磯野ワカメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:58 UTC 版)
「サザエさんの登場人物」の記事における「磯野ワカメ」の解説
(いその ワカメ) 声 - 山本嘉子(1969年10月5日 - 1976年3月28日)→野村道子(1976年4月4日 - 2005年3月27日)→津村まこと(2005年4月3日 - ) 演 - 松島トモ子→上原ゆかり→網田麻澄→遠山真澄→森安加代子→鍋本凪々美→錦辺莉沙(観月ありさ版)→秋元真夏(乃木坂46)・齊藤京子(日向坂46)→松岡茉優 サザエとカツオの妹で、タラオの叔母(続柄通り)、海平となぎえと鯛造とトシオの姪、マスオの義妹でノリスケとナナコのいとこ、イクラのいとこ叔母(続柄通り)。磯野家の次女(第三子)。 原作での誕生年は1942年(昭和17年)。原作では登場時が5歳の幼稚園児の設定で最終的に小学1年生で7歳になっている。アニメ版では、9歳でかもめ第三小学校3年2組。血液型はA型。 呼ばれ方 波平、フネ、サザエ、カツオは「ワカメ」、タラオは、「ワカメお姉ちゃん」、マスオ、ノリスケ、タイコ、裏のおじいちゃん、おばあちゃん、難物、軽、甚六、浮江、三郎、友達らからは「ワカメちゃん」、担当の先生からは「磯野」。 容姿 髪型は、サザエと同様にかなり変わっており、おかっぱをアレンジしたような感じである。耳の辺りの毛を前側(正面からみると左右から中央)にカールしていて、後ろ髪を耳の高さで切りそろえている(サザエに切ってもらっており、ふるいを頭にかぶせて切る長さを合わせたこともある)。一度髪形を変えたいと一言言ったら、家族に総すかんを食い、また自身も短い髪が似合うことに気づき、撤回したことがある。 服装はパンツが見えるほどのミニスカート姿である(同級生も同じようなものだが)。この件に関して、日本思春期学会で、女子学生のスカートの丈がしばしば指導の対象となる理由を考察するために、「ワカメちゃんのミニスカートは、なぜ指導されないのか」という演題が発表されたことがある。原作では、冬場はスカートの下に「股引」や長いスパッツを穿いている。 性格 原作とアニメ版では、性格が大きく異なっている。原作のワカメ 天真爛漫で、非常に活溌である。わがままな上にすぐ怒り、良く超音波の様な大音量で大泣きするのが癖(特に欲しいものをねだってよく泣き、些細なことを気にする性格だった。医者(病院)や予防注射を怖がり、連れて行かれそうになると嫌がって泣いて騒いだり、逃げ隠れしてサザエたちを困らせる。ウソ泣きなども辞さないわがままな面も見せ、カツオと共にいたずらを働くことも多い)。初期の頃は人見知りの激しい一面も見せており、寿司職人を医者と勘違いし号泣した(アニメ版ではタラオや幼少期の回想に差し替えられている)。 アニメのワカメ 心優しく、真面目な性格。動物の気持ちを汲んで接したり、ベビーシッターをしたり、年下の面倒見も良い。 色々なものに影響を受けやすく、将来の夢もコロコロ変わっている。そのため時折家族が迷惑しており、特にカツオはワカメと年が近く部屋が一緒なこともあって迷惑がっているところもあるが、他の家族(特にフネとタラオ)は、さほど迷惑がっていない。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}食事中、口をクチャクチャと音を立てて食べる癖がある[要出典]。 「竹を割ったような性格」を「タコを切ったような性格」と聞き間違えたり、くしゃみとしゃっくりを混同して脅かして止めようとしたりと、勘違いや聞き間違いをすることも多い。 アニメではサザエ・カツオと違って、波平に怒鳴られたことは滅多にない。原作でワカメが叱られている場面は、アニメ版では主にカツオ(一部はタラオ)に差し替えられている。 フネと浮江を理想の女性像としている。 担当声優が津村に変更されてからは、性格が初期の性格に近くなっており、カツオをバカにした言動や少し生意気な部分も多く見られつつある。 人物 アニメでの一人称は「私」(初期は「ワカメ」と言うこともあった)だが、原作初期の一人称は主に「あたい」だった。 原作では1番なりたいものとして「お嫁さん」を挙げているが、サザエに「女性の地位が下がる理由」だからと反対されている。 趣味は折り紙、おしゃれ、読書。また原作では、想像力が豊かで童話や即興の歌を作る才能があり、45巻では自作の童話を披露している。 好きな食べ物は、原作ではご飯のおこげと魚の目玉、お茶に醤油を入れたもの。アニメではハンバーグの焦げたところとラーメンのスープ、梅干し入りのお茶、パンの耳、団子。嫌いな物はニンジン 。 外国人が相手でも全然物怖じせず堂々としており、外国語がわからないものの身振りや手振りを使ってコミュニケーションをとることができる。 原作連載中において幼稚園への入園と小学校への入学を経験した。 体育が苦手。 「台場広八(だいばひろや)」という俳優が好き。 勉強について 原作では勉強はあまりできないが、純真なワカメの無知な言動によりその場を和ませることもある。 同じく原作では上に書いたように注射が苦手だがBCGの意味は分からず、結核の注射から逃げていた時、逃げている途中で出会った「BCGを受けに行く」と話した男性について行ったことがある。 アニメ版では「優等生」になっており、真面目に勉強していて学校の成績も良い。 その他エピソード 寝相は悪い。 同名の別の少女が登場している。 連載中盤までは、サザエに次いで登場回数の最も多いキャラクターであり、話の「オチ」を担うこともかなり多い。 作者による20年後の予想図では髪を金髪に染めネックレスをしているなどお洒落になっている。夫と一人の子供がいる。「サザエさん30年後」ではフネに似た口調でしゃべり、2人目の子供を連れている。 モデルは長谷川町子の姪の長谷川たかこ。
※この「磯野ワカメ」の解説は、「サザエさんの登場人物」の解説の一部です。
「磯野ワカメ」を含む「サザエさんの登場人物」の記事については、「サザエさんの登場人物」の概要を参照ください。
磯野 ワカメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:24 UTC 版)
磯野家の次女。原作漫画では最終的に小学1年生で7歳の設定だが、アニメではかもめ第三小学校の3年生。
※この「磯野 ワカメ」の解説は、「サザエさん」の解説の一部です。
「磯野 ワカメ」を含む「サザエさん」の記事については、「サザエさん」の概要を参照ください。
- 磯野ワカメのページへのリンク