観月ありさ版
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21世紀初頭より、観月ありさがサザエを演じる単発ドラマが、これまでに4回アニメ同様フジテレビ系列全国ネットで放送されている。いずれもハイビジョン制作。 パート1: 2009年11月15日にフジテレビ開局50周年記念番組として放映。視聴率は20.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同様) パート2: 2010年8月8日(フジテレビの日)に夏休みスペシャルドラマとして放映。視聴率は16.5%。 パート3: 2011年1月2日に正月特番および「サザエさん生誕65年記念」(原作誕生から65年目)として放映。視聴率は11.0%。 パート4: 2013年12月1日にフジテレビ開局55周年記念番組及び「アニメ『サザエさん』放送45周年記念」番組として放映。視聴率は14.4%。 ドラマの放映日は、いずれもアニメ版の定時放送日と重ねており、その日はアニメ版とドラマ版を1枠化したコンプレックス形式が取られる(アニメが第1部、ドラマが第2部)。パート4ではアニメとの更なるシナジー効果を狙い『サザエさん アニメ&ドラマで2時間半SP』と題され、全3話のうち1話「磯野家はチャレンジャー」の前半をアニメで、後半をドラマで制作するという特殊な構成に用いられた。 観月版では時代設定1970年代前半であり、ダイヤルチャンネル式のテレビや、伊藤博文の千円札や岩倉具視の五百円札といった紙幣などその当時の物が作品内で登場するなど、その当時の生活ぶりが垣間見られる。また、BGM、玄関扉や襖の開閉音、タラオの足音、タマの鳴き声などはアニメと同じものが流用されている。 パート1に、サザエ役の声優の加藤みどりと、波平役の声優の永井一郎が顔出しで特別出演し、出演自体は短いがいずれも波平・フネと絡んでいる。加藤はその後もパート2に湯水夫人として、パート3にタバコを買いに来た波平と海平とを続けて見て驚くタバコ屋のおばさん、パート4に足を挫いた老婦人役でゲスト出演を果たした。 サザエ:観月ありさ マスオ:筒井道隆 波平:片岡鶴太郎 フネ:竹下景子 カツオ:荒井健太郎(1 - 3)→清水錬(4) ワカメ:鍋本凪々美(1 - 3)→錦辺莉沙(4) タラオ:庄司龍成(1 - 3)→中野遥斗(4) タマ:ねころびぷりん→猫カフェ れおん フーちゃん ノリスケ:田中裕二(爆笑問題) タイコ:白石美帆 イクラ:加藤小桜(2 - 3)→鈴木もも(4) / 桂玲子(声のみ) サブロウ(三河屋):勝俣州和 その他 伊佐坂軽:戸田恵子(2 - 3) 伊佐坂浮江:倉科カナ(2 - 3) 伊佐坂難物:三谷幸喜(2) 花沢花子:赤石那奈(2 - 3)→松田杏咲(4) 中島弘:市川理矩(2 - 3)→品川凛生(4) 大空カオリ:田辺桃子(3)→吉岡千波(4) 早川:柴田みなみ(4) 花沢の父:田口浩正(2・4) 警官:柳沢慎吾(2 - 3) 穴子:武蔵(3 - ) 穴子夫人:北斗晶(3 - ) 専務(波平の上司):小倉智昭(3 - ) 三河屋の主人:アニマル浜口(4) 裏のおじいちゃん:ミッキー・カーチス(4) アニメ版声優による特別出演 永井一郎自動車教習所 所長(1) 加藤みどり波平の勤務先の女性社員(1) 湯水夫人(2) タバコ屋のおばさん(3) 足を挫いた老婦人(4) パート1他 電気店店員:オードリー パート2他 花沢の母:山本圭子(声のみ) クリーニング屋:徳井優 クリーニング屋の妻:柴田理恵 魚徳:春海四方 パート3他 海平:片岡鶴太郎(二役) 詐欺師の男:田中要次 八百屋:U字工事 警官の上司:ガッツ石松 テレビマン(平川英慈):川平慈英 寿司屋:温水洋一 波平がゴルフでホールインワンを決めたという初夢に出てきた美少女たち:少女時代 カツオが妄想する、大人になった本人:トシ(タカアンドトシ) カツオが妄想する、大人になったカオリ:平野綾 カツオが妄想する、大人になった花沢:近藤春菜(ハリセンボン) 花沢が妄想する、大人になった本人:佐々木希 巫女:加藤綾子(フジテレビアナウンサー) 巫女:生野陽子(フジテレビアナウンサー) 巫女:松村未央(フジテレビアナウンサー) パート4他 犬を連れた婦人 / 本人役:水前寺清子(特別出演) 花沢不動産の縄跳びチームメンバー:SOLIDEMO 占い師:ウド鈴木(キャイ〜ン)※2006年4月22日放映のアニメ版では本人役としての出演経験がある。 絵描き:蛭子能収 泥棒:小峠英二(バイきんぐ) 黒猫のセーターの婦人:白鳥久美子(たんぽぽ) 駅員:宮地大介 小学校時代のサザエ:柳町夏花 ガリタ:カガリP
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