初期の性格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:33 UTC 版)
「ゴルゴ13 (架空の人物)」の記事における「初期の性格」の解説
上記のゴルゴの性格は、長期に渡る漫画連載によって形成された物であり、初期作品においては後年での作中描写とは違っている点がある。当作品に限った話ではなく、長期連載作品の宿命とも言えるものであるが、若く未熟だったゴルゴが歳月を経て成長したとも解釈できる[要出典]。 感情がハッキリ顔に出る。 ハッキリと驚いた表情を浮かべる 相手を罠にはめた時など、皮肉たっぷりにニヤリと笑う(『黒い熱風』) 自分に不都合なことがあれば、「ちっ」と舌打ちすることもある。(『ビッグ・セイフ作戦』) ピンチに陥った時、自身に問いかける場面がある(『ブービートラップ』) 窮地に陥った時に、わかりやすく動揺する。 自身の過去を詮索された時、相手をきつく睨みつける(『檻の中の眠り』) 精神錯乱剤の一種アクテドロンとメスカリンの入ったシャンパンを飲まされ、幻覚が現れた際に苦痛と焦りの表情を浮かべる(『デロスの咆哮』) 囚人として潜入した刑務所の所長や看守に対し、(死刑囚であるターゲットに近づくための手段とも考えられるが)多数侮辱的な言葉を吐き、挑発する(『檻の中の眠り』) 後年での作中描写に比べて、注意力が足りず、警戒心が薄い。 肉体関係を持った女性がゴルゴの後を付いて来ても気づかず、狙撃の現場を目撃される結局、口封じのため、苦悩の表情を浮かべながら殺害する(『白夜は愛のうめき』) ターゲットを狙撃しようとした瞬間、ゴルゴの偽者(ベン・ピアース)にナイフを投げつけられ、妨害されかける(『ラブはナイフ』) ターゲットの狙撃後、猫の物音に驚いた弾みで薬莢を落とし、警察の捜査を受けてしまう(『ROOM・No.909』) 他人を狙った爆弾に巻き込まれて爆死しかける(ゴルゴは爆弾の存在やその背後関係には全く気が付いておらず、爆死を免れたのも単なる幸運だった)(『殺意の交差』) ゴルゴの気づかないうちに狙撃されかけたことがある(『そして死が残った』『メジャー・オペレーション』『大学教授の私生活』など。いずれも弾が外れて未遂に終わったが、それも単なる幸運だった) 口数が多く、余計なことも口にする。 ターゲットが偽者と分かった理由を長々と喋る(『デロスの咆哮』) ターゲットの殺害前に暗殺される理由を説明したり、自分の名前を名乗ったりする(『檻の中の眠り』) 刑務所からの脱獄中という緊迫した状況にもかかわらず、ハレーションの原理などを長々と解説する(『檻の中の眠り』) 依頼人からの報酬を受け取る際に「たしかに………領収書はいらないだろうね?」とジョークを言ったことがある(『ビッグ・セイフ作戦』) 作者によれば、ゴルゴが無口になったのは「ゴルゴ自身で語らせるよりも周囲の人間に語らせたほうが面白い」という作劇上の都合である。なお、無口がゴルゴの性格として定着した以降においても、ストーリー上の都合でどうしてもゴルゴに語らせる必要がある場合、稀にゴルゴが饒舌になることがある。 ほとんどはターゲットかゴルゴを狙った相手と至近距離で対面した場合であり、死にゆく相手の質問に対しては、依頼者や自分自身のルーツについて以外ならば簡潔に答えることが多く、まれにジョークも口にする(『B&Cクラブ会員死す』)。
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