレロ☆未公開少女』ではクイーンステージの映像会社取締役ハイパーメディア総合プロデューサーに就任しており、アイドルプロデューサーにとどまらずテレビ番組の総合演出なども手掛けている。 『ウレロ☆未体験少女』では、超有名大企業のCMタイアップをとってくるなど、退社後も@川島プロの為に一役買っていた。また自身が考案したキャラクター「童貞魔法使いヨシアキ」をヒットさせるなど、敏腕プロデューサーとして一定の成功も果たしている。当初は犬猿の仲であったあかりとはこのシーズンから急激に仲を深めるようになり、遂に交際にまで発展している。しかし升野は恥ずかしさからか、その事を毎回飯塚や川島に追及されても頑なに認めていない。 角田 演 - 角田晃広(東京03) UFIの楽曲制作を担当する作曲家。奈木蒸アツシに心酔する。序盤は常識人的な発言が多かった。自尊心が強い反面、自信が作曲をしたUFIの曲がネットで酷評されてすぐヘコむなど、メンタルが弱い。バツイチで惚れやすく、あかりにも何度も告白してはふられている。前妻への未練をテーマにして制作した「ALONE」がUFIの曲として大ヒットを記録して以降、自身の個人的な事情を曲にしようとしては升野や飯塚に殴られ、怒られている。@川島プロのメンバーの中で一番邪険に扱われる存在であり、半分は自身の自業自得とはいえ、特に升野とあかりからの風当たりの強さは相当なものである。また、あかりには「角田」と呼び捨てされる事も多い。しかし、角田自身はあかりに好意を寄せている。他には周囲から自身の身体的特徴(頭髪の薄さ、でべそなど)を事あるごとに弄られ、ヘコむ事が多い。川島とは付き合いが長い。 『ウレロ☆未完成少女』では「(あかりに)284回告白し、210回ふられ、74回無視された」らしく、あかりに暴力を振るわれるのが毎話の恒例となっている。 『ウレロ☆未体験少女』では@川島プロの所属アーティストとして再デビューを果たそうとするが、CDは全く売れず、@川島プロのメンバーからも冷たい扱いを受けて遂に暴走するが、この行為によって「かこかりん」という架空のアイドル(角田が自分の声を機械で変えたアニメ声で歌ったため)として@川島プロの所属アーティスト兼かこかりんの作曲家になる。また、再婚もした。 『ウレロ☆未開拓少女』では@川島プロから一時期契約を打ち切られたため、ホームレスの姿で事務所に現れる。 飯塚 演 - 飯塚悟志(東京03) UFIマネージャー。中途採用で入社してきた仕事熱心な社員。社内唯一の常識人として、社員全員の奇行にツッコミを入れる。しかし、グズる相手にはすぐにキレて狂暴になり、@川島メンバー全員を恐怖に陥れる。熱い説教が大好きで、団結が必要な時には円陣を組もうとする癖があるが、これが暑苦しいという理由で他のメンバーからは快く思われていない。周囲からは、青いスーツをダサく思われている。昔は今と違って気が弱く、いじめられっ子だった。 『ウレロ☆未体験少女』では入社前からアキという彼女がいることが分かった。 舞台『ウレロ☆未解決少女』では実家がヤクザであることがメンバーに発覚した。また結婚もした。 あかり / ミスX(初代) / 早乙女ニャンコ 演 - 早見あかり 事務員。対人恐怖症のため、いつも度の合わない大きなメガネをかけている。第1話で豊本が所有していた200万円のアニメグッズを壊し、弁償のためにマスクをかぶってUFIにメンバー「ミスX」として強引に加入させられる。序盤は地味な格好をしていたが、話が進むにつれ服装や髪形などがオシャレになっていく。 初期の性格は陰気かつ短気で凶暴。何かあるとすぐキレて机を蹴ったり物を投げることも多く、何事にも無気力で雑務をこなす気もなく、飯塚に話しかけられても無視することが多かったが、対人恐怖症を克服した頃には性格も徐々に明るくなり、「自分は可愛いかもしれない」と自信をもつまでになった。 角田の事をかなり嫌っており、『ウレロ☆未確認少女』第9話にて「生理的に...」とまで公言。のちに角田に対し「やっぱり生理的に無理」とはっきり言い放つ。 『ウレロ☆未完成少女』では何故かオタク趣味に目覚めており、進撃の巨人や劇中作品のピュアラブ学園あなた組などの話題で豊本と意気投合している。 升野とは犬猿の仲ではあるが、舞台『ウレロ☆未公開少女』では升野に思いを寄せる一面があり、『ウレロ☆未体験少女』の9話では升野と交際している発言もしている。 『ウレロ☆未体験少女』では自身が早乙女ニャンコ名義で執筆した漫画「ピュアラブ板前」が大ヒットし、ドラマ化もされる(その後テレビ東京系列にて2014年2月22日の深夜1時45分~2時10分の間に現実世界にて実際に放送)など、すっかり売れっ子の漫画家となっていた。 『ウレロ☆無限大少女』で升野と共に再登場。漫画『ウレロ☆無限大少女』の著者として作品の展開をまとめきれずに四苦八苦していたが、漫画の世界から飛び出てきた川島に連載を辞めようとしたことを叱られ、最後まで描き通した。 『ウレロ☆未開拓少女』では漫画家を辞め、升野とは別の男性と結婚したことが1話で本人の口から語られている。 豊本 演 - 豊本明長(東京03) アニメオタクのアルバイト。会社では仕事をせずに常にパソコンでアニメやネット動画を見ている。特に劇中作品のまじかるガール まさか★マサコに傾倒している。会社に借金があるが、アニメグッズを買い漁るため返済できていない。 仕事をしないアルバイトは世を忍ぶ仮の姿であり、本当の正体はクイーンステージのスパイ(豊本一族のメンバーで豊本28号)である。「オウ、シット!」が口癖。アルバイトとして世を忍ぶ仮の姿を演じていた際は、周囲からその場にいないかの如く扱われる、会話の輪に入れてもらえない、無視されるなど結構他のメンバーからぞんざいな扱いを受ける事が多く、状況によっては角田以上に酷い扱いを受けている。 正体発覚後も会社に残るも、一度スパイとして@川島プロを裏切った身であり、他のメンバーから完全に信頼を得られてはいない。社内にて怪しい事件が起こるとまず初めに豊本が疑われる。また、2ndシーズン以降もぞんざいな扱いを受ける事は少なくなく、時には角田以上に邪険に扱われる事もある。 アルバイト時代はオタクらしく挙動不審な喋り方が特徴的であったが、正体発覚後は堂々とした喋り方に変わっている。 『ウレロ☆未完成少女』では元スパイの知識を生かし探偵業を開業し、川島プロの新オフィスに勝手に豊本探偵事務所を設立してしまう(一応川島プロの子会社という扱い)。調査能力や科学知識などの探偵としてのスキルは意外にも高く、相変わらず好き勝手な行動をするが、結果的に川島プロの窮地を救うことが多い。また漫画の話であかりと意気投合するなど、オタク気質は相変わらずである。「オウ、ミステリアス!」が口癖。 舞台『ウレロ☆未公開少女』では豊本の格闘センスに目をつけたみちのくササヒカリテレビのAD(高畑充希)が鬼相撲大会に出る事を薦め、圧倒的な強さで優勝する。 『ウレロ☆未体験少女』でも@川島プロでスパイとして活動するも、第9話にて川島や升野から「3rdシーズンろくに活躍していない」と罵られるなど、目立った活躍が出来ていなかった。更にこれまで口癖であった「オウ、〇〇!」の「〇〇」の部分が今シーズンは中々定着せず、時には「年貢の納め時~」や「お前らは嘘つきだ~」など字余りで合わない事も度々あった。 『ウレロ☆未開拓少女』では@川島プロでアルバイト兼探偵として活動しており、クリスマスフェス騒動の原因について独自の調査を行う。
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